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サメのヒレは全てフカヒレ?

■ フカヒレになるサメの種類

もうかさめ

ネズミザメ  別名「モウカザメ」「モウカ」
全長は3メートルにもなります。目が丸く、顔つきがネズミに似ている所からこう呼ばれます。
性格は凶暴で肉食性。肉質は柔らかくコシが無いので、練り製品には向きませんが、
フカヒレは繊維が太くスープの旨みを十分に吸い込みます。繊維同士の結着が弱いのでそうめんのように仕立てます。



よしきりざめ

ヨシキリザメ  別名「アオザメ」「アオブカ」
背側が青黒いのでこう呼ばれます。
全世界の温帯から熱帯の海に棲む全長6メートルにもなる大型のサメです。
流通量が多いので良く一般にフカヒレの姿煮といわれる料理はこのサメのフカヒレです。
繊維同士の結着が良いために料理にしたときの見栄えが素晴らしく美しいです。



じんべいざめ

ジンベイザメ  別名「シロザメ」
全長は5.5〜11メートルにもなります。体重は7〜10tで、肉質は良く食用にする地域もあります。
フカヒレは国内産では最高品質といわれていますが滅多に入手する事は出来ません。



しゅもくざめ

シュモクザメ  別名「ハンマーシャーク」
全長は4メートルにもなります。シュモクとは「撞木」と書き、鐘などを撞く棒状の物で、その形に頭部が似ている事からこう呼ばれます。
暖かい海域に生息しています。神経質なので人には近づきませんが、人が襲われる事もあるようです。
肉質は良いので練り製品に使われます。フカヒレは良質の魚翅になります。



あぶらのつめざめ

アブラノツメザメ  別名「アブラザメ」

北太平洋に分布するサメで「肝油」を採取します。実はこの「肝油」日露戦争時には、日本軍の戦車の潤滑油になったそうです。
あまりの極寒で当時の機械油が凍ってしまい、凍結温度の低いこのサメの「肝油」が急遽集められたんだそうです。
肉質は良くて皮を剥いだムキザメや棒ザメとして、主に煮付け用に市販されます。
フカヒレは小サメヒレとして利用されます。



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