|
|
4062 HEADIN' SOUTH/HORACE PARLAN |
HORACE PARLAN-p GEORGE TUCKER-b AL HAREWOOD-ds RAY BARRETTO-cong
1960.12.6
1.HEADIN' SOUTH 2.THE SONG IS ENDED 4.LOW DOWN 5.CONGALEGRE 6.PRELUDE TO
A KISS 7.JIM LOVES SUE 8.MY MOTHER'S EYES
|
|
------------------------
BNにおけるパーランのリーダーアルバムのうちピアノ・トリオというのは、3枚しかない。4028
MOVIN' AND GROOVINと代表作US THREEと本盤だけ。ドラマー、アル・ヘアウッドはデビュー作MOVIN'
AND GROOVIN'以来、ベースのジョージ・タッカーはデビュー作以外はアル・ヘアウッドと共に管入りのリーダーアルバムからサイドマンとして他のミュージシャンのものにも殆どパーランと共にあった。
BNにおけるパーラントリオは不動であって、独特のアーシーなフィーリングを誇示している。三者の絡みから醸し出されるアーシーさは徒者ではない。互いのリズムを微にいり細に穿って補い合い、増幅させるところから生まれる。
大雑把に言えば、パーランのピアノは語尾に韻を踏む短いセンテンスとブロックコードからなるリズミックでパーカッシブな持ち味を持ってい、それと骨太のタッカーのベース、絶妙なリズム感で空気を膨らますヘアウッドのブラッシュワーク等が絡むと蒸気機関車さながらの空気感が漂う。このことは代表作US
THREEで充分に感じとれるが、本作は言わばUS THREE+レイ・バレットのコンガという取り合わせで、リズミックさを増強したものと捉えられよう。
|
|
|
|
|
|
|