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 旅の健康術

旅先では朝早く起きて、朝食も食べずに列車に乗り込んだり、時間がなくて昼食を食べ損ねたり、食事が肉ばかりで胃がもたれたりして体調を崩す場合がある。特にヨーロッパを全力で周遊する場合は、それなりの体力が必要になる。つまり、
旅に出発する前の、日本での体力作りが重要である。旅は出発前にすでに始まっているのである。では、どうすれば最高の体調で出発出来るのであろうか。原始生命である単細胞生物は、すべての栄養素を海から吸収していた。やがて多細胞生物が誕生し、地上にはい上がってきたが、そのまま上陸すると干からびてしまうため、海水と同じものを体内に作り、栄養と水を各細胞に供給するようにした。それが血液である。人間の体内の各細胞が健康になるかどうかは、血液が100%鍵を握っている。そして、すべての病気は血液の汚れから始まる。血液の汚れとは、単純に老廃物が多くなることと考えられる。血液が少し汚れただけでも、血液は24時間、全身の細胞に接しているのだから、内臓に様々な障害が起こってもおかしくない。現代医学では内臓に異常が現れない限り、血液は汚れていないと考えるが、東洋医学では血液そのものを生命と考えている。血液の汚れを、東洋医学では瘀血(オケツ)という。瘀とは滞るという意味で、瘀血とは西洋医学でいう静脈系の血行不良のことである。瘀血は、体の冷えによる血行障害や、血液中の老廃物の増加、血液中の成分の過不足が原因と考えられる。瘀血の自覚症状は、肩こり、頭痛、めまい、耳鳴り、動悸、息切れ、神経痛、腰痛、生理痛と様々である。東洋医学では痛みは冷えと湿気からくると考える。体内に水分が貯留され、そのため体が冷えると、血液の流れが滞り、痛みが来やすくなり、また血液中の老廃物が増えたり、血液中の成分の過不足が生じると、血液の流れが滞り、痛みが生ずる。痛みは瘀血の黄色信号と思っていい。この痛みは現代医学のレントゲン検査や血液検査では分からない。この血行不順は体の冷えやすいところ、つまり心臓から遠いところに起こりやすい。ヘソを境にして上と下で体温が違う人が多いが、人間の体はヘソを中心として上下に分かれている。下半身が冷えると、本来そこに存在するべき熱や血や気が上昇していくので、イライラ・不安・不眠・発疹・動悸・息苦しさ・肩こり・吐き気・せき・口内炎・口臭など下から突き上げてくる症状のオンパレードになる。下半身の冷えで血行が悪くなっているので、足の冷え、しびれ、むくみが起こり、下半身に位置する大腸・膀胱・子宮などの臓器の機能低下を招き、便秘、乏尿(尿の出が悪くなる)、むくみ、生理不順などの症状が表われてくる。最近よくある過労死や突然死の90%は脳卒中、心筋梗塞などの循環器系の病気で、死の一週間から一ヶ月くらい前から瘀血の症状が出る。人類300万年の歴史のうち、299万9900年以上は飢餓の歴史である。人間の体は空腹のときにどう対処するかは十分に知っているが、現代のように運動不足のうえ、お腹が空いてなくても朝昼晩と胃の中に食物を詰め込む生活には、人間の体は慣れていない。そのため、血液中に尿酸が多くなると通風になるし、糖分が過剰になると糖尿病になる。脂肪を処理しきれなくなると高脂血症になり、それが肝臓や血管の内壁に沈着すると脂肪肝や動脈硬化を起こし、やがて高血圧や脳梗塞、心筋梗塞を引き起こす。ガンにしても、もともと人体になかったものが出てくるのだから、栄養過剰の産物である。実際、太った人はガンになりやすいという。ガン、動脈硬化、糖尿病をはじめ、通風など様々な現代の病気は食べすぎから起こっている。人間の歯は全部で32本のうち、20本は臼歯(穀物を噛み砕く歯)、8本は門歯(果物や野菜を食べる歯)、4本が犬歯(肉や魚を食べる歯)となっている。つまり、人間の歯の9割近くは植物性の食べ物を摂るための歯であり、肉や魚を食べるための歯は一割強にすぎない。かつてアフリカからウラル山脈へ到達し、そこからアジアへやって来た日本人の先祖はアジアの肥沃な土地で農耕を始め、A型の人が増えた。B型は狩猟民族だが、本来、野菜や穀物を主食とする人間が、極寒の地で仕方なく始めたのが、肉食と獣乳を飲む生活である。歯の形が決める動物の食性からまったく離れて、肉中心の食料を取り入れた結果、日本で肺がん、大腸がん、心筋梗塞、脳梗塞、痛風、糖尿病が増加することになった。これは、食物を誤って食べた、食べ違いが原因である。動物とは動く物と書く。人間も動物なのだから、動かないでいると、様々な弊害が生ずる。運動とは筋肉の収縮や弛緩のことである。そうすることで、筋肉の中を走る血管も、収縮と拡張がなされ血行がよくなる。つまり、運動して筋肉が動くと、血流もスムーズになり瘀血を防ぐことができる。人間の体温の40パーセント以上は筋肉で生産される。したがって、運動によって筋肉が収縮・拡張されると体温が上昇する。体温が上昇すると、脂肪や糖類をはじめとする血液内の余剰物や老廃物の燃焼が促進され、血液の汚れが浄化される。逆に運動不足になると、余剰物・老廃物の燃焼が妨げられ、血液が汚れる。病気の原因は食物、運動不足、精神的ストレス、そして冷えである。体が冷えると、人間の平均体温36.5度で営まれる体内のあらゆる化学反応(代謝のこと)が制御され、不燃物、燃えかすが残留して血液を汚すことになる。風邪をひくと発熱するのは、冷えで制御された代謝を取り戻すためである。ヨーロッパのホットワインは、体を温め発汗・解毒を促して風邪を治すための民間療法でもある。瘀血は食べ違い、運動不足、ストレス、冷えが原因で起こるのである。腹八分に医者いらず、腹十二分に医者足らずという諺がある。過食は血液中に老廃物を増やして血液を汚し、病気のもとを作る。吸収は排泄を阻害し、食べ過ぎると生命力が消化・吸収のほうに費やされ、排泄の方がおろそかになる。人間の歯の形から見た理想食は、穀物62.5%、野菜・海藻・果物25%、魚・肉類12.5%の割合で摂ることである。砂糖や塩は温めると溶ける。血液も同様である。体を温めると血管が拡張し、老廃物や脂肪もよく燃焼され、血液もサラサラになる。したがって、日ごろから散歩や入浴などによって体を温めることが大切である。冷たい水分の取りすぎは、体を冷やし、脂肪や老廃物の燃焼を妨げ、血液をドロドロにする。したがって、水分を摂る時は、お茶や紅茶などのように体を温める水分を摂るべきである。老化は足からという。足が弱くなると、腰が痛い、膝が痛い、むくむ、つる、冷える、しびれる、夜間頻尿など下半身の症状が表われてくる。下半身が弱ってくると、目の力も平行して弱り、疲れ目、老眼、白内障などになる。人間の体温の40パーセント以上は筋肉で発生し、その筋肉の70パーセント以上が下半身に存在する。若いときは下半身の筋肉が充実し、下半身に血液がかなり多くプールされている。年齢とともに下半身の筋肉が減少し、毛細血管の量も少なくなると、血液は上半身に集中してくる。つまり、年配者の高血圧の原因は、下半身の筋肉の質・量の低下にある。脳卒中とは脳に血液があふれた状態であるが、逆に考えると、下半身の血流量が減少した状態である。これは下半身の筋力低下に起因しているのだから、脳卒中は脳の病気ではなく、実は下半身の病気である。心臓にかんする病気も、下半身の筋肉が落ち、下半身に血液のプールが出来なくなって起こる病気である。そして、水分もまた、血圧を上げ、体を冷やし、下の方にたまり、むくみの原因になる。下半身に水が溜まり、そこが冷えると、血液や熱が上半身に押し上げられ、血圧も上昇して脳に血液があふれてしまう。水分も脳卒中の原因になる。人間は体温が1度上昇すると基礎代謝率が12パーセント上昇する。逆に体温が1度下がると基礎代謝率が12パーセント下がる。現代人の体温が低下しがちなのは水分の摂りすぎによる冷えに起因している。つまり、肥満は冷えからくるのである。さらに、体温の低下は筋肉の衰えからもくる。人間の体温の40パーセントは筋肉から出ている。したがって、筋力の質・量の低下は、必然的に体温を低下させ、基礎代謝率の低下を招くことになる。全筋肉の70パーセント以上が存在する下半身が衰えると、基礎代謝率が極端に低下することになるから、若い人と同じだけのカロリーをとっても、十分に燃焼されないことになる。人間が年齢とともに太りがちなのはこのためである。同じ量の食物をとり、同じ運動をしても、年配者は下半身が衰えがちだから太るのである。下半身の筋肉の衰えとともに、下半身に属する腎臓や大腸などの排泄臓器の血行も悪くなり、排尿や排便が十分になされなくなる。つまり、余分な水分や老廃物が体内に溜まり、肥満に拍車をかけることになる。したがって、肥満もまた血液が汚れていることの表れである。水分の摂りすぎによる冷えに下半身の衰えが重なると、肥満と高血圧がセットでやってくることになる。これを解消するには足腰の筋肉運動が大切になってくる。一番手っ取り早いのはウォーキングである。速歩きを一回30分以上で、週に3回以上やるのが望ましい。東洋医学の相似の理論では、水分の多いものを食べると、ブヨブヨの水太りになる。フワーっと膨れたものを食べると体もフワーっと膨張する。つまり、食べたものと同じ体型になる。この理論に従って痩せたいなら、ゴボウ・人参・レンコン・ネギ・リンゴや玄米など、硬くて色の濃いものを食べるようにする。糖分などのカロリーは、多くは筋肉で燃焼される。人間の全筋肉の70パーセントは下半身に集中しているから、下半身の筋肉が衰えると、糖分が燃焼されずに血液中に残り、糖尿病になる。ここで重要なのは、体温と基礎代謝の関係である。体温の低い人はよりいっそう、体内に入った糖分を燃焼できなくなる。糖尿病は、水分→冷え→高血糖という悪循環を持っている。東洋医学の相似の理論では、人間の足腰は野菜の根菜類と相似するから、ゴボウ・人参・レンコン・ネギ・タマネギ・山芋などを食べればよいと考えられる。タマネギと大根を薄切りにして、ワカメをまぜてしょう油味のサラダにするのが一番よい。さらに根菜類をよく食べ、しっかり歩くことである。皮膚病は血液や体内の老廃物を体外に排出して血液の汚れを取ろうとする反応である。動脈硬化とは、人間の体がよかれと思ってやっていることである。血液が汚れた場合、老廃物を血管の内壁に付着させて血液の汚れをきれいにしようとする。これが動脈硬化である。その結果、血液の通り道が細くなると、心臓は力を入れて血液を押し出そうとする。これが高血圧である。同じような生活習慣を続けると、血液はさらに汚れてくる。血液の清浄さを保つために、今度は汚れた血を一箇所に集める。これが血栓である。さらに悪化すると、人間の体は血液の汚れを一箇所に固めて、浄化し、血液の汚れが全身の細胞に害を及ぼさないような装置を作る。これがガン細胞である。ガン細胞は血液を浄化する装置なのだから、手術をしたり抗がん剤を使っても、その人が生きている限り、新たにガンができてくる。これを西洋医学では、再発または転移と呼ぶ。ガン細胞は白血球と酷似している。まず第一に、人間の細胞で体内を自由に移動できるのは、白血球とガン細胞のみである。第二に、細胞と細胞の間に存在する基底膜を移動できるのは、白血球とガン細胞のみである。最後に白血球もガン細胞も活性酸素を放出して、有害物を焼却する。つまり、ガン細胞とは白血球と同じく、血液の汚れを浄化している細胞ということになる。ガンは人類の仇敵ではなく、血液の汚れを浄化する延命装置と考えることもできるわけである。イタリアのポンティン沼にはマラリアを媒介する蚊が生息し、周辺の住民はいつもマラリアに感染し高熱を出していたが、沼を埋め立てたところ、マラリアの感染はなくなったが、ガンにかかるようになったという。発熱とガンは、何か関係があるのかもしれない。また、ドイツでも丹毒やその他の高熱を伴う病気にかかるとガンが治る患者がいることが報告されている。これをコーリー先生が実験したところ、丹毒に感染したガン患者38人中、20人が完治したという。ガンはどこにでも発生するが、心臓ガンと脾臓ガンはない。心臓は熱を発生しているし、脾臓は体温の高い臓器である。こうした例から、ガン細胞は熱に弱いのではないかと思ってしまう。また、ガン細胞のタンパク質は、正常細胞のタンパク質より熱に弱い。しかも、ガン細胞は正常細胞より1.5~2度高温である。さらに、ガン細胞は血管が少なく、血流も少ないので、体温が上昇した場合、ガン細胞にはたくさんの酸素が必要なのにもかかわらず、十分に供給できず、酸欠のためガン細胞は死滅する。ちなみに正常細胞は42度以下ならダメージを受けない。つまり、ガン細胞を43度まで温めても、正常細胞は41度のため、ガン細胞だけがダメージを受けることになる。結論として、風邪、肺炎、食中毒、下痢、リウマチやガンなどの病気は食欲不振と発熱を伴うが、食欲不振と発熱が病気の警告反応と治癒反応であり結果であるなら、病気の原因はその逆、つまり過食と冷えということになる。過食と冷えによって血液内に余剰物・老廃物が溜まると、脳が食欲不振を起こさせ、老廃物を燃焼するために発熱すると考えられる。したがって、ウォーキングやスポーツをして、入浴やサウナに行き、マッサージを受け、カラオケや旅行などの趣味に打ち込み、体を温める食べ物をしっかり食べ、体を温める工夫を日常生活で行うことが様々な病気の予防につながるのである。現代の食事は、黒パンを白パンに、玄米を白米に、黒砂糖を白砂糖にと言う具合に、ビタミンとミネラルの詰まっている胚芽の部分を削ぎ落とし、私たちをビタミン・ミネラル欠乏症に陥れた。ビタミンは約30種類、ミネラルは約100種類あるが、このビタミン・ミネラルを毎日130種類、栄養として取り入れないと健康を保てないのである。たとえ129種類のビタミン・ミネラルを摂っても、1種類不足すると、様々な病気が引き起こされる。心臓、肺、賢蔵、脳などは生命維持のために必須の臓器である。これらの生命必須臓器は、栄養が入ってこないと、体内で不要になったものから、栄養を取り入れようとする。つまり、もともと生まれたときにはないガン細胞(タンパク質)、炎症細胞(タンパク質)、動脈硬化や脂肪肝の原因の脂肪、糖尿病の原因のなどを利用して、生命必須臓器は生きながらえる。ということは、病気のもとが正常細胞に食われることになる。人間に限らず動物の体は飢餓には慣れているので、その対処方も心得ている。しかし、運動もしないで朝昼晩と時間が来たら胃袋に食物を放り込み、そのために起こる飽食に対処する方法は、体には備わっていない。人類300万年の歴史のうち99.9パーセントは飢餓の歴史なので、体に対処方が備わっていないのである。飽食の結果できたガン、炎症、脂肪肝、痛風、糖尿病などは、食をストップさせると、動物本来備わっている能力が働き、不要なものを利用するという形で燃焼される。ただし、断食は素人がやると危険なので、朝や昼で調整するのが生活のリズムを崩さず無難な方法である。朝食を英語でBreakfastという。Breakは、やめるという意味。Fastは断食という意味。つまり、夕食後から朝まで食べないという、断食の意味から命名された。朝、目やにが出たり、尿が濃いのは断食と同じ効果である。つまり、夜間断食していたのである。だから朝食欲がないのは当たり前で、食べたくないのに無理して食べるのは、断食後に普通食をいきなり食べるのと同じである。朝はにんじんジュースを飲んで、栄養素を摂ったほうが無難である。ただし、野菜は体を冷やすので、一緒に生姜紅茶も飲んだほうがいい。コーカサス地方の人々は100歳以上の長寿者が多い。もともと地中海民族だったこの地方の人々は、ロシアのスラブ民族とは全く違う。農業と牧畜で生活し、100歳を超えても仕事を続ける。きれいな水を飲み、新鮮な野菜やリンゴ、ブドウなどのコーカサスの果物、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品を中心に食べている。甘みは蜂蜜を、塩は岩塩を使う。伝統的な健康食と摂り、よく労働するので長寿者が多いのである。また、大きな家に4~5世帯が同居して、年配者が大事にされるという儒教のような風習が残っている。長寿者は120歳になると血液型がなくなる。120歳になると、すべての人がO型の血液型になるのである。本来、人類の血液型はO型である。その中から農耕民族のA型狩猟民族のB型が生まれたのである。このことから、人間の限界寿命は、すべての人が人間のもともとの血液型であるO型に戻る120歳前後と考えられる。動物の寿命は、その動物が成長に要する期間の5~6倍とする説からも人間の場合は100~150歳が限界寿命といえる。スコッチウイスキーのラベルの顔でお馴染みのオールド・パーは152歳まで菜食で長生きしたという。胎児の肺の細胞は50回まで分裂するという。一回の分裂に2.5年かかるので、2.5年X50回は125年である。つまり、人間は120歳前後まで生きることが可能なのである。では、なぜ通常120歳まで生きられないのか。それは、食べすぎ、運動不足、ストレス、たばこ、自然破壊など様々な理由で血液を汚し、少しずつ寿命を減少させているからである。したがって、瘀血を防ぎ、きれいな血液を保てば、120歳まで生きることは理論的には可能なのである。にんじんはセリ科の植物で中央アジアが原産地。にんじんは体を温め、内臓の機能を高める。ビタミンA・C・Eを豊富に含んでいる。老化防止、ガン、脳卒中、心筋梗塞、リウマチ、肺炎、便秘、ストレスなどの原因となる活性酸素を除去する。正確に言うと人参にはビタミンAではなくカロチンが含まれている。カロチンは体内に入ると、約3分の1が小腸内でビタミンAに代わり、残りはカロチンとして脂肪組織や肝臓、血液中に貯蔵される。ビタミンAは摂りすぎると肝臓障害や下痢を起こすが、カロチンにはこの過剰病は起こらない。生姜は冷え性を改善する。病原菌を殺菌する。そばは血管を強化し、脳卒中を予防する。穀物はイネ科なのに、そばだけはタデ科の植物である。バイカル湖から中国の東北地方が原産地。そばの特産地は長野県、島根県東部、岩手県、埼玉県山岳部などの寒冷地。東洋医学の理論では、寒いところに産する食物には体を温める作用があると考える。また、外観が赤、黒、橙などの暖色系の食物は体を温め、白や緑などの寒色系の食物は体を冷やす作用があると考える。鉄・カルシウム、ビタミンB1・B2が多く、8種類の必須アミノ酸、デンプン、ルチン(ビタミンP)が含まれる。気分を穏やかにし、腸の働きをよくし、胃腸の残りかすをなくす。うどんの倍の栄養がある。塩分は体を温め、気力・体力を増し、健康を保つのに一番大切な栄養素である。ただし、体内に溜まると生活習慣病になるが、運動で発汗して排泄すれば何ら問題はない。塩分をしっかり摂り、運動、入浴、サウナなどで発汗して余分な塩分を排泄するのが正しい健康法なのである。緑茶にしょう油と生姜汁を少量たらして飲むと、体が温まり、胃腸病、冷え、貧血に効く。以上のようなことを考慮に入れて、旅行前に体調管理をしっかり行い、最高の体調でヨーロッパ旅行を楽しんでもらいたい。



にんじんジュースの作り方
にんじん2本とりんご半分をミキサーにかけジュースにする。

生姜紅茶の作り方
紅茶に生姜を少量すって入れる。


風邪予防ジュース
オレンジ、にんじん、りんご、生姜、ハチミツをミキサーにかけジュースにする。

糖尿病
疲労回復
ブルーベリー
ショウガティー