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J33 <研磨・切削> トリマーテーブル  (2015.2.13)

 木工仲間からトリマーを格安で譲ってもらいました。

 しばらくほったらかしだったのですが、ようやく重い腰をあげました。
 
 丸ノコとテーブルソーの関係と同様にトリマー単独とトリマーテーブルでは格段に使い勝手が違う
(らしい・・・って、言うまでもなくこれから使い始めるわけで・・・)ので手始めにトリマーテーブルを製作することにしました。

 製作するにあたりネットでいろいろとその仕様について検討した結果、デザインはMIRAIさんのトリマー天板セットを参考にさせていただきました、ありがとうございました。
・・・と言うかほとんどそのままコピーしていますが、本家はこちらです。・・・・ (^ω^)


  

 このデザインの最大の特徴は大小2つのビット穴を設けることでインサートプレートを省いている点で、トリマー本体はスライドベースに取り付けることで容易にビット穴を移動できるように工夫されています。

 他方、台は2つの作業用扉がある密閉系なのですが、内面に遮音シートを貼って騒音を抑えていることが、住宅地の屋外工房では大きなポイントになりました。
実は遮音についてはネットでは全く触れられていませんが現物を見る(聞く)機会がありこの点も気に入りました。
 
 本セットの天板は6mm厚で梨地アルマイト処理の高精度アルミ板が使われていますが、さすがにこれと同等品は入手できませんので、市販の材料から天板には8mm厚の人工大理石を、スライドベースには3mm厚の複合アルミ板をそれぞれ使いました。

 出来上がった台のサイズは390×330×310H(mm)、天板は420mm角です。



若干工夫した点は、

・台の内壁にフックを数か所取り付けて各種備品を収納します。例によって、散逸防止です。

・作業用扉のストッパーには磁石を使用しました。

・天板上の両端にステンレス定規を留めるための溝をいれ、その底に固定用に磁石を埋め込みました。

・2つのビット穴の間に溝(約12w×2d(mm))を切り、溝加工で天板の穴からフェンスが離れたときにもフェンスの集塵機能が有効になるようにしました。
               

 テーブルソーも同じ材料で作成し、台は共通にして適宜交換して使用するのですが、天板の位置決めを容易にすべく、台上端にダボを打ち天板を落とし込む機構にしました。

 テーブルソーはこちらです。

 学研のDIY雑誌「ドゥーパ! No.121 (2017年12月発行)」、「トリマー&ルーター上達テクニック(2018年9月発行)」、及び「No.128(2019年2月発行)」に紹介記事が掲載されました。
 リンクはこちらこちらでとこちらす。



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