BLUE NOTE RECORDS



史上最強のジャズ・レーベル ブルーノート5000番台(52年〜55年)更に1500番台、4000番台と続くモダン・ジャズ黄金時代を代表するアルバム群の数々。アルフレッド・ライオンを創設者とし、ルディ・ヴァン・ゲルダーによるスタジオ録音、更にリード・マイルスによる目映いばかりのアルバム・ジャケット、これらによって目も眩む傑作群が次々と我々を魅了する


 

BLUENOTE 1500
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BLUE NOTE RECORS OFFICAL SITE

4205 BASRA / PETE LA ROCA

JOE HENDERSON-ts STEVE KUHN-p STEVE SWALLOW-b PETE LA ROCA-ds
1965.5.19
1.MALAGUENA 2.CANDU 3.TEARS COME FROM HEAVEN 4.BASRA 5.LAZY AFTERNOON 6.EIDERDOWN

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 ロリンズの1581やジョー・ヘンダーソンの4140を挙げるまでもなくBNを通して、あるいはJR.モンテローズのSTRAIGHT AHEADなど数多くの諸作で彼のドラムには「はっ」と思わせられてきていた。
 で、滔々彼のBN初リーダーを聴くに及んで、いちドラマーの凄さ以上の才能にぶつかることになる。
 冒頭「マラーゲニア」はキューバの作曲家によるものだが、情念的な曲風にジョー・ヘンダーソンのうねり狂うテナーのもの凄さとフラメンコを思わせるスティーブ・キューンのピアノ、それらの演奏を始終バックするピートの乱打の迫力が渾然となって迫ってくる。

CANDUからBASRAに至るまでラ・ロッカの作となる。ジョー・ヘンが絡んでいることもあって彼の諸作とダブった印象もあるが、ヒートアップした彼のテナーがラ・ロッカの曲想を縦横に展開していく。ウェイン・ショーター風の「黒マジック」的印象も受ける。
 
 スティーブ・キューンやスティーブ・スワローがこんなところで
顔を出すのも吃驚するが、随所で骨のあるところを聴かせるが、タイトル曲BASRAは聴きどころ。
 エスニック風の曲調で各人が更紗織りのように絡み合って幻想世界に突入していく。

 この盤は人気盤だけにアナログで得ようと思ったが難しく、一時断念してCDで得た。
 
 

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