第1研究室


研究レポート1 足型はただの目印か


長野県阿智村
長野県阿智村
足型研究の初めにまず、
「足型は足をのせるためのものなのか?」
について考察してみたいと思います。
これをご覧ください。→

へえ、足型が4つも並んでる。かわいいね。

4つもあるということが何を意味するかわかりますか?

…たとえばここは子どもの通行が多いとか?

いい線です。君はさっき「足型はただの目印だから、足をのせる必要はない」って言ったでしょう。ただの目印なら、どうして4つも足型が必要なわけ? でっかいのを一つ描いておけば充分なはずでしょう。

そりゃまあそうだけど。

子どもの数が多いから、みんなが足をのせられるように足型の数を増やす。ってことはやっぱり、道路の足型は歩行者が足をのせるためにあるんですよ。

まあね、そうかもしれないね。

現在でも足型が作られ続けているということは、「足型に足をのせたい!」という切なるニーズがある証拠ですよ。需要と供給は一体のものですからね。

どちらかというと、供給過多のような気がしないでもないけどな。


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