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4010 WALKIN' & TALKIN'/BENNIE GREEN |
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ベニー・グリーンのBNにおけるあまりに短い滞在のラストである。BNの当時の主流からすれば、こんな奴がいてもいいかも・・・という程、そのユニークさは飛び抜けていた。 ハードバップの時代に、ビ・バップより更に遡るジャズの故郷を思わせる底抜けの明るさをひっさげて現れ、そして去っていった。 時代の要望が先を競って居るときに、あっけらかんとして手拍子宜しく朗らかに笑い、冗談を言い合って騒ぎ、夜を明かした。 彼が去った後には、何も無かったかのようにジャズが、そしてBNのアルバム群が新たな展開をしていった。 J.Jジョンソン、カーティス・フラーに続く男は、いったい何者だったのだろうかと、立ち止まって考えてみるのも悪くはない。
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BENNIE GREEN-tb EDDY WILLIAMS-ts GILDO MAHONES-p
GEORGE TUCKER-b AL DREARES-ds 1959.1.25 SIDE 1 1.THE SHOUTER 2.GREEN
LEAVES 3.THIS LOVE OF MINE SIDE 2 4.WALKIN' & TALKIN' 5.ALL I DO IS
DREAM OF YOU 6.HOPPIN' JOHNS
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