BLUE NOTE RECORDS



史上最強のジャズ・レーベル ブルーノート5000番台(52年〜55年)更に1500番台、4000番台と続くモダン・ジャズ黄金時代を代表するアルバム群の数々。アルフレッド・ライオンを創設者とし、ルディ・ヴァン・ゲルダーによるスタジオ録音、更にリード・マイルスによる目映いばかりのアルバム・ジャケット、これらによって目も眩む傑作群が次々と我々を魅了する


 

BLUENOTE 1500
BLUENOTE 4000


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BLUE NOTE RECORS OFFICAL SITE

4246 THE EMPTY FOXHOLE/ORNETTE COLMAN
ORNETTE COLEMAN-as,tp,violin CHARLES HADEN-b ORNETTE DENARDO COLMAN-ds
1966.9.9
SIDE 1
1.GOOD OLD DAYS 2.THE EMPTY FOXHOLE 3.SOUND GRAVITATION
SIDE 2
4.FREEWAY EXPRESS 5.FAITHFUL 6.ZIG ZAG
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 4年ぶりのスタジオ録音、その間準備された楽器の習得、10歳の息子の起用、そして聞こえてくる音・・・。
 何度かターンテーブルに乗せてみるものの、言葉に置き換えようとすると「これでいいのか?」と思いとどまらせてしまうということを繰り返していた。
 4224 AT THE "GOLDEN CIRCLE"STOCKHOLM VOL.1を聴いて以来、コールマンは身近な存在になったのに、また突き放されたように思えた。
 無邪気に叩く10歳の息子のビートが嫌に的を得て聞こえる不思議な調和。自分の持つ最大限の表現力を発揮する父コールマン、その父子の不思議な調和の間隙を縫うヘイデンのベース。
 奔放に表現されているかに思えて、実のところ計算づみ。
 無邪気な原初的な「音楽」が図らずも「前衛」を産む・・・という逆説に思えた。
 コールマンの示すテーマはいたって素朴であるという感触は、他の作品でも感じ得たが、ここで聞こえるものもまたそうである。
 音楽の原点てなんだ?なんて難問をいとも容易く示されてしまった気がした。
 「無音」のアルバムも彼らなら可だったかも知れない。

 
 

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