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【ダンジョン日報】 第12号 06年03月06日

『未知の領域へ』


 数々の冒険者が挑んだザトンの迷宮も、ついに7層に挑む者が出現し始めた。
 7層のボス、デルフに辿りつた者は未だ1人もいない。
 ここを抜けた者は、間違いなくこの迷宮を最も深く攻略している者であろう。




今回のトピック 『デルフへの長い道のり』

 しばらく不在気味だった戦士ジーナが抜け駆けを画策。
 しかしメインメンバーが揃い、そのまま深層へ。
 4層に挑んだはずのジーナたちは、7層のボス、デルフと相対していた。


今回の主な変更点
・魔法の記述を整理、調整した。




◆ダンジョン外◆ 颯爽と抜け駆けろ
ジーナ : メンバーが少ないうちに、少しでも経験値かせいでおきたいわね。
GM : そうかぁ。じゃあ、こっそり抜け駆けする?w
ジーナ : したいわね。(にやり)
ジーナ : そうでないと、サムライへの転職なんて夢のまた夢だもの。

 こうして抜け駆けは画策された。参加したのは魔術師イストと忍者セニアの2人。

GM : ダンジョンレベルいくつに潜りますか?
セニア : 4か5ぐらいかな?
イスト : では、4階から流して行くか

 これが、長い長いデルフ打倒への旅の始まりになろうとは、この時誰も思っていなかったのである。




◆通路A◆ 潜る前には忘れずに
イスト : 《飛行》を使う。

 魔法使いの持つ魔法、《飛行》を使うと、落とし穴系のトラップを自動回避できるのだ。


セニア : 《経費節約》! 《経費節約》! あとランタン買ってつけた!

 盗賊の持つ技能《経費節約》を使うと、セッション中のMP消費量を半分に抑えることができるのだ。また、ランタンを使うと、盗賊判定の成功率を高めることができる。


ジーナ : あ、なるほど、今までそういうことって気にしたことなかったわ。専業で戦ってばかりだったから。(苦笑)
ジーナ : 専業で主婦やってた時も、ある意味戦うばかりだったけど(何ボソ)
セニア : 戦うお母さん!
ジーナ : 仕方ないでしょう。ダンナが蒸発したから、昔やってた冒険者に復帰したのよ。なかなかカンが戻らなかったけど。
セニア : ジーナもいろいろあったんだねぇ。


◆玄室B◆ 戦うウサギさん
GM : ボーパルバニーが3体出た。
セニア : や、ヤツは《狙撃》を使う! てめぇら《眠りの雲》だ!(ビシィ
イスト : 何を興奮しているんだセニア
セニア : ライバルだもーん。 ←《狙撃》を使う者同士
GM : バニーたちはもちろん全員《狙撃》を使います。
イスト : そうか…では《灰燼化》だ。(コロコロ)
GM : ぜんめつしたw

【古代語魔法】 5レベル 《灰燼化》 元MRが1D6+L以下の雑魚を1グループ全滅させる(魔術判定不要)。


GM : 宝物判定ドゾー
ジーナ : 7だったわ。
GM : ウサギの牙(200G)
イスト : 10か
GM : ウサギの足(400G)
ジーナ : ウサギの牙とか足とか、いいアイテム見つからない腹いせにさばいてるとしか思えない(笑)
セニア : 「つがいのウサギは、シチューがいちばんさ」(笑)
ゴラム@GM : 「生の魚もおくれよ」(何)
セニア : 「…今、知らないへんな小さい影が見えた」(汗<ゴラム
イスト : 「じゃあ、次行くか」


◆玄室C◆ それでもウサギさん
GM : モンスターが2グループ出現。
GM : ボーパルバニー×3、アイアンゴーレム×2
セニア : 「またバニーか」(笑
ジーナ : 「またウサギの巣だったみたい」(汗
セニア : 「イスト、ウサギぶっ殺して? あたしゴーレムに《狙撃》いくから」
イスト : では、光になれぇー!とバニーに《灰燼化》(コロコロ)11だな。
GM : ギリギリかかってますね。では肉弾戦、アイアンゴーレム×2
ジーナ : 「普通の攻撃だけで充分行けそう」
ジーナ : 「残ったゴーレムは任せておいて」(じゃきん)
GM : 楽勝だねw

 楽勝だった。




◆5層◆ テオ合流

 こんな調子で大した苦労もなく4層を攻略していく。


GM : 地下に下りる階段があります。
セニア : 降りちゃう?

 と、その瞬間にテオが現れた。


セニア : テオ来た(笑
ジーナ : 「あ、新戦力」(笑)
ジーナ : 「ちょうど4階から5階に降りたら貴方がいるなんてね」>テオ
テオ : こういうときは「遅かったな」(笑)


◆5層◆ 細く長いこの道

 ダンジョンダイスを振っていく。
 T字路。まっすぐ。まっすぐ。L字路。


ジーナ : 今日のダンジョンはやたらとだった広い(笑)
GM : すごい長い一本道…w
セニア : そういえば、この階はドッペルの呪いがかかってるんだったね…
GM : ♪知らず知らず歩いてきた 細く長いこの道
セニア : 振り返れば、遥か遠く、階段が見える…
セニア : でーこーぼこーみちやー(罠)まがりーくーねぇった…え、敵?
GM : コカトリスが4体出た。
ジーナ : 大丈夫、敵じゃない(笑)
イスト : TP1点使って《灰燼化》
GM : ぜんめつした(笑)

 セニアが歌ってるうちに、いつの間にか玄室に到着していたのだった。




◆6層◆ 省略



◆7層◆ デルフの根城に殴りこみ
GM : んで、地下に降りる階段あるけどどーする?
セニア : いくいくー
テオ : 降りるよー、このために温存してたから!


◆玄室AA◆ やっとデルフとご対面

 7層は曲がりくねった道とトラップのある玄室で構成されていた。
 セニアが【ドルイドの呪い】のトラップを解除しそこねたりはしたが、一行はついにボスの部屋の前にたどりついた。


GM : 扉を開けますか?
セニア : 「また張り紙かな?」
GM : 壁には「あー、だっるーい」とか血文字で書かれている(笑)
イスト : 「対処に困る奴だな」(苦笑)
テオ : 「イスト、万一の時は頼む」
テオ : と言って開ける(笑)
GM : んじゃ、開けますと…暗闇の奥には、君たちの胸くらいまでの大きさの、不気味な陶器の人形が見える。
イスト : 「なんだ、あの不細工な人形は?」
ジーナ : 「だるい人形?」
テオ : (…カルコブリーナ?)
デルフ@GM : 「ようこそ、私の部屋へ。あなた方が、最初で最後の訪問者です」
GM : 現れたのは、デルフ、そしてライフスティーラーが4体です。
ジーナ : 「私達が最初なのね」(笑)
ジーナ : 「でも、最後なのは貴方の方だけど」


◆玄室AA◆ さらばデルフ
GM : 戦闘開始。ライフスティーラー、デルフは全員肉弾戦参加。デルフは【石化の視線】を使います。

 このデルフの【石化の視線】を、セニア渾身の《目くらまし》で無効にすることに成功。


デルフ@GM : 「虫けらの分際で」
セニア : 「虫けら言うなー! わ、我々は人間デス」
テオ : 「負けフラグ吐いてることに気づけばいいさ」

 そして戦いは肉弾戦に移行した。


GM : 敵はデルフ、ライフスティーラー×4。ちぇー。このターンは【石化の視線】なしか。
セニア : く、37…。
テオ : 60!
ジーナ : 65!!
イスト : 炸裂してるな、ジーナ
デルフ@GM : 「3人で162だとぅ!?」
ジーナ : 一番いいときのためにとっておいたような攻撃ね。さっきまで悪かったのはこの時のため。
GM : ライフスティーラーは全滅して、デルフに30ダメージ。
デルフ@GM : 「ひ……なんだこいつらは!?」
テオ : 「だーから、虫けらって負けフラグなんだよ!」
デルフ@GM : 「わ、悪かった。なあ、話し合おうじゃないか…」

イスト : 《爆裂究極》で滅ぼしてしまおう
ジーナ : あ、それいい。
※【古代語魔法】 7レベル 《爆裂究極》 敵すべてに魔術判定の達成値×2のダメージを与える。


デルフ@GM : 「と見せかけて【石化の視線】をぉぉぉ…って、あれ?」
イスト : TP2点使って《爆裂究極》。「渇かず飢えず 無に還れ!」(笑)
テオ : フ○ーザさんと同じ匂いがする。
イスト : 25×2で50点ダメージ
セニア : どっごーん
デルフ@GM : 「ギャアアアアアア」(崩壊)

 こうして、長い長い旅路は終わりを告げたのだった。
 そしてその後、かつてない膨大な経験点を告げられることになるのだ。


GM : 一人あたま240点です(爆)
ジーナ : って、私、今までの累計経験値が239点なんだけど(爆)



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