BLUE NOTE RECORDS



史上最強のジャズ・レーベル ブルーノート5000番台(52年〜55年)更に1500番台、4000番台と続くモダン・ジャズ黄金時代を代表するアルバム群の数々。アルフレッド・ライオンを創設者とし、ルディ・ヴァン・ゲルダーによるスタジオ録音、更にリード・マイルスによる目映いばかりのアルバム・ジャケット、これらによって目も眩む傑作群が次々と我々を魅了する


 

BLUENOTE 1500
BLUENOTE 4000


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BLUE NOTE RECORS OFFICAL SITE


4073 HUB CAP /FREDDIE HUBBARD
このアルバムと次年にリニューアルしたジャズ・メッセンジャーズのMOSAICを聴き比べると、フレディの複雑な思いが伺える。
 メッセンジャーズをL. モーガンとB.ティモンズが辞めたがっていたという交代のチャンスをモノにしたかった。その為ジャズメッセンジャーズライクな曲を書き演奏することで、存在をアピールしようとした。それが功を奏したのではなかったが、次世代メッセンジャーズの席に、フレディとC.ウォルトンが迎え入れられた。
 メッセンジャーズが新しくなった時、それまでの2管から3巻にホーン陣の厚みを増したが、A.ライオンは、その3管編成の試作盤を作りたかったようだ。どうやらこっちの方の理由でフレディに注目したようである。人選はフレディに任された。これで成功すれば、フレディをメッセンジャーズに抜擢するという思いがあったのだろう。
 しかし、次世代メッセンジャーズの音楽監督は、これまたあたらしくメッセンジャーズ入りしたウェイン・ショーターだった。
 となるとライオンにとってフレディとはどんな位置づけをされていたのか?・・・そんなことを思いつつ、メッセンジャーズ・ライクなHUB CAPを始めとするアルバムに聴き入る。
 トランペットにテナー+トロンボーンというJMの看板とも言うべきホーン編成の厚みを活かしたアレンジが随所で発揮されている。曲的にはA面2曲目のランディ・ウエストンの曲CRY ME NOTと、B面2曲目のC.ウォルトンの曲PLEXUSで、このアルバムの聴き所に思える。



FREDDIE HUBBARD-tp JULIAN PRIESTER-tb JUMMY HEATH-ts CEDER WALTON-p LARRY RIDLEY -b PHILLY JOE JONES-ds
1961.4.9
SIDE 1
HUB CAP 2.CRY ME NOT 3.LUANA
SIDE 2
4.OSIE MAE 5.PLEXUS 6.EARMON JR.


 

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