● 台湾の場所

日本からの直行便もがんがんあり、関空→台北。

出国:03.2.13
帰国:03.2.16

● 行った所
台北
台南
高雄

● 航空会社
キャセイパシフィック航空

● 目的
3回目の台湾。
目的は3回とも同じで、単純で安くてうまいものをしこたま食べる事。


1日目
関空−台北−台南
幸運は久々にかつ、予想もしてなかった時に訪れる。
飛行機のゲートに結構ぎりぎりの時間に着いた俺らはとりあえずトイレに行く事にした。 そしてトイレから出てくると、放送が聞き覚えのある名前を流してる。 俺とSとK。

最初に思ったのは、何かしでかした?という、何故か悪い事をしたのがバレた かなという感覚・・・。 自分1人の時ならそんな事思わんけど。SとKと一緒やしなー。
とりあえず、呼ばれてるカウンターに急ぐ。 心なしか、周りの人達から注目されているような気がした。 何故だかあせってた。台湾に行けないかもしれんと漠然とあせってた。

カウンターに近付いてみて、やっと謎が解き明かされて、力が抜けた。 他に呼ばれてる人達のチケットが緑から青に変わっている。
生涯2回目のビジネスクラス。格安チケットの客にはまわってこないと思ってた。
預け荷物がなかったからか、はたまた台湾経由香港行きの台湾降りの客だった からか、理由はわからないが、キャセイパシフィックのビジネスである。 3人とも舞い上がっておりました。

席幅が広い・・・。
人目がなければ歓声をあげたい位だった。 こういう時に3時間程しか乗らないとは。 もう香港に行先変更してもよかった。 とりあえず、充実しすぎで笑えるような出来事はなかったので、ここでは省略。

無事、台湾到着。
SもKも台湾は3回目。
しかも、2人は今回の目的地である台南・高雄にも行った事がある。 もう今回は何も心配する事もない。 空港の到着口から出てきた俺らは余裕しゃくしゃく手慣れた様子で、市街迄のバス乗り場へ。 そして何の問題もなく、1年ぶりの台北の街へ。

とりあえず台北で1軒軽食を取る事にした。本に載ってる店だったが名前は忘れた。 ところが地図の場所に行っても店がない。地図の指す場所に食堂はあるけど名前が違う。 しばらくうろうろして、それでもそれらしい店はない。 Kが店構えやメニューが本に載ってる写真と似てるという。 とりあえず近付いてみる事にした。

・・・正解。
店の中には、その本のコピーが拡大されて思いっきり貼ってあった。
とりあえず席に座り、ビール。 (始めに書いておきますが、この旅の食事には全てビールがついています。 書くのが抜けている時がありますが、必ずついています。)
嬉しがって機内食を食い過ぎたのとビールの影響であんまし食えなくて、正直 ここの料理はおいしかったかわからない。

ここが行きつけのCD屋 そして行きつけののCD屋に寄り道。本当は最終日にゆっくり来ようかと 思ってたのだが、食堂から近すぎたので誘惑に負けた。

まずは海賊版捜索。 ・・・ない。ないないないない。 今回はあまり買うつもりもなかったとは いえ、どんな新作が出てるか楽しみにして 来たのに、新作がほとんどない。 (って事が見てわかる自分が怖い。)

今回ここに来たのには、3人それぞれの目当てがあった。
俺は友達に頼まれた「ぼうい」のCD及び韓国映画のDVD。 Sは前回来た時にファンになった孫燕姿のCDを、Kは宇多田ヒカル・平井堅など、 日本人の新作を安く買う為。 3人それぞれの思惑で店をまわり、 (この辺は<旅の出来事>で詳しく。) それぞれに戦利品を抱え、店を出る。

そして台南に向かう為国内線用空港へ向かった。
彼らから台湾の国内線は電車みたいに 気軽に乗れると聞いていたが、実際その通りだった。
空港に入ると各航空会社のカウンターの 前に、主な都市への次の便の時間が大きく 張り出してある。
しかもチェックインカウンターで航空券を 買ってそのままチェックインできるという。 早速、次の便が一番早い航空会社の所へ。
航空会社のお姉さんが英語で質問する。 彼ら2人は英語ができなくはない。ただ、使う事に慣れてない。 (この辺も<旅の出来事>に。)

航空券を手にした俺達は早速台南行きのゲートへ。 ここからKの「COLORS」攻撃が始まった。 搭乗を待つ間、早速Kがさっき買った宇多田CDを聞き始める。 そして若干口ずさみ始める。 何回も何回も繰り返し聞く。口ずさむ。 直接聞いてないのに俺の頭の中では、 「あーおーい そーらがー」が延々と響く。 それがディラン効果。
この後街を歩いてる時に、何回か無意識に 「あーおーい」と口ずさんでた自分がいて驚いた。 とりあえずKに影響されたなんて悲しいので 慌てて曲を変える。
Kがホテルでも街中でも歌うから。

そして飛行機はあっという間に台南到着。
ホテルに着くなり早速TVオン。 台湾に行って、夜何してるの?という質問を いっぱいされたが、
答:TV見てる。
3人で笑えるTVドラマがないか探したり、 PV専門チャンネルを延々見てる。 なので、今回ホテルを探した時も衛星TV付は第一必須条件。
でもメイン目的がTVではないので、ちょっとだけにして街へ出た。

最初は有名ちまき店「再發號」。
うまいのだが、困った事にまだあまり空腹でなく、感動若干薄めだった。 しかし、ちまきがでかい。しかも卵・栗・魚介・肉とかなり具だくさん。
ビールを頼んだら、近くのコンビニ迄買いに行ってくれた。 (台湾では軽食時に酒を飲む習慣がない?こういう事が2、3度ありました。でも、 どこの店でも嫌な顔1つせず、買ってきてくれた。)

そして次は、「おすぎです!台南に来てこれ食べない奴は バカ。」的な台南担仔麺「度小月」へ。
俺のイメージより店がきれいだった。雰囲気はレトロだが内装は最新。 好みの具をトッピングできるのだが、漢字の意味がわからず、Sがこれは煮玉子、 という漢字の具を頼む。そしてこれもビールと同じく毎度必須の「不要香菜」のメモを 店員に見せる。俺達は全員香菜ダメ男。
Sは3人の中で一番勉強?熱心。食事する店の下調べや、地理等の情報をちゃんと やっている。漢字で行わないといけない用事は全てSにお任せしている。(英語はKが担当。)
肝心の担仔麺は、えび出汁、細麺にそぼろとにら?素朴なおいしさ。 煮玉子も味が素晴らしくしみてて最高。ラーメン嫌いの俺でも毎日食いたいなと思う位。

その後、夜市に出かけた俺達。
この面白すぎる夜市の話は、<旅の出来事>で。


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