BLUE NOTE RECORDS



史上最強のジャズ・レーベル ブルーノート
5000番台(52年〜55年)
更に1500番台、4000番台と続くモダン・ジャズ黄金時代を代表す
るアルバム群の数々。アルフレッド・ライオンを創設者とし、ルディ・ヴァン・
ゲルダーによるスタジオ録音、更にリード・マイルスによる目映いばかりの
アルバム・ジャケット、これらによって目も眩む傑作群が次々と我々を魅了する


 

BLUENOTE 1500
BLUENOTE 4000



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BLUE NOTE RECORS OFFICAL SITE

4107 PREACH BROTHER ! /DON WILKERSON
DON WILKERSON-ts GRANT GREEN-g SONNY CLARK-p BUTCH WARREN-b BILLY HIGGINS-ds
1962.6.18
SIDE 1
1.JEANIE-WEENIE 2.HOMESICK BLUES 3.DEM TAMBOURINS
SIDE 2
4.CAMP MEETIN' 5.THE ELDORADO SHFFLE 6.PIGEON PEAS

 4100番台ともなると、多様な店が軒を並べる繁華街という感じだが、レイ・チャールズの下で活躍したというドン・ウイルカーソン率いるヴギヴギバンド?という感じのダンサブルなアルバムである。
 S.クラークがこんなピアノを弾くかという意外さを筆頭にサイドマンがすっかりダンスバンド化してしまうおかしさがある。大抵こういうタッチのアルバムにはオルガンというところが、クラークのピアノでヴギヴギするところが愉快である。

 ともかく躁なアルバムだ。

 ソウルフルなブルースの2曲目。弓で弾く弦楽器のような音色で粘っこく吹くウイルカーソンのテナー。ちょっと類型し難いテナーだ。
 手拍子、タンバリン、かけ声も入るノリに乗った3曲目。4曲目に至っては歌い出す始末。なんでも来いの雰囲気となる。60年代初期のホーン入りインストルメンタルなロックンロールバンドと言っても良いだろう。
 小難しいジャズに飽きたら、頭空っぽになるダンスダンスなこんなの良いかも・・・。
 最後の曲で馴染んだ本来のクラークらしいソロも聴ける。
  
チェンバースとのデュオから始まるLOVER MANは印象に残る。今回の1500シリーズで24bit盤となって強調された(のだろう、多分)ベース音の締まりも良い。

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