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1599 SOUL STIRRIN'/BENNIE GREEN |
BENNIE GREEN-tb JUG(GENE AMMONS,BILLY ROOT-ts SONNY CLARK-p IKE ISAACS-b
ELVIN JONES-ds
1958.4.28
SIDE 1
1.SOUL STIRRIN' 2.WE WANNA COOK 3.THAT'S ALL
SIDE 2
4.LULLABY OF THE DOODMED 5.B.G.MAMBO 6.BLACK PEARL
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こういうのを好きな自分が好きになる。
一滴の水も飲まず、我慢してやっと喉に通す冷えたビールのように、耳を空っぽにしておいてこのアルバムに針を落とすと、全身に覆い被さるようななんともバタ臭く粘り着くようなソウルが滲みてくる。
ビ・バップの名付け親バプス・ゴンザレスのスキャットが耳に飛び込んでくるや、1500番最期にこう来たか・・・という感慨に浸る。
更にJUGとしかクレジットされていない、誰あろうジーン・アモンズが主役ベニー・グリーンと共にソウルをかき回す。
1500番台にして全く異色だが、素晴らしく度肝を抜かれる完結である。
A面ラストのバラードまでで既に適度に腹が満ちるという感じになる。
ゴンザレスの曲SOUL STRRIN'とLULLABY OF THE DOOMEDがこのアルバムが放つ独特な香りを象徴しているが、グリーンのB.G.MAMBOまで来るとそのバラエティさにやられた!と膝を叩きたくなる。
曲のバリエーションばかりではないだろう。やはりこの異色のホーンの布陣が根こそぎ1500番台のイメージを覆すのだ。
やってくれましたね・・・とね。
ホーンのバックを務めるリズムセクションがこれまた芯のある布陣。エルヴィン・ジョーンズが1500番台で登場するのは、ポール・チェンバースの1564
PAUL CHAMBERS QUINTETからである。彼の起用によって微にいり細に穿つリズムへと変化していった。
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