BLUE NOTE RECORDS



史上最強のジャズ・レーベル ブルーノート5000番台(52年〜55年)更に1500番台、4000番台と続くモダン・ジャズ黄金時代を代表するアルバム群の数々。アルフレッド・ライオンを創設者とし、ルディ・ヴァン・ゲルダーによるスタジオ録音、更にリード・マイルスによる目映いばかりのアルバム・ジャケット、これらによって目も眩む傑作群が次々と我々を魅了する


 

BLUENOTE 1500
BLUENOTE 4000


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BLUE NOTE RECORS OFFICAL SITE

4039 LOOK OUT ! /STANLEY TURRENTINE

STANLEY TURRENTINE-ts HORACE PARLAN-p GEORGE TUCKER-b AL HAREWOOD-ds
1960.6.18
SIDE 1
LOOK OUT 2.JORNEY INTO MELODY 3.RETURN ENGAGEMENT
SIDE 2
4.LITTLE SHRI 5.TINY CAPERS 6.MINOR CHANT

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 パーラン・トリオの泥臭いブルース・フィーリングをテナーで表現すれば、まさにスタンレイ・タレンタインのようになる・・・と思ってしまうほどタレンタインとパーラン・トリオはグッド・フィーリング・カップル?なのだ。
 これがタレンタインのBN初リーダーだが、この後幾度もこのフィーリング・カップルのアルバムがだされることになる。
 12吋アナログ盤ジャケットは、眺めていると相当にインパクトがあるのだが、僕ならテナーをくわえる顔に紫煙がもやっとたなびいていたら最高?なんて思ってしまう。
 シンプル・アコースティック・トリオのLULLABY FOR ROSEMARYのあのジャケットのように・・・。
 そしてA面2曲目のJORNEY INTO MELODYが流れる・・・なんてシチュエーションともなれば、ジャケットを頬ずりしたくもなる。
 バラードを吹くときに出るサブ・トーンを思い浮かべるばかりでなく、口角泡とばすエネルギッシュなテナーの情景でもあり、タレンタイン独特なソウルフルなフレージングの時の様子にも思えるが、ともかくこのジャケットを眺めながら聴くのは、美味い酒の肴を口にする按配だ。何杯でも酒のはかがいくように、何度も針を落としたくなる。
 ラストのMINOR CHANTは僕がタレンタインに抱くイメージそのままだ。黒々して「荒び」を感じさせる魂の勢いがあり、リフを繰り返し吹く辺りの執拗さがズシンと胸にこたえる何かがある。
 
 

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