第3回

宮崎駿
宮崎駿

彼の歴史
私的コメント
1941
1月5日、東京で生まれる。 生まれていない(^^)
1971
「ルパン三世」TVシリーズ演出
名コンビ高畑勲との共同演出。
大人のアニメだった。
1972
「赤胴鈴之助」の一部の絵コンテ、「パンダコパンダ」原案、脚本
鈴之助はチビの頃のヒーローだった。
赤胴鈴之助にも関わっていたとは!
バスタオルや食器が鈴之助だった。
1974
「アルプスの少女ハイジ」製作。
高畑勲との黄金コンビが始まるのだ!
この作品からしばらく「世界名作劇場」のお世話になっていた。
1976
「母をたずねて三千里」製作、場面設定。
泣いた。
1978
「未来少年コナン」製作、演出。
テレビアニメ史上屈指の名作。宮崎駿の原点。
毎週楽しみでたまらなかった。
食い入るように観ていた。
1979
「赤毛のアン」前半場面設定
途中降板し、「カリ城」製作に。
「名作劇場」は既に卒業していた。
1979
「ルパン三世 カリオストロの城」脚本、監督。
内容的には評価されるが、ヒットに結びつかなかった。
ルパンのイメージを決定付ける作品になった。
1980
TV「ルパン三世」シリーズ145話「死の翼アルバトロス」、最終話「さらば愛しきルパン」脚本、演出。
「アルバトロス」の下着を着けない不二子にはPTAからかなり文句が出たとか..
年代的に「ルパン」と言えば赤いスーツのこのシリーズ。「アルバトロス」の面白さは並みじゃないぞ。(当時は親に禁止されてたけど)
1982
TV「名探偵ホームズ」脚本、演出。(一部)
イタリアとも合作。楽しそうだけど。同時期アメリカとの合作「ニモ」の話があったが、結局宮崎版「ニモ」は実現しなかった。残念。
このシリーズだけは何故か観てない。
1984
「風の谷のナウシカ」脚本、監督。
宮崎アニミズムの原点。劇場アニメが映画として認められるきっかけにもなった。
凄いシーンは多いんだけどね。
1986
「天空の城 ラピュタ」脚本、監督。
正しく「血湧き肉踊る漫画映画」。宮崎駿のてんこ盛りだ!
宮崎は伝説や昔話を実に上手く利用する。
1988
「となりのトトロ」脚本、監督。
子供のために宮崎アニミズムを楽しく教えるための映画。TVアニメシリーズになるなんて話もあった。これこそ実現してほしかった。
「もののけ姫」を観るまでは、ある程度評価してたんだけどね。「もののけ」の考えがあった上であえて「トトロ」のような作品作りを選んだと思ってたから。
1989
「魔女の宅急便」製作、脚本、監督。
製作だけのはずが結局全部やることに。人に任せられる人じゃないよね。
そんなメッセージ、宮崎から聞く必要ないよ。なんか間違ってるぞ。
1992
「紅の豚」脚本、監督。
久々の男が主役の映画で期待したんだけど。宮崎が自分に酔ってしまっている..
自らロリコン伯爵になったか。
1995
「耳をすませば」脚本、絵コンテ。
アニメで絵コンテ描くってことは、ほとんど監督するってことじゃ..
観る気がしないよなあ。
1995
「On Your Mark」監督。
「耳をすませば」併映のCHAGE&ASKAの同名曲をもとにした短編アニメ。
7分の中に彼の魅力がぎっしり詰まった名作短編です。
1997
「もののけ姫」脚本、監督。
ご存知、邦画史上最高のヒットとなった作品。宮崎アニミズムの集大成になった。私はこの作品を評価している。
この作品に含まれるメッセージを踏まえた上で「トトロ」を発表したと思ってそれを評価してたんだけど、本作を発表したことで、そうではなかったと気付く。
2001
「千と千尋の神隠し」監督。
前作の興行収入を超えた大ヒット作。イマジネーションあふれる宮崎ワールド。
楽しげな世界の裏には痛烈な社会批判がありました。新しい宮崎と変わらない宮崎を観られた好きな作品。
2004
「ハウルの動く城」監督・脚本。
外国を舞台にした空想物語は久々で、すごく楽しみ。「楽しきかな漫画映画」期待していたのですが。。
結局観れませんでしたT_Tけど評判はあまりよくないですね。。