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4051 JACKIE'S BAG /JACKIE McLEAN
これを余りよいと思って聴いたことがなかった。斜に構え過ぎている曲調には好感が持てなかった。意欲作と言えばそうなのかも知れないが、素直にイイと言えないものがあった。BLUE
NOTEでのマクリーンは挑戦に継ぐ挑戦の日々であったのだろう。しかし「歌を忘れたカナリア」のようで残念な気がしていた。 それとソニー・クラークの「不調」にあれっ?と思った。2曲目などはしどろもどろで、ラリッてるみたいに聞こえるなどと思って聴いていた。 しかしこれはやっぱりビシバシ決めてくる各人の覇気に圧倒される。 普通のブルースBLUES
INNなどはプレスティッジ盤でも「あり」だと思われるが、他を聴きつつやはりこれはBLUE
NOTEの音だと思った。FIDEL等は特にそうだ。ハードバップがモダンに響く。考えてみればこれは、一人を除きCOOL
STRUTTINのメンバーである。 なあるほど・・・。
B面はメンバーがすっかり入れ替わってはいてスタイルもモード的だ。つまりはスタイルの異なる記録をひとつのバックに詰めた・・・ということらしい。 4052は80年代まで欠番となっていて、これがティナ・ブルックスのBACK
TO THE
TRACKSというわけである。別盤となったアルバムについては別項で触れるとするが、マクリーン盤のような捻ったところが薄く聴きやすいことだけは言える。 どちらが意欲的で「変わっている」かという判断基準で言うと話は別になるが。
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DONALD BYRD-tp JACKIE McLEAN-as SONNY CLARK-p PAUL
CHAMBERS-b PHILLY JOE JONES-ds 1959.1.18 SIDE 1 1.QUADRANGLE 2.BLUES
INN 3.FIDEL
BLUE MITCHELL-tp JACKIE McLEAN-as TINA BROOKS-ts KENNY DREW-p
PAUL CHAMBERS-b ART TAYLOR-ds 1960.9.1 SIDE 2 1.APPOINTMENT IN GHANA
2.A BALLAD FOR DOLL 3.ISLE OF JAVA
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