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N28 ペン立て  (2016. 6. 26)

 ペン立て三題です。

 最初は何の変哲もない箱型で、内容物を分類できるように中に仕切りが入れられる構造にしました。

 材料は栓合板で角の接合は大留め継ぎ、着色・ニス仕上げです。

 次はタンブラー型、二題。

 コンセプトはカジュアルとフォーマル。
 たかがペン立てにカジュアルもフォーマルもないのものですが、出来上がったものを眺めていたらそんな雰囲気かなーと云うことで後付けです。
(^^;;


 カジュアルタイプは外側に焼印が押してあるフランスワインの木箱(だいぶ前に入手した板なのですが、今回調べて初めてフランスワインの木箱であることが判明した次第。何せ焼酎派なのでワインには疎くて・・・・)を使った六角形。

 フォーマルタイプが赤、白のラワン材を交互に使った変形八角形です。

   

 作成には多方転び器治具を使い、底板用の溝加工はトリマーテーブル用傾斜フェンスを使いました。
 組立接着はゴム紐クランプが活躍しました。

 転び角(側板の傾き)は両方とも約7°、塗装はオイルフィニッシュです。


       



 
  (2020. 02. 16 追記)

 フォトフレームで合板の木口を生かした作品を試作しましたが、同じ手法で異なる作品に横展開です。

 「合板木口シリーズ」と命名します。(相変わらず全く知恵のない命名でスミマセン!)

 
 因みに、大きなサイズの板材作成は、

・合板の木口は縦横でかなり雰囲気が変わるので、接着する前にどちらの面を使うか検討して板をカットする。

・使う工具に合わせた作業手順を考慮。
 手持ちの丸ノコテーブルの最大切削厚みは36mmなので、8.5mm厚合板の4枚積層板(厚み34mm)を作り、これを所定の幅にカットしてから最終接着。

・木工ボンドを使う際、大面積、あるいは接着箇所が多いときにはあらかじめ接着面を濡らしておくと慌てなくて済む。

       

 合板木口シリーズの第一作は、以前作ったタンブラー型の形状はそのままで材料だけ変えてみました。
 塗装は木口のパターンをはっきりさせるために、オイルフィニッシュがお勧め
(必須)です。

     

 期待したほど面白い味は出ませんでした。 残念!


 
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