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-28- (2006.2 - 2006.4 ) 


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 ('06/4/25) 
更新が遅れます

先週末から出張でアメリカのカンザス州に来ております。なかなか時間が空かずに更新が遅れ気味になりますが、ご了承お願いします。アメリカではビジネスホテルでもインターネットのブロードバンド接続を無料で提供しているところが多いので、便利です。カンザスは竜巻がよく起るところらしいので、いちど見てみたいものだと思っていたら、空が俄にかき曇って、大きなひょうが落ちてきて、激しく動く雲からもう少しで天からの帯が延びてきそうでした。


 ('06/4/21) 
タイの盗難バイク その3 早速バンコク在住の外国籍の方から

バンコクに住む外国人のライダーコミュニティでも当サイトが話題になることがあるようで、以前、自分の買った中古バイクを当サイトで恐る恐る検索したら、ヒットしなくてほっとした、という書き込みを目にしたことがあります。

そんなコミュニティのひとりでいらっしゃるでしょうか、名前からすると東ヨーロッパ系の方から、英語のページの特集を見てでしょう、以下のメールをいただきました。

I have been to many motorcycle shops in bangkok looking for a used motorcycle. 
many dealers have honda shadows, steeds, yamaha dragstars, Suzuki intruders--
that they say are imported. I also notice that at most of these shops they are 
assembling bikes at first it makes you think they are new or refurbished.

Many foreigners get conned in this scam in Bangkok. I don't see why the law 
doesn't close down the shops.

訳すと; 私はバンコクであちこちのバイクショップで中古バイクを物色したことが
あります。そこに並ぶホンダのシャドウ、スティード、ヤマハのドラッグスター、スズキ
のイントルーダーなどは、ショップの言うには[正規に]輸入されたもの、とのこと。こう
したショップでは、バイクを組み立てていたりするので、一見新品か、きれいに再生して
いるものと思い込まされてしまいます。

バンコクではこうして詐欺被害にあう外国人が多くいます。なぜ法律がこうしたショップ
を取り締まらないでいるのか、理解に苦しみます。


 ('06/4/18) 
二輪環境は問題が山積み

9日の日本テレビの放送では、当サイトのタイトルがちらっと画面に出ただけでしたが、その直後からぐんぐんアクセスが増えて、通常の3倍になりました。いかに関心が高かったかということと、同時に当サイトのURLをすでにご存知の視聴者の方が多かったことが分かります。タイのハーレーについては、奪還まで追及を続ける予定です。ひとり日本一国の問題ではないので、英語のページでもキャンペーンを始めました。

同様に、二輪車ETCもシリーズを続けます。今月ハイカが完全廃止になったのに、ライダーは大人しく静まっています。ETC一般モニターも、初めは先行利用を嬉しがるレポートが散見されるだけでしたが、それも慣れてしまえば、車載器についての議論がこれから起ることでしょう。連休にはライダーがどっと高速にも繰り出すでしょうし。

もう一つ、深刻になってくるのは、都心における二輪駐輪場問題でしょう。とくに、大型スクーターは街乗りと路上駐輪の便利さが人気のひとつだったと想像します。二輪駐輪場も徐々に設けられてきてはいますが、絶対数がまだまだです。

盗難も、ETCも、そして駐輪場の問題も、バイクに乗るということが全くの個人的な問題ではなくて、ライダーのコミュニティの問題であることを示していると思います。




 ('06/4/15) 
タイの盗難バイク その2

パーツとしてタイに密輸されたフレームの番号が該当した登録者の皆さんには、すでにメールでお知らせをお送りしました。ただ、ひとりハーレーの方が、昨年8月以降にアドレスを変更されたのでしょうか、不達になっています。 お知らせした方のひとり、Nさんから以下のコメントをいただきましたので、紹介させていただきます。他の方からも、同様に前向きのご返事をいただいています。

こんにちは。[N]です。

本当に、本当に驚きました。

昨年の8月に盗難にあって以来、8ヶ月近くにもなろうとする今、
このような状況になっていると知って驚くとともに、改めて残念でなりません。
またNTVの番組は観てはいなかったのですが、
それがこのような形で関係してくるとは思いもよらなかったです。

通りがかりの乗り逃げ程度であれば、
捨ててあろうといつか手元に戻ってくるだろう一縷の望みがあったのですが、
ご連絡いただいた状況ではまず戻ってくることはなさそうですね。

乗りたいという欲求には勝てずバイクを買い直したとはいえ、
前のバイクへの未練が残っていたのですが、吹っ切れることができました。
わざわざご連絡いただき、ありがとうございました。
心より感謝申し上げます。

ホームページにつきましては、時折のぞかせていただいています。
相変わらず盗難は減りませんね。
私と同じような被害に遭われる方がもっと減るよう、活動頑張ってください。
応援しています。

今のバイクには、[CBX]さん他の方々の盗難対策に関する
ホームページを参考にそれなりの対策を施したつもりです。
盗まれたバイクに対し、今と同じような意識と対策していればと
思い、それが悔やまれてなりません。
身近なバイク乗りにもCBXのことを話し、防犯対策の意識を
持っていただくよう働きかけていくようにしたいと思います。
タイで売られている中大型バイクに盗難車が多くあることは、現地のタイ人の間では周知です。ただ、大型バイクや高価なハーレーなどは、買うのは現地人よりもむしろタイに滞在する、お金に余裕のある外国人が多いのが実情です。

昨年、そんな外国籍の方が、自分の購入した中古のCB1300が当サイトの検索でヒットしたことから、コンタクトして来てくれたことがありました。

 『海外で見つかったNo.2'440 CB1300SFの顛末』('05.11.27)

このケースのように、購入者がなんとかしようと申し出てくれると返還の可能性もありますが、それでも、支払った金額はどうするのか、ショップを訴えるのか、やっかいな問題が生じてしまい、個人のレベルでは解決の難しい問題です。

今回は、まだショップの店頭にあるところを公権力である警察が押収したことと、そのショップが盗品と承知で販売していた事実がありますので、奪還できる可能性が高いと見ています。ただ、タイ側に任せるのではなくて、日本からも連携捜査して、バイク密輸コネクションを解明する必要がありそうです。

分解されたフレームの番号を照合できただけのNさんのケースは「まず戻ってくることはなさそう」と見たほうが、なまじ期待をかけるよりは現実的です。けれど、このインターネット時代、何が起るか、どんな味方が加わってくれるか、どんな技術が私たちを後押ししてくれるか、分かりません。No.3'790 Littel Cub さんは「安い原付ですが友人の形見のバイクなのでどんな形であろうと取り戻したいです。」私もどんな形でもCBXを発見したいと、今でも思っています。
(続く)


 ('06/4/12) 
原チャリと「高級バイク」の距離

No.3'788 習志野市のDIOさんから。

初めまして。
私は、千葉県習志野市在住の会社員です。

先日、バイク盗難の被害にあってしまいました。
すぐに警察に届けましたが、パトロール等で発見
したら知らせるとのことでした。
こう言っては失礼ですが、警察官も事件・事故等が多くて
バイク盗難等の小さな事には、かまっていられない
のが実情のようです。

 ネットで検索したらこのHPの存在を知りましたので、
被害状況を掲載したいと思います。

 バイクを盗んだ人へ
 あなたが、もし自分のバイクを盗まれたらどう思いますか。
人間の心があるなら、直ちに返すべきです。
バイクが欲しいなら自分で買いなさい。
あなたには必ず天罰が下ります。
天罰が下ったとき、きっと後悔するでしょう。
テレビや新聞などで、「高級バイク」の盗難がニュースとして取り上げられるのに、原付きバイクや小中型バイクの盗難は見向きもされないことに憤慨するライダーもいると思います。当サイトは、原付きも大型バイクも、同じモーターサイクルとして区別なく扱っています。それは、愛車を盗まれた哀しみと怒りに排気量の違いはないからです。

でも、大型バイクに限られているとはいえ、バイク盗難をメディアが取り上げてくれるのは歓迎しています。それが、バイク盗難の現状を知らしめる切り口のひとつになればいい、と思うからです。

それと、限定解除ライダー、大型二輪免許所有者は、自らが被害に遭ったら、他のライダーの先頭に立って犯罪に立ち向かう責任と能力があると思います。それが、好むと好まざるとにかかわらず、社会が大型バイクライダーを見る目でもあるでしょうから。


 ('06/4/10) 
タイの盗難バイク その1

番組の放送内容

昨日放映の特番をご覧になれなかった方のために、概要をお伝えします。

日本テレビ「真相報道バンキシャ」の取材陣が、タイで日本からの盗難バイクがほんとに 売られているのか、そのバイク事情をバンコクで取材調査しました。日本車、外車など ショップの店頭に並ぶバイクで、盗難車ではないかと思われるバイクを撮影して、その車体番号 を記録しました。

その何十台もの車体番号を、当サイトの検索を使ってチェックしたところ、2台がヒットしました。

それが、No.2'992 のハーレーV-ROD。2004年6月18日 六本木ヒルズの有料駐輪場からピッキングで盗まれたもの。その犯行の様子は監視カメラでとらえられていました。

もう一台はNo.3'521の同じくハーレーFXSTS。2005年8月9日、原宿駅前の路上での被害でした。

車体番号が一致しただけで、はたしてバイクそのものが被害者のものかどうか、帰国後、V-RODさんとFXSTSさんに映像を見てもらうと、ほぼ自分のバイクに間違いない、と確認されました。

そして、二人はこの2月下旬、バンコクに飛び、そのハーレーショップで現車を確認、そこの店長にこれらは自分たちの盗まれたバイクである証拠を突きつけて、返還を求めました。ところが、ショップのオーナーは、バイクは正規の手続きで輸入されたもので、渡すわけには行かない、売ってやることはできる、と応じようとはしません。

その1月前の取材では、店に並んでいるのは日本からの盗難バイクだ、と自ら吹聴していたものでした。

そこへ、事前に連絡をしていたタイ国家警察が乗り込んでくれて、盗品としてバイクを押収、ショップから関係書類も提出させました。しかし、バイクはそのまま二人に返されたのではなくて、捜査と起訴のために証拠品として警察が預かった状態です。


タイに向かったふたりのハーレー乗りに拍手を

タイでは、日本からの盗難バイクが平然と店頭で多数売られていることは分かっていました。バンコクに駐在されていた当サイトの協力者が、ショップでひそかに車体番号を控えてリストと照合したら、ヒットしたというケースが過去に何件もありました。しかし、本人が現地で盗難車と確認しない以上、手の打ちようもなく、現地の警察も押収ができないでおりました。

今回V-RODさんとFXSTSさんは、番組取材の一環とはいえ、ふたりとも自らタイに飛ぶ決意をして、愛車の奪還に向かいました。ただ自分のバイクのためでなく、日本で被害にあったライダーのためにも行ってくると、はじめてのバンコクに向かったハーレー乗りの、その勇気に敬意を表したいと思います。


国際的組織窃盗の手口が分かってきた

ハーレーショップのオーナーが「正規輸入品だ」と言い張る根拠は、輸入手続きのことを言っています。タイ国家警察が押収した書類の一部のコピーを見せてもらったら、どのように日本からの「不正輸出品」がタイで「正規輸入品」として持ち込まれたか、しくみが分かりました。これらの書類は、国際的捜査協力のために日本の警察に渡されるでしょうが、ひとつここでお伝えしないとならない事実があります。

台湾と同じように、日本で盗んだバイクはパーツに分解して、さらに別々のコンテナに分けて積み込み、「部品」として日本から輸出されますが、タイでの輸入は「正規の」手続きで行わないとならない関係で、窃盗グループは現地での輸入手続きに使うインボイスとパッキングリストにフレーム番号を明記しています。

FXSTSさんのフレームを積んだコンテナのパッキングリストを見たら、全部で44ある「フレームパーツ」の番号のうち、なんとFXSTSさん以外に6台、当サイトの登録にヒットしました。いずれも、FXSTSさんと同じ昨年8月の被害バイクです。それが、9月には日本を離れていました。

この6台については、ここでは公表しませんが、登録者にはこの事実のみを伝える予定でいます。バイクの所在は不明ですが、被害者の知る権利を尊重したいと思います。
(続く)


 ('06/4/9) 
急告! 本日9日18:00日本テレビ『真相報道バンキシャ』で盗難バイク特集

タイのバンコクのバイクショップにならんでいた大型バイクのうち、ハーレー2台が当サイトの掲載リストにヒット、 直ちにそのハーレーのオーナーふたりが、奪還のためにバンコクへ飛びました。そのドキュメンタリーです。 放送予定が急きょ今日になりました。ぜひご覧ください。


 ('06/4/6) 
愛車が消えたとき

No.3'784 TT250Rさんから。

初めまして。
当方千葉県柏市在住の会社員です。

昨日当方バイク盗難被害にあいました。
正直申しまして、盗難にあうのは、大型車や原付ぐらいと考えており、
13年も昔のオフロードを盗む物好きはいないと思っておりました。
被害にあって初めて痛みを知りました。

私が2輪の免許を取ってからずっと一緒だった相棒でした。
あちこち壊れてしょうがないロートルでしたが大切な宝でした。
警察の対応も皆さんが感じられたのと同じ「物」として扱われてしまう切なさも感じました。
何とかならないかとインターネットを検索しても、出てくるのはバイク盗難保険。

新しいものが返ってくれば良いのではない。
相棒を見つけたいと藁にもすがる思いでこちらにお邪魔いたしました。
このようなメールのお願いは初めてであり、失礼等があるかもしれません。
又、個人情報も必要最低限のものしか記入しておりません。
必要事項等ございましたら御指示いただければ幸いです。
どうぞ宜しくお願いいたします。
同じ気持ちを共有される読者の方も多いと思い、引用させていただきました。個人情報については、登録フォームとプライバシーポリシーで案内しておりますように、こちらから要求はしておりません。また、メールに含まれていても、公開も第三者への提供も、しておりません。そのポリシーに賛同してこのような依頼ごとをはじめてメールされる方が多いことを、ひそかに嬉しく思っております。

ただ、このサイトの開設当時はインターネットのプロバイダーも限られており、メールアドレスも大切にずっと使うことが暗黙の前提でしたが、現在のように、使い捨てのアドレスや、頻繁なアドレス変更が一般化すると、それも昔話のようになってしまった感があります。海外で発見されて、登録者に連絡をとろうとしても、アドレスがすでに使われていないことがたびたびありました。当サイトはアドレスをIDのように見做していますので、アドレス変更癖のある方はご注意ください。


 ('06/4/4) 
二輪車ETC問題その13『ETCカードの二輪向け割引の正体は?』

かいばおけさんから、二輪用ETCカードについてのコメントをいただきました。

自動二輪用のETCカード発行(登録)が新年度から動き出しましたね。
それは大変結構なのですが、

「本登録は、二輪車用ETC車載器が市販化されるまでの特例です。」
ということは、未だ車載器の全貌が明かされていない現状で、
登録したのは良いが、車載器は取り付けられない(取り付けたくない)となれば、
その時点で登録抹消されるのでしょうか。

それとも、公式サイト上で公開されている、
あの巨大弁当箱が市販されるのでしょうか。
おそらく、そうなんでしょう。

「ETC取り付けてますよ」
「取っていってください。いたずらしてください」
と言わんばかりの物を、設置できませんねぇ。

市販される車載器が公開されてから「登録」したほうが良いのでは。

どう思われます?
各高速会社の二輪用ETCカード割引はすでに発表されているのでしょうか。私はこのところちょっと多忙でまだ確認していないのですが、マイレージ割引どまりではないかと、あまり期待しておりませんでした。

もしも、マイレージ割引だけを適用するとなると、これは国土交通省の失態となるでしょうね。その程度なら、なんで9月にハイカが発売中止になったときに実施しなかったのかという疑惑が新たに生まれるからです。マイレージ割引の前身は、ハイカに準じたETC前払割引でした。

車載器なしで受けられるサービスがマイレージ割引だけであっても、ETCが本格稼働したらマイレージ割引登録が末梢される可能性はあると思います。そもそも割引サービスを導入した理由がなくなるからです。

けれどもっと深刻な問題は、二輪用のETC車載器を供給するメーカーが複数現れるかどうかではないか、と私は思っています。一社からのみ販売されるとなると、四輪のように複数のメーカーが競うという当初のしくみが成り立たなくなるからです。それなら、そもそもETCゲートを設置した高速道路会社がそこを通過するためのETC車載器も供給すればよかったはずでした。ですから、もしも二輪ETC車載器メーカーが一社のみで本格導入ということになったら、車載器の供給を市販メーカーに委託した現行システムが破綻したことを自ら表明するようなものです。

車載器を車体に固定しようとするから、こんな混乱が続いているだけに過ぎません。二輪はいっそのこと四輪用の小型の車載器を脱着可能にして使用できるようにすればいいと、ライダーは皆思っているでしょうに。

さらにもうひとつの問題は、この二輪ETCの現状を正面から取り上げるメディアの不在でしょうか。


 ('06/4/2) 
「組織窃盗」の分類学

当サイトの開設当初から資料として利用しておりますが、警察庁のホームページ統計ページに各年度の「犯罪情勢」資料がpdfで公開されています。

窃盗犯罪のうち、自動車盗は「重要窃盗」にランク付けされるのに、オートバイ盗は並の窃盗扱いであることが、バイク盗難が野放しになっていることの遠因であることをここで繰り返し指摘してきました。重要窃盗とは、窃盗犯のうち、侵入窃盗、自動車盗、ひったくり、すりをいいます。分かりやすく言うと、バイク泥棒は、ひったくりに及ばない、万引きと同じ扱いということです。

上記警察庁の「犯罪情勢」資料は平成13年度以降のものが掲載されていますので、犯罪の推移ばかりでなく、それがどのように取り上げられているか、時系列で追うことができます。

大きな違いは、平成14年度の資料から「組織窃盗事件」の項目が追加されていることです。記述内容は毎年代わり映えがしないので、最新の「平成17年の犯罪情勢」から引用すると、

(2) 組織窃盗事件の状況
平成9年から平成17年11月末までの間に、各都道府県警察が認定した組織窃盗事件(注1)は486件で
あり、そのうち、特に重要な82件を、警察庁登録組織窃盗事件(注2)として登録し、これまでに来日
外国人や暴力団員等を含む被疑者2,786人、4万677件(被害総額約634億9,730万円相当)を検挙している。

警察庁登録組織窃盗事件の検挙事例を見ると、窃盗組織は、いずれも来日外国人や暴力団員等を主要
なメンバーとしたものである。数人から100人近くの者で構成され、首魁の指揮の下、1事件ごとに数人
単位のグループで犯罪を敢行し、メンバーを入れ替えながら、連続して広域にわたる侵入窃盗や自動車
盗等を敢行し、窃取した預貯金通帳を用いて不正に現金を引き下ろしたり、窃取した自動車の車台番号
等を改ざんして不正に輸出するなどしている。

注1:「組織窃盗」とは、多数の被疑者が、首魁による指揮統制の下に、下見、窃取、盗品の運搬、処分
などの各行為を分担又は共同して行う窃盗犯罪をいう。
注2:平成9年10月、警察庁では、組織窃盗事件登録要領を制定し、各都道府県警察が認定した組織窃盗
事件のうち、特に重要な事件を「警察庁登録組織窃盗事件」として、全国警察に情報提供を求めるなど、
組織の壊滅を主眼とする捜査を推進している。
これを読むとバイクの組織的窃盗団のことを言っているのかと錯覚しそうです。実はこの項は「(2) 組織窃盗事件の状況」とあるように大項目のなかの小項目のひとつなのですが、その大項目とは「重要窃盗犯」です。要するに、「窃取した自動車の車台番号等を改ざんして不正に輸出するなどしている」と指摘しているのは四輪窃盗だけを指しています。

バイクはパーツに分解されて、易々と密輸されていることは周知です。同じく周知なのは、それが単なる組織窃盗ではなくて「国際的」組織窃盗であるということ。窃盗犯罪がインターナショナルになっている今、バイク窃盗をいつまでも「万引き」扱いはできないでしょう。中・大型バイクは四輪と同様に車検があり、四輪と同じに車両登録されている上に、四輪よりも高価なものさえあるのですから。





 ('06/3/29) 
オトナのためのバイク楽しみ方

本日発売の『ヤフー・インターネット・ガイド 5月号』のバイクのページ「暖かくなってきたいまが一番よい季節 オートバイで気分そう快」で当サイトを紹介していただいています。バイクをあらゆる世代の楽しい趣味のひとつとして取り上げる潮流が一般化してきているように感じます。

折しも、年配者や復帰ライダーをターゲット読者にした雑誌『風まかせ』(カスタムピープル増刊)も発刊されています。ただ、気になるのは、そうした年配者にマッチするバイクが少ないことです。日本のバイクメーカーは相変わらず若い人をターゲットにした昔ながらのデザイン哲学に固執しているようです。ハーレーが売れているのも、ひとつには、シニアが「これが私の欲しかったバイクだ」と言えるモデルが少ないことにあるんじゃないかしら。


 ('06/3/26) 
監視カメラから顔を隠しながら

マンションには防犯のために監視カメラを設置することが有効ですが、それだけで安心できるわけではありません。No.3'773 向日市のGORILLAさんから。

U字ロックを後輪にしてましたが、犯人は衣類のパーカーのフードを
深々と被り監視カメラを意識しながら4人かかりで持ち上げて
持ち去っていきました。ヨシムラのマフラー・タケガワのリアフレーム
カヤバのショックなどかなりのパーツを付けてました。

住宅密集地での大胆な犯行に口惜しいの一言と
油断していた自分への自責の念に耐えません。

なんらかの手がかりが掴めればとネットを検索する毎日を
繰り返しながら結果、幸運にも貴殿のサイトと出会うことが出来ました。
弱者の立場から最善の方策を支援されている貴殿に敬意の念を抱きながら
愛するバイクを守ってやれなかった(認識が甘かった)愛車への贖罪を
償う意味合いで今回メールを送らさせていただいております。
お手数になるかとは存じますが宜しくお願い申し上げます。


 ('06/3/24) 
二輪車ETC問題その12『NHKニュースで「秋から二輪ETC本格稼働」』

朝の7時のNHKニュースで、二輪ETCがこの秋から本格稼働するという報道がありました。そんな先の「予定」をニュースにするなんて、当サイトをご覧の読者の方は、すぐにピンと来たことでしょう。あからさまに「エイプリル・フール回避策」ですね。

昨日3月23日付けの国土交通省の公式発表「二輪車ETCの試行運用状況と当面の措置について」では、いかにも急ごしらえのような文面で、以下の3点が述べられています。

1) モニターの声として「二輪車ETCの必要性が高いと回答している方が多数を占めています」
2) 「二輪車用ETC車載器の市販化にあわせて本年秋には二輪車ETCを本格的に導入する予定です」
3) 「本格導入までの当面の間は、各高速道路会社において二輪車の方に対しETCカードのみで料金割引を実施する」
1)について言うと、そんなことはモニターしなくても分かっていたことで、これまでの最大かつ最後の課題は車載器ひとつだけというのは周知です。2)は、導入が遅れているのは車載器が市販されないためというネガティブな事実を、秋に本格導入と、ポジティブな表現にすり替える初歩的手法。

問題は3)で、これまでしつこく当サイトで繰り返し引用してきた

一方、二輪車のお客様などETCを利用したくてもご利用頂けなかったお客様には、
できるだけ早くETCをご利用いただけるよう、システムの開発を急いで いますが、
同時にプリペイド方式のICカードにより、従来のハイカや回数券同様のメリット
を享受していただきたいと思っています。
 これらの代替措置が実施されるまでは、ハイカや回数券を廃止する予定はありません
ので、ご安心下さい。また、これらの代替措置によって、これまで以上に お客様が
より快適に、より楽しく、より便利に高速道路をご利用いただけるよう、努めてまい
ります。
           (『ハイウェイカード偽造問題について』2004年7月30日)
という「公式発表」を、ハイカが完全廃止になる4月1日の直前になって、無視できないことを認めたもののようです。

問題は、どのような料金割引になるのか、でしょう。ETCはクレジットカードと同じなので、現在でもETCカードは使えます。でも無線ETCゲートを通らない以上、深夜割引とか早朝割引などは、おそらく適用外でしょう。では、どんな割引か? ETCカードを使わせるとすると、マイレージ割引どまりではないか、との疑念が生まれます。まあそれは、どんな割引が適用になるのか発表になってから、議論することにしましょう。

繰り返しますが、二輪ETC問題は車載器問題でしかありません。単純なことなのに、なにをまわりくどいことを。


 ('06/3/18) 
ピッキング情報

ピッキングについて追及していく旨お知らせしたところ、早速読者の方から情報をお寄せいただきました。どうもありがとうございます。これまでロックについては切断されるかどうかが主な関心事でしたが、ピッキングされにくいかどうかも、それに劣らず重要な性能です。2年程前に、クリプトナイトのU字ロックがボールペンでピッキングできることが分かり、大騒ぎとなりました。これは、ボールペンがツールであったせいでしょう。絶対にピッキングされないロックはないのでしょうが、問題はピッキングが簡単にできて、かつその手口がコピーされるかどうかでしょう。

いつもサイトを拝見しています。座間に住んでいる[I]と申し
ます。サイトに書かれていたピッキングについて思い当たるこ
とがありましたのでご連絡差し上げました。

ドライバーズスタンド2りんかんで購入したロックセット(ワ
イヤー*2、ディスクロック*1、U字ロック*1)を使用していた
所、2週間ほど前地球ロックに使用していたワイヤーロックが
解除されていたことに気が付きました。
出社前・帰宅後など直ぐにバイクをチェックするのが日課にな
っていますので解除されたのは昼間のようです。

同じ様なロックセットを購入した方に注意を喚起していただけ
ると幸いです。


 ('06/3/17) 
U字・ワイヤロックのピッキングと切断

盗難リストをご覧いただくと気づかれるように、被害状況に2と4が目立ってきました。U字ロックやワイヤロックは切断されるケースもありますが、後に残されていないことが普通なので、ロックをつけたまま持ち去ったとも思われていました。

ところが、ここに来て、ワイヤロックがピッキングされている事例が連続して報告されています。とくに、簡単には切断されない頑丈なロックを支柱などに「地球ロック」していたにもかかわらず、いとも簡単に解錠されている手口のあることが判明しました。なかには、切断したワイヤロックが数日後にバイクのあった場所に置かれていたケースもありました。ピッキングしたことをカムフラージュするために、わざわざ犯人グループが切断して置きにきたもののようです。

それほどに、ピッキングしている事実を窃盗犯は隠そうとしているようです。

今後、U字・ワイヤロックの被害状況を詳しく調査しようと思います。切断・ピッキングされた場合はメーカー名も公表していく予定です。U字・ワイヤロックをつけていて被害に遭われた方は、それが切断またはピッキングされていたようでしたら、ご連絡いただけますか。


 ('06/3/11) 
関西の二輪ETCモニター募集 前情報

バイクのメカニックとしていろいろ情報を提供してくださっている大阪のFさんから、関西でスタートするETCモニターの前情報をいただきました。

もうご存知かも知れませんが、一応参考までに。
大阪でも、二輪のETCのモニターが始まるようです。

但しかなりの条件がつくもようです。

・限られた高速のみの使用しか出来ない(その他の高速でも使用できるがモニターの
 権利がなくなる)
・ETCの機械の取り付け位置が指定されており、その場所から動かすとモニターの
 権利が無くなる(業者が取り付け後に写真を撮る)
・ETCの機械がかなり大型みたいで(A5サイズぐらい?)取り付ける場所が無け
 ればその場でモニターの権利が無くなる。

なんか変な話ですよね?
これだったら車用のETCを買って取り付けたほうがよっぽど良いですね。(車用の
ETCをつけてまったく問題なく使用している方がほとんどですから)

「取り付け位置を勝手に変更すると権利をはく奪」というのが笑ってしまいますね。さては、変更組が関東の一般モニターに多く見られるのかしら。まったくおかしな一般モニター募集の背景。タダでもらえたことを喜んでいるモニターライダーも、恩を感じて遠慮することなく、車載器についてのストレートな意見をHIDOに還元しましょう。ライダーの代表みたいに見做されていることをお忘れなく。

 ('06/3/9) 
続報!静岡県下のビッグバイク連続窃盗 カメラが犯行をとらえていた

国産や輸入大型バイクを狙った組織的窃盗団が、静岡県の各都市で連日犯行を重ねていることをお知らせしております。昨夜登録メールをいただいたNo.5'758 富士市のFJR1300さんもマンションの駐輪場での被害でしたが、そこの防犯カメラが犯行を記録しておりました。貴重な情報をありがとうございます。犯人グループの逮捕に結びつくことを期待しています。

マンションの防犯カメラのモニターで確認したところ、深夜0:21にツートンカラーの
ワンボックスが敷地内に進入。3名が乗車しており、2名は見張り役。
1名がバーロックとハンドルロックを外し、0:28にバイクを押して出て行きました。
わずか7分間の犯行です。バーロックは付近の植え込みの中に捨てられていましたが
傷跡はまったくありませんでした。


 ('06/3/7) 
ワイヤロックのピッキング

登録メールアドレスの変更をお知らせいただいたXR BAJAさんが、こんな情報を添えてくれました。デファクトスタンダードは危険がいっぱい。

CBX 管理人様

お世話になっております。
04年6月9日に藤沢市で盗難に遭ってしまい、ホンダのXR BAJA 2'936でリストに
のせていただいた[Y]と申します。

新しいバイクを手に入れたのですが、やはり盗まれてしまったバイクと同じ車種
を見るとまだつらいものですね。

嫌な思い出を作ってしまった藤沢を離れて地元に帰ってきたのですが、リストを
見せて頂く度に、自分の盗難に遭った藤沢を含めた町田、厚木といったあたりで、
あまり起こりにくい(感じがする)オフ車の盗難件数が特に高く、まとまって起
こっている気がします。

自分は某全国チェーンバイク販売店で購入したワイヤーロックを使用していたの
ですが、盗難前には鍵がかかってない事が数回ありました。その時は自分のうっ
かりだと思い施錠しなおしたのですが今思えば盗難の前兆だったのですね。

何か少しでも予防になるのでは、注意喚起になるのではと思いメールさせていた
だきました。気付いた方がいらっしゃるかもしれませんが、目を通していただけ
たら幸いです。

宜しくお願い致します。これからも頑張ってください。


 ('06/3/5) 
盗みというより誘拐

「発見のお知らせ」の No.3'564 MAGNA50 前橋市とNo.3'662 VTZ250 高松市は、どちらも河川に乗り捨てられていました。どちらも破損がひどかったのですが、どちらのオーナーも修理してまた乗ろうとしています。修理してもらってまた走れるようになったバイクも、さぞかし嬉しいことでしょう。

大都市での大型バイクの盗難は組織的窃盗団の犯行として時々ニュースにも取り上げられるようになりました。でも原付きから中型までのバイク盗難は依然として後を絶ちません。そして、愛車を家族やパートナーのように大切に思う気持ちも、排気量による差はありません。No.3'750 MONKEYさんから「登録のお知らせ」の返信をいただきました。

[CBX]様

[O]です。このたびは登録どうもありがとうございました。
自分事ながら想像よりもショックがひどかったようで発熱しずっと塞ぎ
込んでしまっていました。もう大丈夫です。

知らない人に連れられていったあの子を思うと自分の管理を悔やまれますし
不憫で仕方ありません。

バイクを盗む人を本当に許せません。が、同時に可哀相でたまりません。
友達にも強く言っておきます。
貴サイトの存在は大きいです。
戻ってくると信じています。
何卒どうぞよろしくお願いします。


 ('06/3/1) 
今度は静岡がターゲット

25日に静岡市で No.3'746 GSX1400 ヨシムラ50周年記念限定車が被害にあったことをお伝えしました。その後26日、27日と同じ静岡市でハーレーが盗難されています。【追記:さらに今日No.3'748 FXDLさんが被害にあっています】マンションの駐車場を狙った手口が共通しています。地方都市では窃盗団は一気に犯行を重ねた例が多いので、静岡市の大型バイクオーナーの方はどなたも迎撃の用意を。


 ('06/2/26) 
イナバウアー効果?

週末だったので、トリノのフィギュアスケートを再放送でなんども見ておりました。アクロバチックな技でポイントを競う選手が多い中で、あまりジャンプにこだわらない荒川静香の優雅なスケーティングは圧巻でさえありました。私はフィギュアにはあまり関心がなかったけど、初めて見たあのイナバウアーには息を飲みましたね。会場の観衆も同じように狂喜していたことが感じられました。

もともとのIna Bauerって定義はわかりませんが、荒川選手のようにあんなに深く上体を反らすのは彼女独特のものでしょう。オリジナルの名前をつけてもいいような。Shizukaとか。

それよりも、ポイントにはならないらしいこのイナバウアーを敢えてプログラムに入れたのは、「観客に見て喜んでもらいたいから」とのこと。見て美しいフィギュアの演技の原点をあらためて気づかせてくれたように思います。

ところで、このイナバウアー、静止画像で見てもテレビで見た動画の印象には及ばないことに気づきます。きっと、上体と両手を後ろに反らしていく動きそのものが美しいので、静止画像では再現しきれないのでしょう。時間軸が必要なのは音楽と似ています。だから、繰り返し見ても、音楽を聴いているような心地よさがありました。


 ('06/2/25) 
メールの初歩知識

民主党の永田議員が自爆したというべきか、ハメられたのか、どっちにしろ、正義が我にあったとしても、追及の仕方をまちがえると、自分のほうが逆に悪者に転化する、といういいサンプルです。そもそも、そんなふうに仕組まれたものではないか、とも疑ってはいましたけど。

それにしても、お粗末なのは、議員・マスコミともに電子メールについての知識のなさですね。あんな簡略型のヘッダーをつけただけのプリントではしょうがない。偽造も簡単ですし。すくなくともヘッダーをフルで表示させたものでないと議論になりませんね。メーラーは、通常は簡単なヘッダー情報のみ表示しますが、オプションでいつでもフルヘッダーを表示させることができます。スパムメールなどは発信アドレスを偽るのはあたりまえのことですので、会社で使うメールアドレスにしつこく送り付けられるスパムがあると、そのヘッダーから発信サーバーを割り出して、管理者にコンタクトすることにしています。

そんなこともあり、当サイトでは受信した全ての登録依頼メールを受信時の状態のまま保存しています。ちょっと不審なメールが来ると、いちおうフルヘッダーを表示させてチェックします。たとえば、今日届いたのに、何日も前の日付が表示されている、というケースがあります。フルヘッダーを見るとちゃんと今日の発信で今日の受信であることがわかります。送信者のパソコンの日時設定が狂っているか、作成して送信していなかったメールが数日後に発信されたらしい、とうことが読み取れます。


 ('06/2/19) 
イモビのみでは安心できない

No.3'738 京都市のCB400SFさんの被害にあわれたケース。CB400SFは被害件数の上位を占めますが、関東圏に集中しないで、全国の地方都市で被害が報告されています。組織的窃盗団による犯行ではなくて、暴走目的を含む乗り回し、パーツ転売目的の犯行ではないかと想像します。わずかの駐輪でも、面倒くさがらずに、チェーンやU字ロックなど、二重三重の防犯対策を。

カラオケ屋の屋外駐車場で2月1日の22時30分〜2月2日の1時30分の間に
盗られました。ハンドルロックしかしてませんでした。
HISSが付いていたので安心しきってました…
今では何で地球ロックしなかったのか後悔するばかりです。


 ('06/2/18) 
地方ライダーのETCモニター問題

首都圏や大都市圏でだけ二輪ETCモニターを実施して、しかもその機器をプレゼントしているとあっては、もしも私が実家の新潟住まいなら、当然怒らずにはいられません。だいいち、なにをモニターしているものか、どんな不具合を修正しているものか、全く非公開です。実施期間さえいつまでなのか明示がありません。たぶん、突然「安全性が確認された」の発表をもって終了するものと予想しています。

そうすると、これは、本格運用がスタートできないための時間稼ぎではないのか、との疑惑がもたれます。それがほんとに疑惑なのかどうか、ハイカが全面廃止になるこの4月1日にはっきりします。なんどでも繰り返し引用しますが、高速道路会社はハイカの廃止にあたって、以下を公約していました。

一方、二輪車のお客様などETCを利用したくてもご利用頂けなかったお客様には、
できるだけ早くETCをご利用いただけるよう、システムの開発を急いで いますが、
同時にプリペイド方式のICカードにより、従来のハイカや回数券同様のメリット
を享受していただきたいと思っています。

これらの代替措置が実施されるまでは、ハイカや回数券を廃止する予定はありません
ので、ご安心下さい。また、これらの代替措置によって、これまで以上に お客様が
より快適に、より楽しく、より便利に高速道路をご利用いただけるよう、努めてまい
ります。
           (『ハイウェイカード偽造問題について』2004年7月30日)

いまは長野に移られた、ヘアドレッサーのKさんから。
ご無沙汰しております。お元気ですか?
この冬の時期は、長野の雪&寒さに負けて全然バイクに乗っていません。
こんなんでライダー気取るのも情けないはなしですが。

休みの度にバイクに乗ろうか考えたりはするのですが、代わりに雪山に
いってスノボーに明け暮れています( ̄▽ ̄;)

ほぼ毎日CBXのサイトにはお邪魔しているのですが、
前々から思っていた、バイク用のETCはなんだか関東圏に限って?話し
が進んでいるようで地方にいるライダー達はそっちのけという、なんだか
とっても腹立たしい感じがしています。

私が今所有している車にもETCを搭載して、何度か東京へ行きました。
なんと快適な物かと関心しましたが (その前に高速料金をいつまで払う
のか疑問は残りますが)なぜ、この装置をバイクにすぐ転換できないのか
どうにも納得できません。

なんでも決定を下すのは、国?企業?のオエライ様でしょうから、自分で
ハンドルを握らない人達が決める事への不満がどんどん膨らんできます。

個人の意見で大きな組織に対抗するのは、絶対的に不利です。
でも、色々なネットワークを使って
まとまった形で組織に対抗できたらなんとかなるかもしれません。

と、考えているライダーが多分大勢いると思います。
でも、はけ口がなくてどうしていいか分かりません。
ただのグチになってしまいましたが、春に向けてライダーの芽がでる頃です。
なんとか早いうちに手を打ちたいのです。

PS: 風邪ひかないようにお気を付けください。


 ('06/2/14) 
二輪ETCモニター拡大はいいけれど・・・

以前、『二輪車ETC問題』その9で、5000台ものモニター用試作搭載機はたいそうな費用のはずだが、モニター期間終了後には「モニター参加者にプレゼントでもするつもりなのか?」と疑問を投げ掛けておいたのですが、ほんとにプレゼントするようですね。知らなかったのは私だけか? 今日の『小林ゆきBIKE.blog』に「関西・中部圏でも二輪ETCモニター試行運用、ただしプロのみ」という記事があり、その中にこんなコメントがあります。

問題は、関西圏やそれ以外(四国や東北や北海道や九州など)での一般ライダーの
モニター試行運用は行なわれるのか? ということだ。関東地方でのモニターには、
ETC機器をモニター試行運用後はタダでプレゼントされることになっている。関東
以外でもETC機器バラマキ制度としての一般モニターが募集されるのかどうか。
二輪車ETC&各種割引制度を待たせたお詫びに、各道路会社はタダでETCバラマキ
モニターを募集してはどうか。各70万台くらいで。
やっぱりタダでばらまくエサだったのか。各70万台にはまったく同感。どなたか、すでにモニター車載器を装着した方はいらっしゃいますか。付け心地はいかがでしょう?

 ('06/2/5) 
愛車を追い続けて4年

No.3'725 札幌のKH400さんは4年以上にわたって、まだ生きているはずの愛車を追い続けています。その執念は他の登録者をも励ましてくれるものです。

はじめまして札幌在住の[O]と申します。今から約4年半くらい前に愛車のカワサキKH400を
盗まれました。ぼろぼろの状態から150万円ほどかけてコツコツとフルレストアしたものです。

手配書を自分で500枚ほど作成し(賞金を20万かけました。)、交番、ガソリンスタント、バイク
ショップなどに配り情報収集、目撃情報を頼りに張り込みなどを行い、1年半くらいかかりまし
たが自分の力で犯人グループ(暴走族)と隠し場所(倉庫)を特定しましたが、別件で犯人グループ
は全員警察に逮捕され、その直前に20台近くあった盗難バイクは、犯人グループに隠されたか
別の暴走族に売られたとの事でした。その後、収集した情報によると私のKHは4〜5人の暴走族
の手に渡り、色などは塗り替えられているようですが現在も札幌市内に存在しているようです。

現在も諦めずに捜索していますがさすがに厳しい状況になってまいりました。
なにとぞお力添えをお願いしたく、この度メールした次第です。

かなり前の事件ですが北海道は1年の内、半年以上はバイクに乗ることが出来ませんのでバイク
の状態は絶望的ではないと思われます。警察は一切あてに出来ない状況です。(交番と警察署で
たらいまわしにされました。)この盗難事件については昨年12月に毎日新聞のコラムに掲載して
頂きました。

くじけずに頑張りたいと思いますのでよろしくお願い致します。




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