BLUE NOTE RECORDS



史上最強のジャズ・レーベル ブルーノート
5000番台(52年〜55年)
更に1500番台、4000番台と続くモダン・ジャズ黄金時代を代表す
るアルバム群の数々。アルフレッド・ライオンを創設者とし、ルディ・ヴァン・
ゲルダーによるスタジオ録音、更にリード・マイルスによる目映いばかりの
アルバム・ジャケット、これらによって目も眩む傑作群が次々と我々を魅了する


 

BLUENOTE 1500
BLUENOTE 4000



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BLUE NOTE RECORS OFFICAL SITE

4138 HAROLD VICK/ STEPPIN' OUT
HAROLD VICK-ts BLUE MITCHELL-tp GRANT GREEN-g JOHN PATTON-org BEN DIXON-ds
1963.5.27
SIDE 1
1.OUR MISS BROOKS 2.TRIMMED IN BLUE 3.LAURA
SIDE 2
4.DOTTY'S DREAM 5.VICKSVILLE 6.STEEPIN' OUT

 このハロルド・ヴィックの初リーダーアルバムにつき合ったG.グリーン、J.パットン、B.ディクソンというバック陣は、L.ドナルドソンやグリーン、そしてパットンのそれぞれのリーダーアルバムで再三演奏しあった仲で、自ずとこれらは似た雰囲気を醸し出す。
 L.ドナルドソンで言えば、GOOD GRACIOUS ! などを聴くと、そのソウルフルな趣になるほどと思う。
 ドナルドソンの変わりにヴィックが入れ替わって、更にB.ミッチェルの冴え渡るトランペットが加わったという違いだけのようにも思えるほど、同じソウルフードを食したような按配である。
 特筆すべきは、冒頭のヴィックのオリジナルOUR MISS BROOKSの初演ということなのだそうだが、残念ながらこれを演ったJ.マクダフのもR.スミスのもまだ手元にないので聴いてはいないから、何とも言えないがオルガン・クインテットのアーシーな演奏である。ユニゾンで奏でるブリッジの華やかさと好対照にヴィックが奏でるテーマのドロッとした血糊のような雰囲気が印象的である。
 続くハードバップ調のTRIMMED IN BLUEなどはまさしくヴィック盤GOOD GRACIOUS !という溌剌としたトラック。やはりパットンのオルガンが色調をソウルフルにしたハードバップという趣にしているのだろう。B面のタイトル曲STEPPIN' OUTもソウルなオルガン・ジャズに乗っかった演奏である。やはりここらが聴かせどころだろう。
 この後が気に入っているのだが、ヴィックがD.ゴードンを思わせる吹きっぷりで男臭くLAURAをやっているワンホーンのトラックだ。このバラードを断然甘くせず吹いているところに惚れる。
 ヴィックにゴードンを感じさせるVICKSVILLEなどもある。
4125 LOU DONALDSON /GOOD GRACIOUS !
LOU DONALDOSN-as GRANT GREEN-g JOHN PATTON-org BEN DIXON-ds
ンバースとのデュオから始まるLOVER MANは印象に残る。今回の1500シリーズで24bit盤となって強調された(のだろう、多分)ベース音の締まりも良い。

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