BLUE NOTE RECORDS



史上最強のジャズ・レーベル ブルーノート5000番台(52年〜55年)更に1500番台、4000番台と続くモダン・ジャズ黄金時代を代表するアルバム群の数々。アルフレッド・ライオンを創設者とし、ルディ・ヴァン・ゲルダーによるスタジオ録音、更にリード・マイルスによる目映いばかりのアルバム・ジャケット、これらによって目も眩む傑作群が次々と我々を魅了する


 

BLUENOTE 1500
BLUENOTE 4000


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BLUE NOTE RECORS OFFICAL SITE

4078 MIDNIGHT SPECIAL / JIMMY SMITH
JIMMY SMITH-org STANLEY TURRENTINE-ts KENNY BURRELL-g DONALD BAILY-ds
1960.4.25
SIDE 1
1.MIDNIGHT SPECIAL 2.A SUBTLE ONE
SIDE 2
3.JUMPIN' THE BLUES 4.WHY WAS I BORN 5.ONE O'CLOCK JUMP
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オルガン・トリオ・フィーチャリング・スタンレイ・タレンタイン・・・だ。
 タレンタインのワンホーン・テナー盤と聴いても良いのかも知れない。CRAZY ! BABAYで聴いたようなスミス独壇場のエネルギッシュさが前面に出てはこないが、あくまで彼のサウンドの別側面を聴くことには違いがない。
 フォーマットに見合った最適なサウンドを聴かせるスミスの好盤だ。
 圧巻はやはりタイトル曲MIDNIGHT SPECIALだろう。
 ブルージーに揺らめくスミスのトリオに乗ってタレンタインがアーシーに吹きすさぶ。
 黒い!

4030 CRAZY ! BABY / JIMMY SMITH
JIMMY SMITH-org QUENTIN WARREN-g DONALD BAILEY-ds
1960.1.4
SIDE 1
1.WHEN JOHNNY COMES MARCHING HOME 2.MAKIN' WHOOPEE 3.A NIGHT IN TUNISIA
SIDE 2
4.SONNYMOON FOR TWO 5.MAC THE KNIFE 6.WHAT'S NEW 6.ALFRED

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 スミスが面白いと思い始めたのは、このアルバムを手にしてからかも知れない。
 まんまと彼の術策に填って、手玉に取られたようになる。
 選曲で引き寄せられ、演奏で熱くなり、60年代ぽいジャケットを眺めて気分がラジオデイズに引き戻される。
 このジャケット、高級車の宣伝写真を拝借しただけのものだそうだ。何らBLUE NOTEレーベルのものとは縁も所縁もないわけで、車の前でポーズをとっているモデルが誰?なんてことは知っても仕様がないのだが、そこが逆に洒落ている。

 曲と言ったが、出だしがアメリカ民謡でよく知られている「ジョニーが帰るとき」で、アメリカ南北戦争で北軍の帰還兵を迎えるために、Patrick Sarsfield Gilmoreにより軍楽隊長に捧げられたものとのこと。
 そんな古い曲をポップにアレンジしたオルガン・ジャズが当時流行ったのだろうが、テーマが終わってクエンティン・ワーレンのギターソロに入るや抜群のノリでスウィングし始める。この瞬間に参る。更にどんどん熱を帯びたエキサイティングなスミスのソロに入っていき興奮は絶頂を迎える・・・まるでテナーか何かの管楽器のブローさながらというところだ。

 後は洒脱な軽いノリでスタンダードを演ったり、BLUE NOTEらしい選曲、A NIGHT IN TUNISIAやSONNYMOON FOR TWOなんてところをエキサイトして演るのだが、とにかく熱い上に抜群のスウィング感に煽られる。まさにCRAZY !なのだ。
 

 

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