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滞在ホテル

個人タクシーでツアー

マニャガハ島ツアー

サイパン

目的

日常生活から離れて時間の無駄使いをしながら、新しい感動をサイパンに求めて。また、秋の写真展用の素材も収集予定。

ツアー情報

てるみくらぶ  : サイパンツアー

マニャガハ島ツアー :tasi tour 主催

ビーフリートラベル   :チャーター(2時間)タクシーにて島内観光 

         (ドライバー:やす子さんについては直接お尋ね下さい)

お役立ち情報

チャータータクシー
ビーフリート

 

事前情報

サイパン地図 マリアナ政府観光局公式ホームページ(基本情報) 

サイパン総合情報  

第一印象

グアムと同じようなイメージを抱いて到着するが送迎バスの古さにビックリ。観光地とは言えない感じ・・・。ビデオを回し始めると液晶画面が曇りだし今は乾季なのに湿度の多さを感じる。空港から街中を通り宿泊先ホテルまでのバスから見る景色はまるで、田舎道(サトウキビ畑の歌が頭をよぎるザワワ・・・)を通っているようだ。こんな町で数日間滞在するのに食料など簡単に調達できるのか不安になってくる。ススペ・チャランカノア地区 に近づくにつれてホテル、民家、商店が見えてきたが、店に商品があまり飾られていないし人影もまばらであった。空き家も多く見られ漫才コンビのぼんちではないが「あれ〜」と言いたくなる。中心地の繁華街(ガラパン地区も中国、韓国の店が多く、夜はあまり治安がよくないのかなぁと感じる。途中ツアー客がホテルに入っていくが、その建物も古いものに見える。私達の宿泊先も期待できないと思っていた。Palms Resort Saipan(旧ニッコーホテル)に到着。部屋に入るとそこには快適空間があり、きれいでとても広い、バリのニッコーと同じ感じだ。プールにはニッコー特有のマークが描かれている。ロケーションとしては申し分なしである。砂浜から50mぐらいまでが、エメラルドグリーンでその先はサンゴがあるためか波が砕け白いラインを描いている。まるでオーロラを見ているようだ。

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滞在記

ホテル到着から食糧調達

荷物を置いて今日の夕食(アルコールも)の買出しに再度バスで中心地に向かう。ハファダイショッピングセンターに入り豊富な品揃えを見て安心。果物はスイカ、メロン、バナナ、キーウィ、オレンジ、スモモ、etc・・。オレンジ、桃を買う。ビールはハイネケン、キリン1番絞り、アサヒドライ・・・など揃っている。1番絞りとウイスキーを購入。その他コーラ、カップラーメン、果物ナイフを購入。寿司も売られていたが、オーストラリアでさんざん中国産のすしに悩まされたので今回はパスする。翌朝の朝食には、韓国人のパン屋さんでカステラパンとアンパン(超甘い)を購入する。

最初の夜

ホテルに帰りビールを飲みながら、ルームサービスで海鮮チャーハンとビーフカレーを頼む。食事が運ばれてきて、海外で食事を頼む時は二人で1人前で十分足りる事を思い出した。

2日目の朝

昨夜早く寝た為、3時過ぎに目が覚めた。何もすることが無いので今回購入のデジカメで写真をうまく撮る為にはどうすべきか考え、私より腕の良い妻の撮り方を参考にしようと、ビデオカメラの画像見ることにする。

気がついた点

四角い液晶画面を額と見立て何を訴えるか、ポイントを絞り何でも入れるのではなく、思い切って切り捨てること。色合いをあまりたくさん使わないこと。 遠近方を使い奥行を演出することに気がついた。

5時ごろまた眠気が差し気がつくと8時であった。妻が入れてくれたドリップコーヒーで目を覚まし、朝食をとる。

14時から2時間チャーターしたタクシーガイドになるので、その前にホテルの周りを写真撮影する。その後プールでひと泳ぎ。4種目を軽く泳いでみるが肩の張りを感じたので無理をせず30分で引き上げる。池の中に尾ヒレにオレンジ色のチョウチョ結びの柄がはいった魚が泳いでいた。カメラでうまく撮るにはと考え、運動選手を取る方法(動きを予測してピントを合わせる)を思い出し初めて実践してみる。なるほど!今のデジカメは素晴らしい機能が付いているなと感心する。

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14〜16時:タクシーにて島内観光

事前予約していた島内ただ一人の日本人女性ドライバーのタクシーで島内観光に行く。最初にリクエストを聞かれ、1番綺麗なビーチ、学校見学、島の人の生活を見たいと伝える。

1番綺麗なビーチ【PAU PAU(パウパウビーチ)】

早速出発。最初はパウパウビーチ(そうそう現地旅行代理店の名前がパウパウツアーだった)私達のホテル前のビーチから北に数分行くとそこがビーチだった。島民の憩いの場。向かった沿道にイエライシャンが咲いていて、やす子さんが、日本の女優(女優兼歌手として活躍した李香蘭( リ・コウラン )本名、山口淑子さん)の話をしてくれた。ああ・・(今朝ホテルの庭を散策していて妻が落ちていた花を髪飾りに使って写真を撮ったもの)この花がそうか・・・。と初めて気がつく。

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マタンシャ小学校訪問

ガイドさんが男性に話し掛け、日曜日の教室内に入る交渉をしてもらい撮影させて頂きました。私はカルチャーショックを受けました。第一印象からもっと貧しいイメージを抱いていました。ところが、1クラス20人足らずでアメリカナイズされ、羨ましさえ感じる明るく自由奔放な空間で、きっと子供たちはのびのびと楽しく勉強しているんだろうなと想像させられました。また女性(おそらく先生?)が授業の準備をされているのでしょうか?パソコンに向かい何か仕事しています。あとで最初の交渉相手は女性の旦那さんではないかと思いました。休みの日に登校し準備している姿に感心させられました。校門近くで子供たちに会いましたが、人なつっこく明るい笑顔で私達と話してくれました。皆さん有難う。

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カロリニアン民族

彼らは近隣から渡って来て、浜辺に住みついていると聞かされました。ゆったりと時間が過ぎゆく中、子供たちも協力しながら家族仲良く暮らしているように見受けられました。ヤシの木を見ていてふと島崎藤村の歌(遠き島より流れ来るヤシの実ひとつ、故郷をはなれ・・)が頭をよぎりました。この島からヤシの実が日本にきたらロマンがあるのにな〜。ガイドさんが旧日本統治時代の地図を見せてくれました。町中に立っている標識のような地図で大橋酒店、木村石材店、日本通運、ets、事細かに書かれています。当時を偲んで訪問される方々の為、地図を頼りに他人の敷地に入れていただくことも多々あるそうです。やす子さんは、いつもお菓子を持参していて子供さんに感謝の気持ちであげるそうです。 

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港の南

港を見るにはゲートで$5払わなくてはいけないとの事で、明日のマニャガハ島ツアーで行けると思いあきらめ、少し離れた埠頭に行きました。そこには日本の沈没船が何隻も横たわっている光景を目にしました。歴史を目のあたりにするようで複雑です。私の父も海運業を営んでいましたが、30年前神戸沖の小さな島で停泊中、早朝の他の出向船に衝突され船ごと海底に沈みました。父は亡くなり、船はそのままになっています。そんな記憶がよみがえり複雑な気持ちになりました。また日本人による護岸工事のなごりを見ることができました。島民はそういう工事はしないそうです。

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コブラ小学校

生徒数は1000人以上のマンモス小学校です。島なのに敷地があると言うことでグランドが広く取られています。東京ではグラウンドは1つですがここでは数個あると思います。考えられない広さです。職員が休日なのに仕事をしていました。熱心ですね!職員の子供たちは校庭で仲良く遊んでいました。家族がゆったりした生活をしていて、日本では?・・ですよね。

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お土産屋で

ガラパン地区のANIES IMUZAで今人気のボージョボー人形を見つける。そこで目にしたお土産の説明書にpalmsはヤシ科の木と書かれていた。ホテル名はここからとったんだと気がつく。この店には天皇陛下も訪れたようで、その時の写真が飾られていました。妻は1枚$3のボージョボー人形がプリントされたハンドタオルを一杯買っていました。

夕食

ガラパン地区で夕食を取ろうか悩んだが、ホテルでゆっくりすることにして、ルームサービスでハンバーグとブレッドを頼む(昨日の経験から1人前)ベランダに席を移しビール片手に波の音をBGMにくつろいでいたら、ホテルのバーべキューパーティーが始まり、2階のロビーから突き出した屋外の敷地で現地のダンサーが踊りを見せてくれました。(デモンストレーション用)短時間でしたがラッキー!

三日目の朝食

ツアーの朝食サービス券を使いホテルのレストランで取る。バイキング形式で(ライスorお粥)お粥を食べたがこれは頂けない、米が違うのか味も癖があり表現に困るが悪いと思い残さず頂く。口直しにパンを頂くとこちらはgood!!であった。妻は、大好きなサーモンを美味しく食べて満足気。

マニャガハ島ツアー

ホテルのロビーに10時25分待ち合わせ。送迎バスが来てくれて港に向かう。船に乗船し10分間の船旅が始まった。途中船長が舵を握らせてくれ感激。海の色は水深によって変わり10m位深いと濃いスカイブルー、5〜6mの水深だとコバルトブルーといった感じ。島につきシュノーケルを楽しむ。海水は思った以上に塩辛く、瀬戸内の1.5倍の塩分を含んでいるのではと思った。20〜30cmの魚が泳いでいて、私がそばに来ても警戒する様子はありません。40cmのサメも泳いでいました。ライフガードがいない所は流れが早く危険区域でした。海から上がり昼食(チャモロ料理)をとりましたが運動した後なのでとても美味しく頂きました。

4日目 

今日は帰国の為、朝食は残り物で済ませホテルの周りでいろいろ写真を撮る。

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帰りのフライト

座席が一番前と言うことで、初めての経験ではあるが緊急時はスチュワーデスさんのサポートを依頼される。ドアの開閉、乗客の脱出誘導などの説明書をしっかり読むはめとなる。離陸後50歳過ぎのスチュワーデスさんが、仕事がひと段落するとたびたび、私達のすぐ前の座席にすわり、食事や読書をしていた。成田空港に近づいた時、妻が話掛けると「とても疲れた。昨日アメリカを出発して今日は成田泊、明日帰国する。」との事。「今日は早く寝てね。」と労りの言葉をかけて飛行機を後にする。

とにかく海が綺麗でした。島の人達はおおらかで明るい。

サイパンでのんびり貴重の時間を過ごしました。

皆さんも是非、行ってみて下さい。