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シオンハヤブサ [ 紫苑隼 ]

シオンハヤブサ => シオンハヤブサ
NAME: 紫苑隼 (シオンハヤブサ)
EXP: 隼型のディスクアニマル。
高速飛行の限界に挑戦したアカネタカの強化試作バージョン。

ディスクアニマルの飛行速度について本部と口論になった関東支部が、 (ムキになって)独自開発した高機動型ディスクアニマルである。

最高速度の徹底した追求の行き着くところはロケットであり、
翼端と脚部後部に機械式ブースターを仕込み、エネルギーを噴出することで、 他のディスクアニマルを圧倒する最高速度を叩き出すのだ。

特に足を上にあげての高速飛行形態をとることで、音速の壁をも越える。
まさにスピードスターである。

もっとも大半のエネルギーを推進力に変えてしまう為、稼働時間はわずか20分にすぎない。
それでは敵を探しにいくだけで時間切れなので偵察機能は一切オミット。
物資の輸送と情報伝達機能、及び戦闘補助に用途を特化している。

シオンハヤブサ
特筆すべきは、BLOX システムとの連携機能を搭載していることである。
もともと物資輸送用のジョイントを組み込む予定だったのだが、より汎用的な BLOX ジョイントに変更された。
これにより、アニマル形態起動後に様々なオプショナル兵装をジョイントすることが可能となり、 多彩な戦闘オプションを取ることができる。

割り切ったコンセプトの是非は無視すれば、実に優秀な機体に仕上がっている。
しかし戦車が買えてしまうようなベラボウな製造コストがかかることから、 プロトタイプが完成した時点で、関東支部事務局長より予算オーバーのお叱りがあり、 開発は中止されることとなった。
DATA:
攻撃力5+
防御力 2
スピード 10+
稼働時間 1
裁量度 c
行動属性 attack
特殊能力 飛行/BLOX
シオンハヤブサ => シオンハヤブサ


機能解説:
シオンハヤブサ

これが高速飛行形態。
上にあげてつま先を開くことで、脚部が垂直・水平尾翼となる。

ベースとなったアカネタカとの可動の違いは、つま先部分の展開軸の追加のみである。
シオンハヤブサ

後ろから見た図
足の後ろと、羽の裏のブースターが主要推進装置。


尾羽根の裏の穴は、メイン用途は BLOX ジョイントであり、 ブースターとして用いることも可能であるが推進力は微弱である。
シオンハヤブサ

翼部に格納していたウイングカッターの展開状態。

アタックモードとも呼ばれ、すれ違いざまに敵を切り裂く。
Zi大陸に生息するキメラBLOX のディプロガンズの刃を移植しているだけあって、切れ味は抜群。

シオンハヤブサのメイン武装である。
シオンハヤブサ

BLOX システムを搭載している為、各部に BLOX ZOIDS の武装を搭載可能。
このシステムがシオンハヤブサの可能性を無限大にしている。

中でも、ディプロガンズとの融合は機体開発当初からのコンセプトの一つであり、 その親和性は抜群。
大半の武装を装着可能である。


右は、ディプロガンズとのツーショット♪


設計解説:
初のオリジナルディスクアニマル、紫苑隼です♪

シオンハヤブサ

誕生までのよもやま話♪

鳥系がずいぶんと充実していたので、もう少し数が欲しくなり作ってみました。(^^v
少ない加工で形を大きく変えたかったので、ひっくり返してデザインしてみたのが発端です。

あとは、羽から刃が飛び出るありがちなギミックを付けてみたくなりました。
ただカッコ良い刃を自作するのも面倒だったので、見回すと。。。あら、こんなところにディプロガンズが (^^ゞ
これ、トイザらスの ZOIDS 福袋(\2000)で、エナジーライガーと一緒に入っていたやつです。
ナイトワイズ・シェルカーンと共に、余っている方、日本に相当数いますよね。(^^)

そんなわけでディプロガンズのパーツをくっつけて強化する方針に決定♪
すると色も合わせてパープルに決定♪♪
パープルの日本の色名を調べてカッコよさそうなので、紫苑(シオン)に色は決まり♪♪♪
ワシとタカとちょっと変えたかったので、同じタカの仲間の隼を選びました。
こうしてネーミングは、「シオンハヤブサ」に決定♪♪♪♪

以下、改造方法を解説します (^-^)♪
シオンハヤブサ まだまだ店頭で入手可能なハガネタカを一つ余計に買ってきて改造しています。
まず、足にポリキャップの関節追加。
ここではガンプラの余りを再利用しています。(^-^)
シオンハヤブサ 裏面。

足のかかと部分も、ブースター取り付けように削っています。

この時点では、ポリキャップはギリギリひっかかる程度の強度なので、この後プラ板で補強します。
シオンハヤブサ プラ板貼り付け後。

撮影角度の問題でちゃんと見えていませんが、内部にブースター取り付け用の面も仕込んでいます。
シオンハヤブサ 次に、尾羽の改造。

ボディ部分は、背中の板がはがれそうな作りに見えますが、ガッチリ貼り付けられていてはがすことは できませんでした。(-o-)
その為、真後ろに市販の 5mm 径のポリキャップを埋め込めるように強引に穴をあけちゃいました。

するとなんと内部にちょうどポリキャップの足がひっかかりそうな形で突起が見えるではありませんか♪
どうやってポリキャップを内部に固定しようか迷っていたのですが、思わぬ形で解決してしまいました (*^-^*)v
シオンハヤブサ ポリキャップをはめるとこんな感じでピッタリとはまります。

ちなみに 5mm 径の市販のポリキャップパーツでは外径が厚すぎたので、 はめ込めるように少し上下を削って調整しています。
シオンハヤブサ 次は、羽の改造。

改造点は2箇所で、
羽にカッターを収納できるようにするのと、
ブースターを埋め込めるようにすることです。

カッターは、ディプロガンズのそれを使います。
ブースターは、コトブキヤの MSGシリーズのバーニアパーツを使います。
シオンハヤブサ カッターの収納・展開ギミックは、プラ棒を立てるだけ♪

カッターの付け根に当たる部分に 1mm プラ板を 3枚重ねて貼り付けて、穴あけて、ディプロガンズのランナーを差し込みました。

展開・収納時にひっかからないように、カッターの先頭に当たる部分にもプラ板4枚でガイドを作っています。


ブースターは 6mm 径のドリルで穴をあけるのと、 バーニアパーツを貼り付けられるようにプラ板を一枚立てただけです。
シオンハヤブサ その次は、肩の改造です。
BLOX のパーツを取り付けられるように、5mm 径のポリパーツを埋め込むことにします。

ここは元のパーツは削ったりせずにそのまま使います。
ポリパーツをはめこめるように形を削って調整した後、厚みが足りない分をプラ板でサンドイッチして補っています。
写真は、ポリパーツをはめる前の段階。
シオンハヤブサ そして、ポリパーツをはめて、プラ板でふたをした段階です。
プラ板を接着剤で止めています。
この段階ではアバウトなプラ板の切り出しをしているので隙間だらけです (^^;
でも、後でパテで埋めて表面を整えるので気にしません♪
シオンハヤブサ そして、加工の最後は頭部パーツ♪

せっかくなので、タカでもワシでもないものにしようと思い、顔を作り変えました。(^-^)v
細かい目を彫るのは面倒なので (-_-; バイザーをかけたような顔にしています。
高速飛行用の調整体という設定だったので、丁度よいかと (^^)

カッターで簡単に形を切り出したあと、パテで整えています。
そしてクチバシにもパテを盛って、微妙にタカと形を変えていたりします♪

そして、首の付け根もイオンブースターを付けた時に当たることが分かったので削り込んでいます。
シオンハヤブサ これで、ナイフやドリルを使う作業はおしまい。

パテで、プラ板の隙間や表面で傷ついた部分を埋めて補正します。
キレイに仕上がるかどうかの境目なので、丁寧に丁寧に。。。
やりたいのですが、時間もないので適当に♪ (^o^)

シオンハヤブサ 色塗りをします。

この作業が嫌いです。何度やっても好きになれませんね。
だってキレイに塗れないんですもん (T-T)

パーツを全部ばらして、一つ一つ、何回かに分けて色を乗せます。
シオンハヤブサ 色がのったら、バーニアパーツを接着剤でくっつけて、表面にトップコートのスプレーをかけます。

写真でパーツを保持しているのは、Mr.hobby の猫の手2です。
店頭でみかけて面白そうなので買っちゃいました。
今回がデビューです♪
とっても便利なのですが、早くも一つクリップが壊れました。(-_-)

これで全ての作業がおしまい。
乾いたら、組み立てましょう♪
ゆけ! シオンハヤブサ♪
シオンハヤブサ

なんちゃってディスクアニマル改造でした♪
君もオリジナルアニマル作成に、レッツトライ! (^O^)/♪





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