BLUE NOTE RECORDS



史上最強のジャズ・レーベル ブルーノート5000番台(52年〜55年)更に1500番台、4000番台と続くモダン・ジャズ黄金時代を代表するアルバム群の数々。アルフレッド・ライオンを創設者とし、ルディ・ヴァン・ゲルダーによるスタジオ録音、更にリード・マイルスによる目映いばかりのアルバム・ジャケット、これらによって目も眩む傑作群が次々と我々を魅了する


 

BLUENOTE 1500
BLUENOTE 4000


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BLUE NOTE RECORS OFFICAL SITE

4047 A.T.'S DELIGHT/ART TAYLOR

DAVE BURNS-tp STANLEY TURRENTINE-ts WYNTON KELLY-p PAUL CHAMBERS-b ART TAYLOR-ds POTATO VALDEZ-cong*
1960.8.6
SIDE 1
1.SYEEDA'S SONG FLUTE 2.SPISTROPHY* 3.MOVE *
SIDE 2
4.HIGH SEAS 5.COOKOO AND FUNGI *6.BLUE INTERLUDE

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 ハードバップの現場には欠かせないドラマー、アート・テイラーが残したリーダーアルバムは、驚くほど少なくTAYLOR'S WAILLERによるもの以外思い浮かばない。事実そうである。
 ハードバップ・シーンを知り尽くした彼はジャーナリストでもあって批評力があるが故に、自らの位置をわきまえ、やたらとドラム・ソロをぶちかますようなことはせず、寧ろサイドマンに徹していたという事実は、このアルバムが示すところだろう。
 しかし、いざ出番となれば胸のすくようなソロも演じてくれる。
 アルバムのトップがコルトレーンのSYEEDA'S SONG FLUEを持ってくるあたり意外性充分。それとコンガのカルロス・パタート・ヴァルデスの起用がアルバムに弾みをつけている。
テイラーとヴァルデスにデイヴ・バーンズの壮絶な出だしのMOVEなどは、テイラーのドラム・ソロを含む各人のソロの凄まじさは、聴き応え充分。
 B面に入って趣を変えるのも、ケニー・ドーハムのHIGH SEASとBLUE INTERRUDEを持ってきた為だが、モダンさを強く印象づけられる。
 その2曲の間に挟まったテイラーのオリジナルは、リズム面を強調しヴァルデスとテイラーの出番が多いラテン調の演奏。もう一人のアート、アート・ブレイキーがBNに数多く残したリズムの饗宴に比べればささやかなアイデンティだろうが。
 
 

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