【ダンジョン日報】 第25号 06年03月26日

『魔王の封印』


 かつて神々により、変幻する迷宮の奥深くに封じられた魔王がいたという。
 その力は削がれ、迷宮の奥より外に出られないよう封印がほどこされた。
 魔王の名はマイルフィック。
 今もまだ、迷宮の奥深くに封印され続けているはずである。




今回のトピック 『マイルフィック、参る』

 村正を求め、侍ジーナは今日も潜る。
 苦戦をくぐり抜け、ついにたどり着いた目的地。
 だが、潜った先に待ち受けるボス、ザトンのしもべであるはずのマイルフィックはこう言った。

マイルフィック : 「ぐはははは。待ちかねたぞ冒険者ども。儂こそが魔王マイルフィックなり!」

 そして、かつてない死闘が幕を開けた。


今回の主な変更点
・マイルフィックがパワーアップした!(笑)




◆ドルアーガの酒場◆ マイルフィックを目指せ!

セニア : どうも! 今日バイト先でドアを開くなりはしごが倒れてきたセニアだよ!
イスト : うっかりさん?(笑)



 PLには盗賊判定技能はないらしい。


GM : さて、本日はよろしければ、また地下10階に行ってもらいたいんですが、選択です。シーマを連れていくか行かないか。
テオ : マイルフィック、こっそりパワーアップしてるしさあ。
GM : マイルフィックは、他の2体と立ち居地が違うんですよ。まあ、今日のマスタリングでそのへん解説しますけど…
セニア : 中ボス中の中ボスなんですな。
GM : んで、メンバーはどうする? 5人で行く?
テオ : そりゃ、シーマがいたほうが心強いけど…ってちょっとまって、5人と6人じゃ雑魚の数が違わなかったかな。
GM : ぶっちゃけ【親衛隊】の数が(パーティの人数)体になったからね(笑)
セニア : ウィスプ1匹か、シーマ一人か。
イスト : 俺は6人の方が良いと思うが…
ブレイズ : ウィスプが居る限り、物理も魔法も半分か。
セニア : 辛いね(笑)
GM : んじゃ、5人でいいね?w
ジーナ : うーん、その方がいいかもしれないわ。不安要素はどちらにしてもあるけれど。
GM : では、5名様をダンジョンレベル10までご案内〜


◆玄室C◆ 全力の肩ならし

 しょっぱなの軽いトラップ(玄室A)を回避しつつ進んでいくと、次の玄室ではモンスター×モンスター。


ジーナ : 「ボスの前哨戦にちょうどいい肩ならしになればいいけど」
GM : バンパイア5体、レッサーデーモン4体ですね。奇襲はないです。
ブレイズ : 奇襲ないなら、いい。

バンパイア  ZL11 MR24 【不死の力】【吸精2】【麻痺】
  2〜6:なし 7〜9:邪な土(600G) 10〜12:吸血鬼の爪(800G)
  13〜15:吸血鬼の牙(1000G) 16〜:吸血の紅玉(1200G)
レッサーデーモン  ZL10 MR30 【闇の力】《雷撃》
  2〜6:なし 7〜9:悪魔の紋章(500G) 10〜:悪魔の角(1200G)


GM : 例によって敵は全員白兵戦参加。レッサーデーモンは4体とも《雷撃》です。
テオ : やっぱ《神の衣》いくしかないな、これは。攻撃魔法頼んだ。
ブレイズ : 俺《大地震》ね。
イスト : 俺は平目で《爆裂究極》。
セニア : 魔法見てから《狙撃》準備。


ブレイズ : 《大地震》。レッサーに。(コロコロ)あ、やべ。一匹も殺せそうにないかも。23発w
GM : レッサーデーモンまだ死なないw 次、イストの魔法。
イスト : 《爆裂究極》。(コロコロ)23×2=46点。
GM : はい。2体潰れました。
セニア : 《狙撃》いっきまーす。普通にでいいの?
ブレイズ : ボスも控えてるのにTP使ってられっか。
イスト : 残る1匹のレッサーはあと21点だな。
セニア : あーい。(コロコロ)ごめんダメだった。16発ダヨ。
GM : よりによってひく(爆)
ブレイズ : 振りなおせ。
セニア : TPいってんー。(コロコロ)ごめん20(以下略)
ブレイズ : ……。
ジーナ : …今日のダイス目には期待しない方がよさそうね。
セニア : 期待値出したって!

 結局魔法で撃破できたのはレッサーデーモン2体のみ。思ったよりも苦戦の雰囲気である。


GM : 念のため聞くけど、白兵戦はジーナ、セニア、テオでいいね?(笑)じゃあ白兵戦参加者に《雷撃》が2回飛びます。抵抗の目標値は17です。
イスト : 俺もいるよ(笑)
GM : しまった。ドラグニルか…うわうぜえ(爆)
イスト : うぜえ、言うな(笑)
テオ : そこの利点を抑えないと泣く人がいます。

 レッサーデーモンの《雷撃》は白兵戦参加者に飛ぶので、白兵戦参加人数が多いほど、ダメージが分散されるのだ。


GM : ちなみにダメージですが、24と21なので…。6、6、6、6点と6、5、5、5点と受けておいて下さい。
GM : 抵抗ダイスに成功すれば半減。虹色のローブとか装備してればさらに半減。端数は切り上げですが、《魔法の盾》で減らせます。

 ここは見事に全員抵抗に成功。ダメージ半減のうえ《魔法の盾》の効果でほとんどダメージを食らわなかった。




◆玄室C◆ かつてない苦戦
GM : さて、白兵戦です。敵はバンパイア×5、レッサー×2。
ジーナ: 「ちょっと厳しいわね。今回は防ぐので精一杯かも」
テオ : 「押されても次でやれる」
セニア : 「手裏剣の初試合だー」
GM : そうか。セニアの場合白兵戦で撃ち負けても【麻痺】が効かないのかw
ブレイズ : 【麻痺】は怖ぇーなー。

 しかし今回マイルフィック戦を見据えるメンバーは、揃ってTPを入れずに平目で白兵戦。



セニア : (コロコロ)それなりだった。36発。
テオ : (コロコロ)「【強打】の意味は」…33だよー。
ジーナ : (コロコロ)こっちは34。
イスト : (コロコロ)20(笑)


イスト : 相手は180!?
GM : そうだけど?w
テオ : 死ななきゃいいんだ死ななきゃ。でも【麻痺】は厄介だよな。
GM : 123対180…んで、吸精2×5の修正がありますw (コロコロ)34点吸って89対214。
テオ : 125差って…オイオイ…さすがに死なないだろうけど。
ジーナ : 今までのボス戦より厳しい気がする(苦笑) いえ、気のせいじゃないでしょうね。
GM : 32点、31点、31点、31点の貫通ダメージを皆様受けて下さいね。
セニア : 「死ぬ! ほぼ、死ぬ!」
イスト : 俺は31点喰らって残り6(笑)
セニア : HPがすごいことに…(残りHP2)
GM : で、通った人はセニア以外【麻痺】します。

【麻痺】……麻痺している。治療されるまで、あらゆる判定ダイスが1個減少(最低1個)。


セニア : 《死毒の刃》。使ったほうがいいと思う。
セニア : ターン最後宣言だから、次ターンに影響ないし。皆、賛成求む。

盗賊の技 6レベル
《死毒の刃》 ターンの最後に宣言。そのターンに白兵戦に参加していた雑魚1体を仕留める。1セッションに3回まで。


テオ : やっちゃえー。
GM : んじゃ、使って下さい。レッサーにしか効かないけど、目標値は10w
セニア : 17、問題なくぶっ殺した。
GM : じゃあ、レッサーデーモンが1体首を刎ねられて次のラウンドw


◆玄室C◆ これが決め手の振り直し
ブレイズ : じゃあ、次のターン、敵はヴァンパイア5体にレッサー1体。
テオ : 「セニア、《先手必勝》で魔法チームの【麻痺】回復頼む」
セニア : 《先手必勝》、イストに毒消し!
イスト : 「助かる」
GM : どうでもいいが、このターンでレッサーを魔法か何かで潰さないと、セニアが死ぬかも…w
テオ : 「ブレイズ、直接攻撃組への《快癒》頼む」
GM : ちなみに、回復魔法よりもレッサーの《雷撃》のが早いんですよ?w
ジーナ : 「魔法組、よろしくお願い」
イスト : 「俺がTP1点使って《爆裂究極》を使う」
イスト : (コロコロ)33×2=66点。レッサーとバンパイア1体が倒せるくらいか。
テオ : うっわ、すっげー。
GM : レッサー死亡。バンパイア1体死亡。もう1体が12点ダメージ。
ブレイズ : あー。なら、俺が《大地震》で更にもう一体潰す。
ブレイズ : (コロコロ)20発。
GM : では、さらに1体死亡。残り3体です。白兵戦ですがいいですか?
ジーナ : 【毒消し】使用で麻痺回復。
テオ : 《快癒》をセニアに、HP全回復。
セニア : ありがとー(涙)

 そして白兵戦へ。


GM : 参加者はジーナ、イスト、セニア、テオですね? ではGO(笑)
ブレイズ : 敵のMRは72だ。+吸精2×3あっても負けはしないだろう。多分。
テオ : 俺が【麻痺】をひきずるけど、やれるか…

イスト : (コロコロ)じわじわ下がってるな、19(笑)
セニア : (コロコロ)27発。
ジーナ : (コロコロ)38。


ブレイズ : 現在84か。
テオ : これはないよな…という目なんだけどTP使っていい?
ブレイズ : 使えw
GM : 中途半端だと吸精で逆転されるw
ブレイズ : ヤな能力だw
テオ : (コロコロ)33だ。いったか?
GM : 合計117ね。
GM : 17吸っても100あるか。勝ちましたね。おめっとさんですw
ジーナ : ふう。なんとか勝てたって感じね。


◆玄室D◆ 火竜に雑魚宣告

 今回はモンスターの攻撃の手は止まず。



GM : モンスター出現…ファイアドラゴンが3体です。
ブレイズ : さっきよりは楽だなw


テオ : とりあえず《神の衣》で間違いないだろうな。
ブレイズ : 俺は《大地震》。
セニア : とりあえず、《狙撃》準備。
イスト : せっかくだし、《猛吹雪》を使うか(笑)

 先の苦戦の影響か、火竜の出現にも戸惑うことなく順当にダメージを与え、魔法と《狙撃》で2体を仕留め、【火の息】こそ食らったものの、白兵戦で片付けたのだった。



テオ : >セニア つ「ポーション」
セニア : HPポーションで全快。
GM : 青色一号により【ガン】の状態異常に(何爆)




◆玄室E◆ 扉の前で作戦会議
GM : では…次の部屋がボスの部屋ですが。
GM : なんというか、今までにないくらい禍々しい瘴気を放つ扉ですね。
ジーナ : 「いよいよ来たのね。噂の村正のもとへ」
ジーナ : 「中にいるのは、村正と、ウィスプ×5…」
セニア : 「ジーナが、前回のあたしと同じリアクションなんだけど…」<村正
GM : 正確には、実はちょっと違うんだけどね。まあ、見てからのお楽しみ。


ブレイズ : とりあえず、入る前に作戦を。
ジーナ : ウィスプをとにかく早い段階で潰す必要があるわね。
テオ : 「いつもどおり《神の衣》」
イスト : 「俺はTP使っての《爆裂究極》合戦だな」(笑)
セニア : 「えーと、《目くらまし》、だよね? あたしは」
イスト : 「とりあえず。持ち堪える方向で、ウイスプを消していくしかないな」
ブレイズ : 俺は『聖なる手榴弾』か? TP突っ込んで。
ブレイズ : 【強打】の《大地震》とどっちが強いだろーなー。
イスト : 単純に倍になる手榴弾の方が良い。
ブレイズ : ま、そうか。
ジーナ : マイルフィックそのものも【幽体】なのね。厳しいものね。
GM : 敵を見てからでも作戦立てられることない?w
セニア : 待ってるよね?
イスト : あんまり待たせると、マイルフィックが「ベリーシィットッ!」とか言って怒ってそうだ(何)
ジーナ : なら、ここは私が開ける。


◆玄室E◆ 魔王の指パッチン
GM : では、部屋に入ると、巨大な金色の皮膚と、トンボのような羽、頭部に突起の生えた、眼の赤い悪魔がいる。そして、周囲には5体の毒々しい皮膚をした巨人を従えているね。
マイルフィック@GM : 「ぐはははは。待ちかねたぞ冒険者ども」
テオ : 「微妙に待たせたな扉の前で」
ジーナ : 「貴方が、ザトンの最後の手下ね?」

ブレイズ : ……あれ? 巨人?
セニア : ウィスプじゃないの?
テオ : …うんウィスプだとばっかり…なんだこれ?
GM : そのへんはおいおい説明する。


マイルフィック@GM : 「いかにも。儂こそが魔王マイルフィックなり!」
イスト : 「ほう…。」
ブレイズ : 「手下なのに『魔王』ってのもどうよ?」
ジーナ : 「魔術師の手下やってるくせに、魔王?」
セニア : 「まおー? ねぇねぇ、魔王って何?」
テオ : 「あれだろ、ゾーマがいるのに魔王とか言ってたバラモス的存在」
ブレイズ : 「一般には『魔族の王』と言われる高次存在だな」
イスト : 「倒すと名声が上がって、おいそれと他国が手出し出来なくなるものだ」
テオ : (元ネタがありそうだがわからないよイストw)
マイルフィック@GM : 「あの義理堅いフラックや、ザトンに飼いならされたバンパイアロードなどとは儂は違う。本来ならばあのような卑しき魔術師ごときに使役されるような存在ではないのだ。忌々しきは神々の封印よ!」
セニア : 「あ、封印されてんだ」
マイルフィック@GM : 「この世界での儂は本来の10分の1の力も出せぬ。だが…むざむざと貴様らに負けてやるほど、儂はお人好しではないし、魔王としてのプライドが許さぬ」
セニア : 「つまり、えーと、『俺は本当はこんなところに納まっている男じゃないんだ!封印だ、神の封印のせいでこの体たらくなんだ!』…ってこと?」
ジーナ : 「後で復活してさらなる深層のボスになりそうなセリフを吐くのね」(笑)
マイルフィック@GM : 「おそらくザトンは、このような毒巨人どもが手下なら、貴様ら脆弱な人間どもでも儂を打ち倒せると踏んだのであろう。だが、ザトンの力は今、弱まりつつある。奴の作ったルールに縛られるギリなどないわ!」
GM : マイルフィックが指をパチンと鳴らすと、毒巨人5体のうち4体がいきなり苦しんで死んだ。
ジーナ : 「指パッチンで相手を倒す…その能力、どこかで見たことが…ある」
GM : そして、巨人の死体から、ぼうっと青く光る魂のようなものが4つ、這い出してくる。
セニア : ウィスプってこうやって生まれるんだね。
マイルフィック@GM : 「くくくく、これでいい。これで遠慮なく貴様らを叩き潰せるというものだ!」


◆玄室E◆ 【第1ターン】 どれから潰す?
GM : 戦闘開始です。敵はマイルフィック、ポイズンジャイアント、ウィルオーウィスプ×4
ブレイズ : ウィスプ×4かー。MR的に厳しいなw ジャイアント1がうざい。
マイルフィック@GM : 「くくく、どうだウザかろう」
テオ : そうなんだよな、ジャイアントがうざいー。
ブレイズ : まぁ、やることはひとつしか無いんだがな。テオが《神の衣》を。
テオ : うい。
イスト : TP3点使って、《爆裂究極》を撃つ。
ブレイズ : 俺はTP4点使って『聖なる手榴弾』を使用。
テオ : 「毒が厄介だけど…仕方ない」


ブレイズ : 『聖なる手榴弾』。(コロコロ)ひっく。24発w
イスト : 《爆裂究極》。(コロコロ)くそ、36。
GM : ダメージをどう割り振るか宣言してね。合計60発か。ウィスプ3つ潰せるなぁw
テオ : いるだけで白兵60+【猛毒】のジャイアントをつぶした方がいいと思う。
ブレイズ : しかしウィスプ削っておかないと、かなりジリ貧だぞ。
イスト : ウィスプを倒せれば、【魔法障壁】がなくなる。
ジーナ : ウィスプがいなくなっても半減効果は変わらないわよ。マイルフィックも【幽体】だから。
テオ : 整理しよう。

【幽体】(実体がない。白兵戦の達成値および、物理ダメージを半減(端数切り上げ)する)
【巨体】……巨人族。白兵戦の間に限り、MRを3倍で計算する。あらゆる魔法ダメージを半減(端数切り上げ)する。
【魔法障壁】……バリアを持つ。あらゆる魔法ダメージを半減する(端数切り上げ)。


ジーナ : ジャイアントを残した場合、白兵戦参加組がダメージに耐え切れると思う?
セニア : ジャイアントだ! ジャイアンを殺るんだ!
イス : となると、ウィスプ2体とジャイアント1体に魔法ダメージ割り振るのが一番良いかな。
マイルフィック@GM : ふむ。じゃあそれでいいね? マイルフィックは《爆裂究極》を使います。
ブレイズ : セニア?
セニア : はい、《目くらまし》。
GM : では、打ち消される。白兵戦です。敵はマイルフィック、ウィスプ×2。白兵戦は、ジーナ、イスト、テオのみ。《目眩まし》使ったセニアは白兵戦参加できない。
ジーナ : となると、ここはまだ、押し切るのは難しいわね…。
テオ : TP4つぎ込む。そして【強打】だ。(コロコロ)60、【強打】の意味がないんだけど。
イスト : すまないが、次の《爆裂究極》のためにTPは残しとかないならないんで平目で…(コロコロ)う、18しかない…。
ジーナ : ケチくさくTP2点入れる。ダメージ減少目的で。(コロコロ)39で止まり。
GM : 合計117かな? 【幽体】効果で半分にして59かね。
マイルフィック@GM : 59対90で、さらにマイルフィックが【吸精3】を使い、12点吸収。47対102で、こちらの55アップ。
テオ : うわ、結構来るかこれは。
ジーナ : そのようね。
マイルフィック@GM : 19点、18点、18点の貫通ダメージです。通ると【麻痺】。
ジーナ : 19点もらうわ。そして【麻痺】。2点防いで17点。
テオ : 2点マイナス!【麻痺】。
イスト : 2点減らして16点。残り23点【麻痺】。

ブレイズ : つーかアレだね。今回マイルフィックがBP使ってこなかったってこたー、次の《爆裂究極》でつぎ込む気だよな。




◆玄室E◆ 【第2ターン】 1ポイント差の死闘
GM : では、次のターンです。
テオ : 「セニア、《先手必勝》! イストに毒消し!」
セニア : 「おーけー!」 《先手必勝》、イストに毒消しずきゅーん。…《間一髪》が使えなくなった。
ブレイズ : で、テオとジーナが【麻痺】なんだが……
テオ : 白兵までに直ればいい、ジーナが毒消し使える。
マイルフィック@GM : マイルフィックは再び《爆裂究極》です。で、そちらの敵にかける魔法は?
イスト : 俺はTP1点で《爆裂究極》だな。
ジーナ : イスト、よろしく。
イスト : 《爆裂究極》(コロコロ)くそ、クリティカルしない。22点。
GM : ウィスプが1体潰れた。
ブレイズ : 《沈黙》で相手のBP消費させる。
イスト : 無理だろう。相手は初期値で25だぞ>沈黙
ブレイズ : ぐぅw
ブレイズ : 俺ならここで《爆裂究極》にBP突っ込んで叩き潰すがナー。
イスト : さて、正念場だな。
ブレイズ : うん。
ジーナ : ……来る。

 この時、ブレイズが意表をついた提案を。


ブレイズ : 《願いの精霊》使用。
ジーナ : な! ブレイズ、本気!?
GM : え、まじ?(汗)

精霊魔法 7レベル
《願いの精霊》1レベルドレインと引き換えに、願いを1つ叶える(内容はGM裁定)。7レベル以上でなければ使用不可。


GM : 言っておきますが、《願いの精霊》は「味方にかける魔法」のタイミングです。
ブレイズ : ……ちっ。キャンセルだ。
ブレイズ : じゃあ、食らって死んだらTP使って復活で。
テオ : それだな。
マイルフィック@GM : んじゃ、使いますよ。BP5点つぎ込んで《爆裂究極》!
マイルフィック@GM : (コロコロ)こんだけ振って44しかないとは…ダメージは倍にしてたったの88。
ブレイズ : たったのとか言うな。抵抗無理だっつのw
セニア : しんだー…なー…
GM : だって、5人で割り振るもの。
ブレイズ : あーそうか。
テオ : 氷で半減できるしな。
GM : 18、18、17、17、17ダメージね。火属性魔法で。
ブレイズ : それでも厳しい奴は厳しいがな。主にイストがだがw

イスト : (コロコロ)惜しい、23で抵抗できなかった。
ブレイズ : 惜しくないw
GM : 抵抗の目標値は44ですからね?w



 各々ダメージを算出し、残るHPに悲鳴を上げる。


GM : では、白兵戦でいいのかな?
ブレイズ : 俺は久々に《聖なる刃》をジーナへ。
ジーナ : 毒消しを使用。【麻痺】がようやく消えた。
テオ : 《快癒》を。自分に使って。
イスト : さて、これでどこまでいけるかな…


GM : では白兵戦。マイルフィック、ウィスプ×1。
ジーナ : 70の…目標、140以上ね。
ブレイズ : いや、140+吸精だ。
ジーナ : BP使ってくることを考えると、もっとね。
ブレイズ : 次のターンは《全治癒》が要るかもな。あ、しまったイストがやばいんだった! 見落としてた……《全治癒》今要るんじゃねーかw
テオ : 復活のためにみんなTP1残さないとだな…
ジーナ : 「…勝負は、ウィスプを全部潰してからね」
イスト : (コロコロ)俺にしては頑張った。30点。
テオ : (コロコロ)…嘘だろー、72!
セニア : テオすご。
イスト : 凄まじいな…。俺とテオでもう102(笑)
ジーナ : (コロコロ)57ね。
セニア : ジーナもすごい。(コロコロ)あたしはたいしたこと無い。39発。
GM : 198かー。すげw
マイルフィック@GM : 半分にして99だね。で、吸精があるから…(コロコロ)99から14引くと85対84…くそ。うう…ダメか!(汗)
テオ : 1アップ!
マイルフィック@GM : ウィスプが潰れ、マイルフィックに1ダメージ。
ジーナ : やった!ギリギリでもやったわ!
マイルフィック@GM : しょうがない。もともと織り込み済みだ。


◆玄室E◆ 【第3ターン】 《願いの精霊》
GM : では第3ターンです。
マイルフィック@GM : 「ふん。壁をすべて打ち払ったか。さすがにここまで来れただけの事はあるな」
テオ : 「セニア《先手必勝》! イストにハイポーション!」
セニア : 「えー?」(汗)
ブレイズ : イストが残りHP8だから。《全治癒》を忘れた俺のミス。
セニア : 《不意打ち》は最後までナシかぁー…《先手必勝》。
イスト : すまないな。
セニア : 5点回復したよ。
GM : って低いなおいw
テオ : いいい生き残れるのかなイスト…。
イスト : 足を止めての《爆裂究極》の撃ち合い。(コロコロ)うわ、ヤバイ。13しかない。というわけで13点ダメージ(笑)

ブレイズ : え? 【魔法障壁】消えたろ? 《爆裂究極》は2倍ダメージじゃないのか?
イスト : 13じゃあ、抵抗されてるんじゃないか?
マイルフィック@GM : 抵抗しておりますw
ブレイズ : あーなるほどな。


マイルフィック@GM : 13ダメージ。残りHPは84点ディスw
イスト : ブレイズ、提案がある。今回《願いの精霊》で魔力を増大させてくれ。
ブレイズ : 別に構わんが、魔力ってこの場合なんなんだ?w
イスト : 全員の魔法の達成値が倍になる(笑)
ブレイズ : ああわかったわかった。とりあえず死んだらTPで復活しやがれ。俺は待ち。


マイルフィック@GM : では、BP5点つぎ込んでの《爆裂究極》!(コロコロ)達成値51で、102の火属性魔法ダメージでやんす。
マイルフィック@GM : 21点、21点、20点、20点、20点と受けておくれ。

 この攻撃で、イストのHPが0に。


イスト : TP1点使って、ダメージキャンセル。ああ、とうとうやっちまったな。


テオ : あ、ここで《全治癒》!(コロコロ)イスト17、ブレイズ14、セニア15、ジーナ16、俺15、それぞれ回復した。
ブレイズ : じゃ、「精霊よ! 我らの魔力を増大せよ!」 これで俺はレベル6に落ちました。
GM : では、メンバー全員の魔術判定の達成値が2倍になるっす。白兵戦どうぞ。敵はマイルフィック×1。

 白兵戦の実力は伯仲。10ポイント差で勝ったが、大したダメージにはなっていない。勝負は次のターンに持ち越された。ブレイズがレベルと引き換えに使った《願いの精霊》の効果が現れる、次のターンに。




◆玄室E◆ 【第4ターン】 決着の刻
GM : 次のターンです。
ブレイズ : 俺は《大地震》。TP4消費。
イスト : 当然俺は《爆裂究極》。
GM : 魔力が増大してるので達成値は2倍となります。
ブレイズ : 37の倍で74発。
イスト : すでに終わったなそれは(笑)
マイルフィック@GM : げふっ。74は抵抗できないなぁ(汗)BP入れても無駄だ。
イスト : もう、《石つぶて》とか《魔弾》を当てたら倒せる(笑)
GM : で、イストは《魔弾》ですか?
イスト : いや、さっき宣言したとおり《爆裂究極》(笑)
ジーナ : うわー、容赦ない(笑)
マイルフィック@GM : 「ひでえ!?」(爆)
テオ : 「えー、考えても見ろよ、1レベルの魔法でトドメ刺されたい? 魔王様がさぁ」
ジーナ : 「派手に散る方がいいものじゃなくて?」(笑)
イスト : 「宣言は実行しないとねえ」(笑)
イスト : 「渇かず飢えず 無に還れ!」(コロコロ)21×2×2で84点ダメージ。
GM : はいはい。死にましたぜミスターw
マイルフィック@GM : 「くはははは! 虫ケラにしてはやるではないか。久々に楽しめたぞ!」
ジーナ : 「なら、そのまま楽しく死になさい」
マイルフィック@GM : 「お前達ならザトンも倒せよう! 楽しみにしておるぞ。あの不遜なる魔術師の最期をな! かははははは……」
イスト : 「とっとと逝っちまえ。こっちはお前の顔なんか2度と見たくねえよ…。」
ブレイズ : (レベルダウンの脱力感が堪えてる)
GM : では、勝ちましたおめっとさんです。
テオ : ぷしゅー。なんか既にラスボスを倒したような虚脱感。


◆玄室E◆ 熱狂的村正マニア
GM : では、宝物判定をどうぞー。
ブレイズ : セニアが村正。じゃなくてマイルフィックw
GM : ナチュラルだったね今w
GM : 鬼火の核や、毒巨人の爪がいちおう材料。今回は無意味だろうけど、魔王の瞳はシルヴァンボウの材料。

 セニアが難なく高い出目で村正を手に入れた。


ジーナ : 「ありがとう、セニア」(チュ)(笑)
ジーナ : じゃあ、私がポイズンを振るけど…爪って…13-15? 微妙なところね。
ジーナ : (コロコロ)13、ばっちり13〜15:毒巨人の爪(2000G)
テオ : それ系うまいよなあ、ジーナ。
ジーナ : 「ふふ。村正を抱いて喜びに満ち溢れている今の私に敵はないわ」(笑)
イスト : えーと、それはアレか…「今宵の村正は血に飢えておるわ。」ってヤツか?(笑)
ジーナ : 「そうそう、そんな感じ」(何)(すごく嬉しそうだ)>イスト

★ 村正 info:一度持ったら手放せない、ある意味呪われたアイテム。ムラサマじゃないよ
   戦闘修正3D+10 非売品 【不死の力】に「強打」。魔術修正+3。侍専用



ジーナ : オーウ! ムラサマー! 確かに、もう手放せないわ(苦笑)
ジーナ : …えーと。村正で、素の攻撃が6D+17になった(爆)
GM : しかも【不死の力】に【強打】だから、ラスボス戦でも役に立つよ、きっと。
ジーナ : まさにラスボス仕様の最終兵器。


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