某県某市の国道に、「さわやか歩道橋」という名前の歩道橋があります。 なぜそんな名前がついているのかというと、この歩道橋には「さわやかおじさん」が出没するからなのだそうです。 夜中にこの橋を渡ると、反対側から黄色いスーツを着た黄色い顔のおじさんが歩いてきます。 おじさんは通行人の前に立ちはだかり、ニヤリと笑って 「きみとぼく、どっちがさわやか?」 と尋ねるのだそうです。 「あなたですよ」 と答えると、おじさんはうれしそうな顔をして、 「そうかい。さあ君もこれを飲んで、ぼくのようにさわやかになりなさい」 と言って、メローイエローをくれるのだそうです。それを飲むと、体が黄色くなって死んでしまうのだそうです。 「きみとぼく、どっちがさわやか?」 とおじさんに訊かれて、 「わたしですよ」 と答えると、おじさんは恐ろしい形相で 「なら、きみのさわやかさを分けてくれ!」 と叫びながら追いかけてくるのだそうです。 追いかけられてつかまってしまうとどうなるかは、誰も知りません。 ● メローイエローを飲むと死ぬって、それ要するに賞味期限が10年くらい過ぎてるってことじゃないのか? ●恐ろしいですねー。他にも、「ふれあい橋」と名のついた歩道橋や橋が各地にあるようです。きっとそこには「ふれあいおじさん」が出没するのでしょう。夜中に女性が通りかかると、赤いスーツを着た赤い顔のおじさんがメローレッドを……。 ● そればっかだな。
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