CD気まま聴き・・・



その1

その2
その3
その4
その5
 
A LADY IN WAITING / MICHAEL GARRICK
MICHEL GARRICK-p DAVE GREEN-b ALAN JACKSON-ds
1993
JAZZ ACADEMY
1 OLEO 2 PETE KELLY'S BLUES 3 DOLPHIN DANCE 4 All IS FORIVEN 5 I’d CROWN RESIGN 5.THE GENTLEMAN'S GENTLEMAN 6 A LADY IN WAITING 7 LAUGHED OUT OF COURT 8 THE OLD PRETENDER 9 PRINCESS BLUE 10 2°E,3°W 11 ROUND MIDNIGHT 12 SWALLOWS ON THE WATER 13 Dizzymetrics 14 Tea for Two
THE NEW THOUGHT/SEAN HIGGINS
 これは掘り出し物の範疇に入れて良いだろう。今回のジャズ批評に扱われているし、当のネット販売専門店一押しというアルバムだけに、かなり聴き込んだ(つもり)。
 しかし、コメントに困った。ジャケットはいい・・・特筆すべきはそれのみ・・・・てわけにはいかないから、ことあるごとに聴き流し、うたた寝しながらも幾度か何んか出んかと、便通に困ったオヤジ宜しく刻苦勉(便)励励んだ。
 結果、このところピアノ・トリオを聴きすぎて個々に特筆すべきものが見つからなくなってしまったことにハタと気づいた。いわばインポテンツ・・・ってわけである。
 だに依ってインポオヤジの言うことなど信じなくて良いが、これは掘り出しものだ・・と言っておこう。
SEAN HIGGINS-p JOSH RAMOS-b IAJHI HAMPDEN-ds
2005
SEAN HIGINS REC
1.THE NEW GAME PLAN 2.NEW TO ME 3.HALF THE WORLD AWAY 4.INCEPTION 5.FIRST CHANCE 6.ONE FOR NANA 7.HERE'S A THOUHT 8.IN YOUR OWN SWEET WAY 9.HIDDEN COMPLEXITY 10.MISCALCULATION
SOUND GRAMMAR/ORNETTE COLMAN
ハーモロディクス理論なんてもんはてんで知らないが、BN盤のTHE EMPTY FOXHOLEで聴いてたようなシンプルさと破天荒さが混在するパルスにかき回される状況は変わっていないように思える。攪拌される「音楽地場」のなかを音楽の最も素朴な要素である「ウタ」が一本すっと通っていて、何故か知らないが根元的な「哀しさ」が伝わってくる。
 何が悲しくてこんなの聴いてなきゃならんの?というカナシサ・・・なのかも知らないが。
ORNETTE COLMAN-sax,violin,tp DENARD COLMAN-ds,perc REGORY VOHEN-b TONY FALANGA-b
Oct 14,2005
1.INTRO 2.JORDAN 3.SLEEP TALKING 4.TURNAROUND 5.MATADOR 6.WAITIN FOR YOU 7.CALL TO DUTY 8.ONECE ONLY 9.SONGX
THE ERIC BYRD TRIO / ERIC BYRD
 決まって僕は3曲目のラテン・ジャズ調の高テンションに踊らされる。妖しく揺れるメロディとパーカッシブな躍動に爽快となる。
 アルコを効かせた静寂な演奏、剛胆な演奏様々あるがエリック・バード自身のオリジナルの曲想の旨みがピリッと効いている。
ラスト1曲前のラップ調のには恐れ入った。
ERIC BYRD-p BHAGWAN KHALSA-b ALPHONSO YOUNG JR.-ds
2001
FOXHAVEN
1.TAKEN BY FORCE 2.ANOTHER TIME,ANOTHER PLACE 3.FALL OF NIGHT 4.GOLDIE 5.UNDER A BLANKET OF BLUE 6.MAYBE BABY 7.THE CHANT 8.WHEN YOU'RE SMILING 9.A WMC AUTUMN 10.JAZZ THING
THREE FOR ALL /THEO SAUNDERS
 店でかけるようになって何故か直ぐ人気盤となった。暫く廃盤であってつい最近再販されたのが知れていたせいなのか、冒頭から痛快に飛ばす快演のせいか、はたまたやっぱり「音」特にドラムの快音の故か・・・、店主より客の方が良さを感知してる。ん?、どういうわけだとカウンターに座ってみれば、なるほど。
 殆ど頭から数曲で決まり!
THEO SAUNDERS-p CHRIS SYMER-b MICHAEL STEPHANS-ds
1996
BLUE CHIP JAZZ
1.THE KICKER 2.IN A SENTIMENTAL MOOD 3.WHEN YOU WISH UOPN A STAR 4.NARDIS 5.WISH FROM THE HEART 6.CRY ME A RIVER 7.COME RAIN COME SHINE 8.WAITING FOR YOU 9.ELLU'S NIGHT OUT 10.IF I SHOULD LOSE YOU 11.MISTERIOSO
OMNIBUS ONE / ERNST GLERUM
 ダブルベースになる4曲目以降が聞き物。乾いたジャズとでも言おうか、潤いを最低限に抑えた「砂漠のジャズ」。マカロニ・ウエスタン・・・ってのが嘗て流行った。「真昼の決闘」・・・みたいなタイトルで砂漠と太陽と二丁拳銃。やたら長い無言の睨み合いをじーと観てるあのあの乾いた「間」・・・を思い出したりした。
ERNST GLERUM-p,b CLEMENS VAN DER FEEN-b OWEN HART JR.-ds HAN BENNINK*-snare-b
Feb 2004
FAVORITE 2
1.MORE OR LESS SERIOUS 2.OMNIBUS 3.MAKE BELIEVE DIMPLES ON THE BEACH 4.LOCATE 5.EVERLASTING SOUL 6.NAIMA* 7.FLY OVER 8.ENGINEOUS* 9.PIPPIN' 10.SLAM BLUES* 11.CEMENT
NO SAMBA / ALLEN HOUSER
嘗てのジャズ喫茶の人気盤だったそうで、ストイックなイメージのジャケットが既に何か一癖ありげなオーラを放っている。70年代のものは面白いという印象を更に強くした一枚。スリリングなリズム陣をバックに朗々と或いは切り裂くようなハウザーのペットが胸に突き刺さってくる。更にアルコによる妖しい音色が加わる等徒者ではないという印象。
 誰一人知ってるミュージシャンがいないというあたりも凄みの効いた演奏に圧倒される比率に応じて有り難みを増す。
 紆余曲折の70年代に残したスリリングなハードバップのこの記録は、是非コレクションに加えておくことを勧める。
ALLEN HOUSER-tp VINCE GENOVA-p BUCK HILL-ts STEVE NOVOSEL-b TERRY PLUMERI-arco b MIKE SMITH-ds
1973
源:STRAIGHT AHEAD 発:BOMBA
1.MEXICO 2.CHARLOTTERSVILLE 3.NO SAMBA 4.COUSIN RAE'S 3-STEP 5.10 YEARS AFTER
JOYRIDE / ERIK VAN DER LUIJIT
 とてもジャズのアルバムジャケットには思えないが、中身は間違いなくジャズ。しかも間違いなく意欲的で真摯なヨーロピアンタイプのピアノ・トリオ盤である。全編オリジナルで泣く子も黙るリリカルな演奏にしても柔な感じはなく、鋼のような強さを含んでいてかなり前途期待のもてるトリオに思える。いずれ名の知れたレーベルから出てくることだろう。
ERIK VAN DER LUIJIT-p BRANKO TEUWEN-b VICTOR DE BOO-ds
May 2006
自主制作
1.BOOGALOO TO YOU TOO 2.ADRIE & RIA 3.BOO 4.EVOLUTION 5.ANOMALY 6.SUMERSET SERENADE 7.JOYRIDE 8.BRANIMIR 9.PEPETUUM MOBILE
THREE IMPACTS / ED THIGPEN〜TRIO SUPREME
 モンティ、シグペンそれにマクブライドという大御所+1による「お手の物」振りを聴かせてるわけだが、意外と嫌みなく実力のほどを要所要所で実感させられ好感が持てる。エル・クンパンチェロというラテンの名曲を頭に持ってきて、モンテイのオリジナルが3曲目に、「夢見るころをすぎても」を中間に差し挟んで、最後はスティービー・ワンダーのISN'T SHE LOVELYとくる。「おっと!」か「ほー!」かまあ、そのあたりのやってくれるねえ的感嘆符がつく構成。「酒バラ」なんかも重くならずに軽めにスウィンギーに扱ってるし、アコーディオンでのサンバ曲なんかもマクブライドとなかなかいい調子でやってる・・・・というような「ちょい工夫」が旨く効いているアルバムじゃないかな。
MONTY ALEXANDER-p CHRISTIAN McBRIDE-b ED THIGPEN-ds
1997.5.14,15
MELDAC
1.EL CUMBACHERO 2.DJANGO 3.RENEWAL 4.THE DAYS OF WINE & ROSE 5.WHEN I GROW TOO OLD DREAM 6.LIMEHOUSE BLUES 7.MONO TANGO 8.WHERE OR WHEN 9.BLUES IN THE BASEMENT 10.ISN'T SHE LOVELY
IN NEWPORT / MAC CHRUPCALA
 チャラップカーラ(やっと言えるようになった・・・)のは、これまた粗悪なジャケットので最近聴いたばかりだったが、「見つけ次第買え!」の言葉に乗せられて多少躊躇したものの結局入手したのだが、ドラム贔屓の僕もさすがにこれはベースの勝利と言わざるを得ない。ドラムもかなり馬力のあるところを聴かせるが、センスの面ではベースの方がうえだと思う。
 全体のまとまりから言えばそれぞれ溌剌さが放散しぶつかり合っだダイナミックさが売りで唸らせる。
 聞き所は3曲目ANASTASIAという美旋律やビートルズのBECAUSE等を忍ばせているあたりにもある。
 
MAC CHRUPCALA-p JOHN ANTER-ds DAVE ZINNO-b
1996
SEASIDE
1.I THOUGHT ABOUT YOU 2.CALYPSO BILL 3.ANASTASIA 4.SMILE 5.GRAVY WALTZ 6.BECAUSE 7.THE BEST THINGS IN LIFE ARE FREE 8.SPEAK LOW 9.HAVE YOU MET MISS JONES 10.IN THE WEE SMALL HOURES OF THE MORNIN 11.BOOM,BOOM,ROOM

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