BLUE NOTE RECORDS



史上最強のジャズ・レーベル ブルーノート
5000番台(52年〜55年)
更に1500番台、4000番台と続くモダン・ジャズ黄金時代を代表す
るアルバム群の数々。アルフレッド・ライオンを創設者とし、ルディ・ヴァン・
ゲルダーによるスタジオ録音、更にリード・マイルスによる目映いばかりの
アルバム・ジャケット、これらによって目も眩む傑作群が次々と我々を魅了する


 

BLUENOTE 1500
BLUENOTE 4000


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BLUE NOTE RECORS OFFICAL SITE

5058 HORACE SILVER QUINTET
KENNY DORHAM-tp HANK MOBLEY-ts HORACE SILVER-p DOUG WATKINS-b ART BLAKEY-ds
1954.11.13
SIDE 1
1.ROOM 608 2.CREEPIN' IN
SIDE 2
3.DOODLIN' 4.STOP TIME

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 BLUE NOTE 5000番台には、後に1500番台に12吋化されたものが多いが、これも1518番のHORACE SILVER AND THE JAZZ MESSENGERSとして5062と共にカップリングされている。
 従って何も5000番台の10吋盤を得る必要なないのだが、コレクターの哀しい性で、このジャケットを見たら思わず涎がでてしまう。
 
 A,B面共に2曲というのが、長々「聴かされる」のではなくて、「真摯に聴く」という気分に浸るわけで、特にのCREEPIN'の蠱惑的なホーンの響き、モブレーのソロ、シルバーの訥々としたブルージーなピアノの響きに、「良いなぁ」と惚れてしまい一曲終わればもう一回と針を落とすことにもなる。B面を聴くのはまた今度・・・でも良いとさえ思う。
 でも、一呼吸置いて徐にB面にも針を落とすけど。
 アナログ盤を聴くとは、そういう「儀式的」な手筈を踏むことで、「大事に」アルバムを聴くという姿勢を産む・・・のである。
 そんなことCDでしますか?

 それはともかく、B面の冒頭DOODLIN'も聴くのを待って呉れたかのように鳴り出すと、これまた酔え!とばかりに独特にフレーズが飛び出す。
 これは1518番では最後にくるのだけど、ひっくり返したB面のトップに来てるところが的を得ている気がする。
 で、最後はドバーっと溌剌としたハードバップのSTOP TIMEが来るというわけで、これで締めくくりというのが、シルバー、ブレイキー双頭コンボの勢いを印象づける。
 曲順というのはアルバム制作にとっては大事な要素だ。
 
 こういう「変質的」な聴き方を別に強制してるわけではないから、どうぞ1500番台でご堪能あれ。

1518 HORACE SILVER AND THE JAZZ MESSENGERS

 

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