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【ダンジョン日報】 第20号 06年03月17日

『2階のボス、実在!!』


 いないと思われていた2階のボスが存在していたことが明らかになった。
 今までのような不確定情報ではなく、高レベル冒険者たちが直接対決した確かな情報である。
 しかし、高レベル冒険者の前に、たちまちいなくなったらしい。復活の時を待とう。




今回のトピック 『めぐりあいツンデレ』

 今日も今日とて、2層はやっぱり行き止まり。
 しかしふと発見した隠し扉。その向こうに広がる「歓迎」のネオンサイン。

スモッグビースト : 「つーか、いつまで待たす気だコラ! 待てど暮らせど、誰一人として俺の部屋に来やしねえ!」
セニア : 「だって、隠し部屋だったし…」

 ついに2階のボスとのご対面。狙え! 材料アイテム、仮初の大気。
 だが……


今回の主な変更点
・精霊魔法と盗賊の技の一部の効果を変更した!




◆開始前の風景◆ 抜け駆けデート再び?
イスト : ジーナみたいに一人でダンジョンに潜る。とか面白そうだと思ったけど、後衛職には無理ですね(笑)
シーマ@GM : せめて、2人要りますねー
イスト : むう、こっそり経験点を稼いでやろうと思ったのに(笑)
シーマ@GM : 盗賊がいれば問題ないかと…シーマが付き合ってもいいですよ?
イスト : お、それならいけそうですね。お願いします。スモッグビーストの仮初の大気がいるんでしたっけ?
シーマ@GM : はい。シーマの強化に欠かせません。
イスト : じゃあ、B2から行きますか

 なお、イストは精霊使いに転職して、レベル1からのスタートである。




◆玄室B◆ モンスター×モンスターは辛いよ
イスト : (コロコロ)2。良かった。いきなり下に降りることにならずに済んだ。イベントは6(笑)
シーマ@GM : モンスター2グループ敵出現。ゾンビ×3、フォモール×5です。
シーマ@GM : 「さーて、どうしてくれようかしらねー」
イスト : 力が落ちてるからな、フォモールに《混乱》か攻撃呪文で一気にケリをつけるかだが…。レベルが下がるとTPが凄まじく減るのが一番堪えるなあ(苦笑)
シーマ@GM : ケリつけられるかなー(笑) 二人で《爆裂究極》してみる? 白兵戦きたらやばいけどw
イスト : じゃあ、先に俺が《爆裂究極》させるから、それ見て対応ってことで(笑)
イスト : (コロコロ)19×2で38点ダメージ…、ゾンビを潰すか。

 その後シーマも《爆裂究極》を飛ばすが、2体のフォモールが生き残ってしまった!
 これで彼らは白兵戦に参加できる味方がいない状態でフォモールと戦わなければならなくなった。


イスト : これって、初めてのケースなんだけど、どうなるの?
シーマ@GM : こちらは、白兵戦参加者いません。なので、戦闘判定の達成値は、0(笑)
イスト : ってことは、フォモールのMRそのまま食らうってことか。
シーマ@GM : 敵の20アップ。二人で10ダメージずつ食らう計算になります。
イスト : 鎧の耐久度が先に減るんだったよね? 身かわしのローブが壊れた(泣)
シーマ@GM : シーマは《素通し》で10ダメージ自分で受けます。虹色ローブ壊したくないw


◆玄室B◆ 増援きたる

 2層とは言え少人数なところにモンスター×モンスターなど振ってしまうと苦戦は必至である。しかしここで救援、忍者セニアが参加。



セニア : いまどこにいるのん?
イスト : B2で苦戦中(笑)
シーマ@GM : あとフォモールが2体。
セニア : おっけい


シーマ@GM : 次のターンです。シーマは《眠りの雲》を使用予定。
イスト : あ、俺が《混乱》使えばそれで終わるんじゃないか?
セニア : ふつーに攻撃するよ。
シーマ@GM : わたしもセニアと一緒に参加するだけで事足りるはず。
シーマ@GM : 「イストさんは黙って見ていて、身かわしのローブを壊された事にショック受けてればいいわ」w

 その言葉通り、7レベル忍者のセニアが加われば、2層のモンスターなど敵でなく、一瞬で蹴散らしたのだった。


イスト : 「くそう、どんな攻撃も鎧を犠牲にして生き延びる騎士みたいには行かないなあ」

 そして今回の戦利品。

★ 腐った革鎧 info:きっととっても臭いと思う
★ 破滅の革鎧 info:祇園精舎の鐘の声〜諸行無常の響きあり〜べべんべん♪


セニア : 呪われシリーズだね(笑)
イスト : 不法投棄場所なのかもしれないな、この階層は(笑)

★ 呪われたローブ info:特にダイス目が呪われます


セニア : つ「呪われたローブ」>イスト
イスト : なんだ、呪われたローブ大したことないな(笑)

 呪われたローブを身につけるまでもないらしい。




◆玄室D◆ やっぱり2階のボスには縁がない!?

 そして、ダンジョンの先を決めるイストのダイスが、1を出した。←行き止まりの玄室



セニア : あら。
シーマ@GM : …あーあ。


イスト : イベントダイスはまたしても6(笑)←モンスター×モンスター
シーマ@GM : 「イスト、アンタ死ぬわよ」(細木数子風に)

 やはり、呪われたローブを身につけるまでもないらしい。




◆玄室D◆ さらに増援きたる
シーマ@GM : ゴブリンシャーマン×3、フォモール×4

 ここで騎士テオと僧侶マリアが救援にかけつけた。いやむしろ、先に入っていたらしい。


テオ : 「やあ遅かったじゃないか」(笑)
マリア : 「こんばんはですわ」

 そして、低レベルダンジョンでそれだけのメンバーが揃えばモンスター×モンスターと言えど敵ではなく、一瞬で蹴散らし……蹴散らし……?



シーマ@GM : とりあえず、今来た二人はこの戦闘は見物していて下さい。
テオ : わかった。多分楽勝だと思うし、いっか。



 イストが《眠りの雲》でゴブリンシャーマンを眠らせ、セニアとシーマが《狙撃》でフォモール2体を沈める。そして白兵戦。


シーマ@GM : 40対45で負けてるし(爆)

 とはいえ次のターンでは、イストの《火球爆発》、シーマの《爆裂究極》、そして取りこぼしたフォモール1体をセニアが片付け、決着はついたのだった。



今回の戦利品

★ MPポーション info:そーれイッキ! イッキ! イッキ! イッキ!
   MPを1D6回復。使い捨て
★ ショートソード info:短剣〜発見〜ボクの町〜♪
   戦闘修正+1  30G 宝物、盗賊判定+1
★ ソフトレザー info:やわらかい素材なのですぐ壊れる
   耐久度2/2  20G
★ チェインメイル info:一本一本、丁寧に鎖を編んだお婆ちゃん手作りの品
   耐久度4/4  200G


マリア : まあ、どこのお婆さんでしょう。


◆玄室D◆ 特殊イベント発動!

 本来ならここで下の階層へと続く階段が現れ、3層へ降りるはずである。
 しかしここは2層。今までとことん縁のなかった2階のボス、スモッグビーストが待ち受けているのだ。今まで何度も低レベルに潜りなおし、それでもダイス目のせいでスルーされ続けたある意味不幸なボス。
 GMも今度こそはと、特殊イベントを発動することにした。


シーマ@GM : えーと。いちおうここで行き止まりで、下に階段あるんだけど…どうも、何かが違う。
マリア : 何が違うんですの?
シーマ@GM : セニアは、ひょっとしたらこの部屋のどこかに、なんかあるんじゃないかなーと思った。
セニア : 「なんかあるんじゃないかなー」
マリア : 「罠か、あるいは隠し通路でしょうか。敵もありえますわね」
セニア : 「なんかいるんじゃないかなー?」
マリア : 「まあ、何かあるというのですから、探してみるのもいいかもしれませんわね」
シーマ@GM : 「えっとね、セニア。こっちに立ってくれる?」
セニア : 「なんでしょう?」
シーマ@GM : 「ふつー、マリアちゃんみたいなセリフは、セニアが真っ先に言わないといけないんだよゴルァ!!(とび蹴り)」
セニア : 「ごふうっ!?」
シーマ@GM : 「はー。まったく、頭ぱーぷーな忍者を持つと仲間が苦労するわ」
セニア : 「シーマも怪盗なのに…ブツブツ」

 というわけで、隠し扉を発見したのだった。




◆玄室F◆ 歓迎! 冒険者ご一行様

 玄室Eのトラップはシーマが解除し、先へと進む。


シーマ@GM : 玄室です。でも、今までとは雰囲気が違う。
テオ : …どーゆーふーに?
シーマ@GM :  不釣合いなまでに色とりどりのネオンサインがついた、明らかに周囲から浮いている扉がある。
シーマ@GM :  壁一面に「いらっしゃいませ♪」「一見さん大歓迎!」「1000Gぽっきり!」などと、意味不明なバナーやペナントがベタベタと貼り付けられていた。
マリア : 「まあ、怪しげですわね」
セニア : 「いや、いかにも怪しいお店だよ…」
イスト : 「もう、いっぱいいっぱいの呼び込みって感じだな…」
マリア : 「もしかして、誰も来られてないんですの?」
テオ : 「大歓迎されてるようだし、…開けるよ」(笑)


◆玄室G◆ めぐりあいツンデレ
シーマ@GM : では、中にいるのは、煙で出来た巨大な猛獣のようなモンスターです。
スモッグビースト@GM : 「くっくっくっく……待ちくたびれたぞ冒険者ども!」
スモッグビースト@GM : 「つーか、いつまで待たす気だコラ! 待てど暮らせど、誰一人として俺の部屋に来やしねえ!」
スモッグビースト@GM : 「俺はてっきり……あ、いや、今のナシ! 別にそんな、寂しかったとかじゃねーからなコンチキショー!!」
マリア : 「まあ、ずいぶんお待ちになられたのですね」
テオ : 「この階のダイス目が呪われてるんだからしょーがねーだろー!?」
マリア : 「来てほしいのでしたら、扉を隠さなければよいのでは…」
セニア : 「隠し部屋だったし…」
テオ : 「それで用はなんだ、戦って欲しいのかツンデレ」

イスト : 嫌なツンデレだな(苦笑)
テオ : とりあえずこういうときはツンデレ言っとくのが今のブームだとおもう。


スモッグビースト@GM : 「さて、気を取り直して……と」(ゴホン)
スモッグビースト@GM : 煙の怪物は咳払いをして、やや緊張気味に言葉を続けた。
スモッグビースト@GM : 「まぁ貴様らがマゴついていたのも分からんでもない。何しろこのスモッグビースト様は、地下1階のマーフィーなんぞとは精神的身分からして違うのだからな! きっとお前らは、この俺に恐れをなし、今までここに来る決心がつかなかったのだろう!」
スモッグビースト@GM : 「もっとも今回ばかりは、その英断が命取りになるとも知らずになぁ。くっくっく」
スモッグビースト@GM : と、ここまで一息でしゃべった後、スモッグビーストは皆さんを見回してキョトンとする。
スモッグビースト@GM : 「……って、あれ? お前ら何か、装備してる武器とか防具、メッチャすごくね?」
セニア : 「ごめん、ちょっと通り過ぎてた(笑)」
スモッグビースト@GM : 「俺が今まで見た事もないよーなモノまであるし……え?」
スモッグビースト@GM : 「あんたらもう、地下9階のグレーターデーモンも倒してるの?」
イスト : 「安心しろ、俺はちゃんと1レベルだ」(笑)
セニア : 「ゴメンネ!今すぐ倒すから(じゃきこん)」
スモッグビースト@GM : 「…………………………(汗)」
スモッグビースト@GM : 「いや……その……すんません調子こいてました。えっと、あの……ボク身体(魔法に)弱いんです。だからあんまり乱暴しないで……」
マリア : 「なんだか、スモッグビーストさんがかわいそうに見えてきましたわ……」
セニア : 「早く楽にしてあげなきゃ…」
イスト : 「やっぱりここは《爆裂究極》だろうか」(笑)
テオ : 「んー、もうあれだ、任せていいのかなこれは」
シーマ@GM : 「《爆裂究極》いっとくぅ?」
イスト : 「平目で《爆裂究極》を使用」
イスト : 23×4で92点(笑)
テオ : HP50が儚いな。
シーマ@GM : 吹っ飛んだ(爆)
マリア : 「ああ、とってもかわいそうですわ」


◆玄室G◆ 仮初の大気を手に入れろ

 かわいそうなので、一応ボスのデータを掲載しておく。



 【BOSS DATA その2】
 スモッグビースト BL:5 BP:5
 MR:30 HP:50
 特殊能力
【幽体】(実体がない。白兵戦の達成値および、物理ダメージを半減(端数切り上げ)する)
【魔法に弱い】(魔法生物。《魅了》無効。魔法ダメージを2倍受ける)
 宝物判定
 2〜6:MPポーション
 7〜9:ガスの素(250G)
 10〜12:魔力の塊(400G)
 13〜15:仮初の大気(800G)
 16〜 :未知の原石(1200G)



 さて、宝物判定。ここまで来たのはスモッグビーストの持つ仮初の大気を手に入れるためである。せっかく出会ったというのに、肝心の宝物を手に入れられなければ本末転倒。
 しかし仮初の大気の出現はダイス13〜15のポイント。盗賊系は達成値が高くなりすぎるため、かなり微妙なポイントである。


テオ : 仮初の大気は13〜15なんだが…
セニア : あたしはダメだね。
シーマ@GM : 「誰か出して! マジ頼みます」(笑)
テオ : やってみよう。
テオ : (コロコロ)ぎゃーーーー6が二個も出た(爆)
シーマ@GM : あーあーw
テオ : 振りなおすよ?TP2点使うけどw
テオ : で、(コロコロ)9…。
シーマ@GM : ガスの素(250G)
テオ : 魔力の塊にも届きゃしねー。
シーマ@GM : …無意味ねー。何だったのかしら今日必死こいて考えた演出(遠い目)
マリア : 「残念でしたわね。落ち込まないでください、きっとまたチャンスはありますわ」
セニア : 「可愛そうに、また倒されるんだね。アレ」
マリア : 「異教徒では仕方ありませんわ…」
シーマ@GM : 「つーか、出会うのも一苦労だったのに…閃きの短剣…」(遠い目)
テオ : 「また潜ろう、な…」

 こうして、本日1回目のダンジョン探索は終わった。  しかしこの日は皆に時間があったのか、さらにもう1つのイベントが待っていたのである。







今回のトピック 『デルフはさておき未知との遭遇』

 デルフ、三度目の遭遇。
 1戦目はデルフよりも長大なダンジョンに疲弊した。
 2戦目はデルフよりもウィルオーウィスプが脅威だった。
 そして3度目。デルフの召喚した未知のモンスター、バジリスクが牙をむく!
 デルフは今度こそ冒険者達に一矢報いることができるのか。
 そしてボスらしいことができるのか!?





◆ドルアーガの酒場◆ デルフに会いに行こう

 今日は時間に余裕がある。さらに潜ってみることに。
 しかし白兵戦の二枚看板のもう一枚、ジーナがいないこの状況では、あまり深いところに潜るのも危険そうだ。


テオ : 迷っててもしょうがないし、7行こう、7。うん、デルフがいいの落とすじゃんw 不老の秘薬!
イスト : デルフなら、エクスカリバーの試し斬りにはうってつけだろう(笑)
シーマ@GM : では、ダンジョンレベル7にご案内〜


◆玄室A◆ 潜る時には忘れずに

 早速トラップ&モンスター。しかもトラップは凶悪な『魅惑の宝』である。失敗すると、呪いのアイテムを強制的に装備させられてしまう。


テオ : うわヤバイのがきたな。
テオ : あ。《魔法の盾》。
セニア : じゃ、《七つ道具》。と、《経費節約》もしておこう。あと誰か《明かり》。
シーマ@GM : いや、トラップのダイスを振った後のこのタイミングではダメだよ(笑)>セニア、テオ
テオ : ごめーんランタンただ持ってただけだったw
イスト : そういえば、《明かり》使えるようになってたんだった。

 入る前に、準備は忘れずにしたいところである。
 それでもギリギリで『魅惑の宝』のトラップは回避に成功した。



戦利品
★ 硬い杖 info:装備すると頭も硬くなります。硬派を自認するアナタに
   戦闘修正1D+0 1000G 魔術修正+2




◆玄室A◆ 【巨体】でも《灰燼化》は使わない

 そして出現したモンスターはアースジャイアント3体


マリア : 「MR3倍で、魔法ダメージ半減か。厄介な敵ですねえ」
シーマ@GM : 「こういう敵を倒すために、《灰燼化》という便利な魔法がある」w
イスト : 「その手があったか、頑張れシーマ」
シーマ@GM : 「え、あたしやーよ。《経費節約》してないのに」w
シーマ@GM : 「素で1D6+6だもの。TP使わないと成功しないし…。TP1点使っても失敗する可能性が高いのよねー」
イスト : 俺も2D+6なんだよな…、TP2点くらい使わないと恐いな。
シーマ@GM : うーん、素直に《狙撃》で行こうかw あたしとセニアが撃てば、2体潰せるわ、きっと。
イスト : 「《爆裂究極》と《狙撃》で数を減らそう」


シーマ@GM : ではまず、敵にかける魔法からスタートです。シーマは《七つ道具》を使った《狙撃》
シーマ@GM : (コロコロ)17ダメージ与えて吹っ飛ばした。
セニア : 私も《狙撃》。TP1点使うよ
セニア : (コロコロ)40。無駄だったねTP(苦笑)
シーマ@GM : というか、元MRが15しかない敵なのに…無駄すぎる(汗)
シーマ@GM : とりあえず、アースジャイアントはあと1体です。
イスト : 《精神高揚》に切り替えよう。テオに《精神高揚》
マリア : とりあえず、セニアさんに《聖なる刃》を。
セニア : わーい。

 いかな【巨体】でMRが3倍でも、残りが1体なら敵ではなく、


シーマ@GM : 楽勝ですw

 と、戦闘は終了した。


シーマ@GM : 宝物判定どうぞ。セニア、シーマ、あと他誰か一人。
テオ : 「期待値の低い二人は隅でじっとしてるから頼むー」w>マリア
イスト : 「そそそそ」(笑)>隅っこ
テオ : 「寂しくランタンでもつけてよっかな…」

 などというやりとりがありつつ、光る鎖帷子やルナスレイヤーなどをゲットしたのだった。



★ 光る鎖帷子 info:ギンギラギンにさりげなく〜♪
   耐久度5/5  1500G
★ ルナスレイヤー info:某ないチチ魔道士が姉を撃退するために作った武器…ではない
   戦闘修正1D+3 6000G 【凶暴化】に「強打」




◆玄室E◆ それはいつもの呪われたイスト

 続く玄室Cでは再び『魅惑の宝』のトラップが。セニが解除し、ゴーストバスターをゲット。
 そしてランダムダンジョンダイスはイストの順番に。


イスト : (コロコロ)1。←行き止まりの玄室
シーマ@GM : イストって、なんかいつも1振ってない?
イスト : おかしい。イベントダイスが6しか出ない(笑)←本日3回目のモンスター×モンスター
セニア : またか。
テオ : 来たな…
シーマ@GM : スティールゴーレム×4、ワーウルフ×6で、スティールゴーレムが奇襲w
シーマ@GM : 最悪パターンだねえw
セニア : 帰る!(涙)
テオ : MR合計200ですから逃げませんか。
イスト : 《瞬間移動》で廊下まで撤退。
マリア : 逃げましょう。
セニア : そして《火事場泥棒》

盗賊の技 4レベル 《火事場泥棒》 逃亡時に宣言。敵1体の宝物判定を行い、宝物を1つ得る(ボーナスダイスは振れない)



 そしてシーマとセニア、2人して、逃亡のどさくさに紛れて月の石を2つゲットしたのだった。




◆玄室E◆ パワーアップくまたん
シーマ@GM : 扉の前まで戻りました。
テオ : もっぺん開ける?
イスト : (コロコロ)今度は3だな。
シーマ@GM : ワーベアが4体出た。
テオ : それくらいなら…
シーマ@GM : まともに戦うと、40×4=160ですがw
シーマ@GM : 「《眠りの雲》で」(きぱ)(コロコロ)1体だけ眠らせた。
イスト : じゃあ、俺は《混乱》で。(コロコロ)それぞれ13ずつMRを下げたぞ。
セニア : 《狙撃》する。寝てないやつに、《七つ道具》で。(コロコロ)22発。
シーマ@GM : 一体潰した。敵のMR合計わずか32w

 一瞬でよくも下げたものである。そして白兵戦組の出番。


テオ : じゃああの、フツーに殴らせていただきます。
マリア : 一応、セニアさんに《聖なる刃》。そして普通に殴る。
テオ : (コロコロ)クリティカルなしか、27点。
セニア : (コロコロ)27発だよー。
マリア : (コロコロ)27発。
シーマ@GM : 楽勝ですねw
ワーベア@GM : 「畜生…俺たちも一応パワーアップしたのに…」(ぽて)

テオ : …してたっけ?
シーマ@GM : いちおう、ちょっとだけMRが増えてるw


ワーベア@GM : 「だがな、どうせ単調な冒険で緊張抜けてるだろうお前ら! デルフ様は、毎回誰かさんに《爆裂究極》で吹っ飛ばされてるから、それに相当な恨みを抱いてらっしゃるぞ。次に会った時を楽しみにしているがいい…」
シーマ@GM : と言い残してくまさんは逝った(何)
マリア : 「さようなら、くまさん」
セニア : 「くまたん……」
テオ : 「……なあ…毎回?」
イスト : 「シーマはそんなに恨まれていたのか…」
シーマ@GM : 「いや、あんたでしょ」(ぼそ)>イスト

今回の主な戦利品
★ 極上の鎧 info:「極上だぜ♪」(10週打ち切り)
   耐久度7/7  6000G
★ ギガスマッシャー info:デカけりゃいいってもんじゃないんだよー!
   戦闘修正1D+4  6000G 【巨体】に「強打」
★ ますらおの鎧 info:間違っても●グ田家の夫の名前ではないぞ
   耐久度6/6  2000G


セニア : ます●お?

 元々伏字はなかったけれど、なんとなく伏字にしてみた。深い意味はない。




◆玄室F◆ 4つ目の玄室は3つ目

 ダンジョンダイス。続くセニアが玄室を振った。


シーマ@GM : ん、3つ目の玄室だね。あれ? 4つめだっけ?
セニア : みっつめじゃない?

 実は4つ目である。が、全員見逃していたため問題なく(笑)


シーマ@GM : スティールゴーレムが3体出た。
イスト : 一番イスト。TP1点使って、《爆裂究極》撃ちます。
イスト : (コロコロ)18×4で72。
シーマ@GM : シーマは《爆裂究極》をTP1点使いーの。
シーマ@GM : しとめ損なったらマリアもお願いね。
マリア : はい。
シーマ@GM : (コロコロ)18×4=72ダメージ。
シーマ@GM : 合計で144点。あと一体!(笑)「マリアちゃん、出番よ」w
セニア : 体育座りしてる。
シーマ@GM : あ、セニアの《狙撃》で十分かな?w

セニア : TP1点。(コロコロ)22発…。
シーマ@GM : …だから、残り6点だってのに…



 十分すぎだった。



今回の主な戦利品
★ 希望の胸当て info:希望者は明日午前12時までにアルタ前に集合して下さい
   耐久度6/6  4000G
★ 豪華な革鎧 info:鎧なんて飾りです。お偉いさんにはそれが分からんのですよ!
   耐久度4/4  1000G
★ 毒消し info:言葉や態度の毒も消せるといいね
   100G 《解毒》の効果。【毒】【猛毒】【麻痺】を回復。使い捨て




◆玄室K◆ デルフは付録
シーマ@GM : と、スティールゴーレムを倒した時、何か上空の壁がちょっと歪んだような気がした。
マリア : あら?
セニア : なんだろう、調べる?
シーマ@GM : すぐにひずみは、元に戻ったけども…

 そして何事もなかったように通路が続く。そしてついに、ボスの待つ部屋の前にたどり着いた。


シーマ@GM : でかい扉があるよ。
シーマ@GM : 扉を開けようとすると…扉はひとりでに開いた。
イスト : ご招待ってわけだ…
デルフ@GM : 「またお前らか…実験はまだ完全ではないというのに。まあいい」
デルフ@GM : 「この間までの俺だと思うなよー! 喰らえ、禁断の召喚陣!」
シーマ@GM : どなたか、1D6×2を振って下さい。
セニア : ゾロ出さない人…
シーマ@GM : イスト!(笑)
イスト : 2Dだな。(コロコロ)4、2と出た。
シーマ@GM : デルフが使った召喚陣から出現したのは、毒々しい色をしたトカゲの怪物が3体。
テオ : …見覚えは?
シーマ@GM : ない。
セニア : 「どちらさまですか?」
テオ : 「冥土の土産とかいってここぞとばかりに得意げに語れ?」>デルフ
デルフ@GM : 「ザトン様には禁じられた、レベル11以降の怪物どもだ! ぎゃはははは」
デルフ@GM : 「行けい、バジリスクども! 奴らを皆殺しにせよ!」
シーマ@GM : 戦闘開始。敵はデルフ、バジリスク×3です。


◆玄室K◆ 未知の敵

 戦闘開始である。雑魚とはいえ、とにかくデータのわからない敵は怖い。デルフよりも、バジリスクに注意が集中する。


セニア : 嫌な予感が…。バジリスクを潰すことを考えたほうがよさそうかな。
シーマ@GM : では敵の行動ですが…デルフ、バジリスク3体とも、【石化の視線】!
テオ : 「マリア、どうする?俺は《神の衣》といいたい!」
マリア : 「では、私は《加護》ですね」
イスト : 「俺はバジリスクに《静寂》だ。デルフのは誰か止めれないか?」
シーマ@GM : 「セニアの《目眩まし》くらいしかないと思う」
イスト : 「よし、まずは【石化】を防ごう」
シーマ@GM : シーマはどうしようかな…《狙撃》いっとく?

 と、ここでとことん遅れつつ、ジーナがやって来た。しかしさすがに途中参加には遅すぎるタイミングなので、観戦モードである。



ジーナ : せっかくみんなが起きてる時間に間に合ったから(笑)
テオ : ちょーっとスリリングな展開になってるぞw


イスト : とりあえず、TP2点使って《静寂》(コロコロ)う、25しかいかない。
シーマ@GM : 1体の【石化の視線】を封じました。
イスト : 少なくともZLが13以上あるって事か…
セニア : 《目くらまし》、デルフに。
シーマ@GM : じゃあ、デルフの視線はかき消された。あと2つ…シーマがTP2点+《七つ道具》で《狙撃》!
シーマ@GM : ぶ、ひく…なんでよりによってこんな時に…19ダメージじゃ倒せないし(汗)
シーマ@GM : えー、バジリスクの【石化の視線】が2つ。抵抗の目標値は21です。
イスト : バジリスクの方が高いし(汗)

 この抵抗にはシーマとマリアが失敗。石化してしまう。


シーマ@GM : シーマとマリアは、治療されるまであらゆる判定ダイスが2個減ります。
シーマ@GM : では、白兵戦。バジリスク×3、デルフ。ちなみにバジリスクには【竜の力】があるので白兵戦もこなせます。


◆玄室K◆ セニア脅威のクリティカル

 白兵戦が開始された。


テオ : TP3点入れる。(コロコロ)ダイス8個振ったのにたった41だしー。
マリア : 普通に殴る。あ、やっぱりむかつくのでTP1点入れよう。(コロコロ)まわって19発。
シーマ@GM : シーマもいちおう参加するか。(コロコロ)クリティカルしたけど19。
セニア : TP3点。《不意打ち》。(コロコロ)(コロコロ)(コロコロ)……エーと75発。
シーマ@GM : セニアがまた、後先考えない出目を…(何)
テオ : 見たことないな、そんな数字w
マリア : すごいですわ、セニアさん! これぞ神の鉄槌ですわね。

シーマ@GM : いや、なんか、頭悪そうだなあとかちょっと思った(何)
セニア : ガーン


デルフ@GM : くっそ…154対140かい(汗)
デルフ@GM : バジリスクどもが吹っ飛んで、デルフに14ダメージ。く〜
マリア : 我が父の加護があれば当然ですわ!
イスト : 凄まじいな。アレが忍者の切り術か…(笑)
デルフ@GM : 「おのれ…そこの忍者の頭が悪くさえなければ勝てたものを!」(爆)
セニア : 「……あたしもう帰る」(体育座り)
デルフ@GM : 次のターンです…っていうか帰りたいのはこっちだ(汗)


シーマ@GM : 「えーと…とりあえず、また《爆裂究極》かな?」
テオ : まあ…それで華々しく散ってもらうのがいんじゃね?
イスト : デルフのリクエストに応えて《爆裂究極》。「渇かず飢えず 無に還れ!」(笑)
ジーナ : デルフが《爆裂究極》で沈むのって、3回目?(笑) ことごとく?(笑)
イスト : 残りのTP1点つぎ込んでファイア!
デルフ@GM : 「あ、いや、ちょっと待て! ちょっと待て! BP使い忘れたじゃねえか!」(爆死)
テオ : 「BP忘れてたのか。抵抗頑張りな」
ジーナ : 今のBP忘れは致命的すぎる(苦笑)>デルフ
デルフ@GM : 「もう、イヤだ。真に頭が悪いのはGMじゃねえか!」(爆)

 デルフ、せっかくだからありったけのBPを全部つぎこんで、何とか抵抗。みたび《爆裂究極》で止めを刺される事態だけは回避した。


イスト : (コロコロ)29点ダメージだけか。

 そしてデルフの【石化の視線】をTPをふんだんに使って回避し、白兵戦へ。
 敵がデルフ1人になってしまえば怖くもなんともなく。


テオ : でもTP1点使う。(コロコロ)ああーまた1が四つも出るし!?
ジーナ : 1…1…1…1…
テオ : 24………

 と、テオがこんな出目でありながらも、


シーマ@GM : 111対68で、43アップ。吹っ飛ばした。

 あっさり勝利したのだった。


ジーナ : じゃあ、このタイミングで私は、「おめでとう、私の出番はなかったようね」とボス部屋に入りました。(笑)
デルフ@GM : 「またしても…おのれ…ここまでやっても勝てんとは…」
セニア : 「テメェは、あたしが、ブッコロス。誰が頭わるいだー!うがー!」(ザクザク)
シーマ@GM : そうするまでもなく、デルフの頭部がいきなり砕け散った。
???@GM : 『余に無断で、分際を越えた召喚陣など扱いおって』


◆玄室K◆ ザトンの呼び声

 『声』は言った。


???@GM : 『余に無断で、分際を越えた召喚陣など扱いおって』
テオ : 「お前、ザトンか?」

イスト : 直球だな(笑)
テオ : だって腹芸とかできねーし。


ザトン@GM : 『…ほう。分かるようだな』
ザトン@GM : 『下賤な部下が、つまらぬ真似をしたようだな…』
ザトン@GM : 『まあ、彼奴にそこまでさせた、貴様らの実力がそれほどのものという訳か?』
イスト : 「どうだろうな。後ほんの少し運が悪ければあそこに倒れていたのは俺たちだったかもな…」
テオ : 「そーそー、今回はけっこう運だった」
マリア : 「私たちの力だけではありません。神のお力です!」
ジーナ : 「はん、実力がその程度だと思わないことね。今日は主力の1人が欠けていたのよ」(何)
セニア : 「あ、人妻」
ザトン@GM : 『ふん…貴様らの顔は覚えておこう。せいぜい、次は直に会える事を願っておるよ』
シーマ@GM : それきり、不気味な声は途絶えた。

マリア : 「神のお力です! 神がダイスを動かしたのですわ!」
イスト : 「どうやらマリアのところの神様は俺たちには加護をくれないらしい」(笑)>テオ




◆玄室K◆ バジリスクの宝物とは?
シーマ@GM : では、倒したので宝物判定をどうぞ。デルフ×1、バジリスク×3
シーマ@GM : バジリスクが何を出すかは、まあ、出してのお楽しみ♪

 その前に、今さらながらデルフの能力値を三度目の公開。



 【BOSS DATA その7】
 デルフ BL:10 BP:10
 MR:50 HP:60
 特殊能力
【闇の力】(魔族。1ターンの間に敵にかける魔法と白兵戦を行える。また、魔術判定は4D6+BLで計算する)
【石化の視線】(敵にかける魔法扱い。パーティ全員、目標値17の抵抗判定ダイスを行い、失敗した場合は【石化】する)
【親衛隊】(常にライフスティーラーを5体連れている)
 宝物判定
 2〜6:ハイMPポーション
 7〜9:禍々しい杖(1000G)
 10〜12:デルフ焼き(1600G)
 13〜15:魔族の魂(3000G)
 16〜 :善の水晶(4000G)



ジーナ : 融合アイテムには関係ないけれど、「デルフ焼き」を入手してみたいと、何となく思ってしまったわ(何)
マリア : そんな、デルフ焼きなんて……いい気味ですわ(にやり)



 デルフの宝物を探していたセニアは、見事に善の水晶を探し当てた。さらにボーナスで虹色のローブをゲット。



★ 虹色のローブ info:アナタ好みに染まります♪(使用者のお好みの色に変化するってこと)
   耐久度4/4  15000G 魔法ダメージ半減



 そしてバジリスクのダイスを振った面々は。


テオ : (コロコロ)絶好調だな、7。
シーマ@GM : テオは死の鱗(650G)ね。
テオ : 7の割に高いぞ!(笑)
シーマ@GM : (コロコロ)えーと36と出た…
シーマ@GM: シーマはドラゴンのエメラルド(1800G)orボーナスだけどどうしよう?
マリア : (コロコロ)21ですわね
シーマ@GM : マリアもドラゴンのエメラルドかボーナス
テオ : それ、蛇のメイス>エメラルド
イスト : 材料になるんだな>ドラゴンのエメラルド
セニア : マリアをエメラルドにして、シーマがボーナスにいったら?
シーマ@GM : そうしよっか、じゃあ。(コロコロ)

★ 粉砕のメイス info:破壊だー! すべてを破壊しろー!
   戦闘修正1D+2  2000G 魔術修正+2



 また、材料が揃ったため、帰還後に蛇のメイスも入手した。



★ 蛇のメイス info:蛇の皮は、財布の中にしっかり入れておけ!
   戦闘修正2D+2  15000G 【毒】【猛毒】無効。魔術修正+3



 なお、今回戦ったバジリスクのデータは以下のようなものだった。



バジリスク  ZL14 MR30 【竜の力】【猛毒】【石化の視線】
  2〜6:なし 7〜9:死の鱗(650G) 10〜12:死の牙(1000G)
  13〜15:猛毒の血(1500G) 16〜:ドラゴンのエメラルド(1800G)


イスト : よし、これで全部だな。帰還しよう。
ジーナ : 参加できなかったけれど、祝杯にはつきあわせてもらうわね(笑)



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