BLUE NOTE RECORDS



史上最強のジャズ・レーベル ブルーノート5000番台(52年〜55年)更に1500番台、4000番台と続くモダン・ジャズ黄金時代を代表するアルバム群の数々。アルフレッド・ライオンを創設者とし、ルディ・ヴァン・ゲルダーによるスタジオ録音、更にリード・マイルスによる目映いばかりのアルバム・ジャケット、これらによって目も眩む傑作群が次々と我々を魅了する


 

BLUENOTE 1500
BLUENOTE 4000


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1618 BLUES IN THE NIGHT /SONNY CLARK
 「息なり」「打ち込み」「掠め取り」・・・クラークのピアノを長年聴いてきたにも拘らず最も中る(あたる)言い方を未だに見出せずにいるが、「息なり」とは息遣いに任せてというような意味だが、ウエス・ランディのブラシの掠める勢いとあわさってクラークの息遣いが感じ取れるのだが、それは決して深い息ではなく寧ろ浅く短い息だろう。
 「打ち込み」は始終起きることはなく、間合いを計って「掠め取った」浅い音列にメリハリをもたらす硬質の打鍵で、決して多彩とはいえないクラークのピアノテクニックのなかで楔のように打ち込まれる音である。
 「掠め取り」とは簡単に言えばスウィングをもたらす音の拾い方。
 というようなところにクラークらしさがにじみ出ているように思う。
 繰り返すが、クラークのピアノは多彩じゃない。ゴテゴテしていない。淡く淡白ながら妙に愛される要素を持っている。
 これはシングル盤用にレコーディングされたものが収録されている純正ピアノ・トリオ盤だ。BNではクラークのピアノ・トリオだけのアルバムは意外というほどない。
 ソニー・クラークを思い浮かべるイメージ通りの稀なアルバムと言えよう。
 

SONNY CLARK-p PAUL CHAMBERS-b WES LANDERS-ds
Dec 7.1958

1.CAN'T WE BE FRIENDS 2.I COVER THE WATERFRONT 3.SOMBODY LOVES ME 4.DANCING IN THE DARK 5.BLUES IN THE NIGHT 6.BLUES IN THE NIGHT (ALT)7.ALL OF YOU

 

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