2002年度からの時間割案

 2002年度からの時間割を考えてみました。

 新学習指導要領に示された各教科の年間指導総時数は,今までのように35週で割り切れる方が少なくなってきています。つまり,1年間毎週同じ時間割で過ごすということはできなくなりました。

 そこで,今までにない新しい形の時間割を組まなければなりません。
 今までのように1年間を単位として時間割を作り,時間数調節を時々行う形にすると, 国語(算数) といったような時間割にすることになります。これは,

いつもは国語をするんだけど,1年間で○○時間だけはこの時間に算数をするんだよ。

というようなことになります。ここで問題になるのは,

いつその○○時間をとるのか

というところです。

 行事等に合わせて調節したり,暑い時期に体育(水泳)を増やし,他の教科を減らし時間数を合わせていくような方法もありますが,何だかうやむやになりそうです。

 次に考えたのは,2,3週間で一まとまりになる時間割です。これだと,1年間各教科の時間数が同じ密度になります。が,これはとても難しくまるでパズルのようになります。

 そこで,年間で時間数が合うように,はっきりと機械的に学期単位で時間割を変えていく方式を考えてみました。ただ,学期単位だと少し無理な学年が生じてきます。(理論的にはぎりぎりできないこともないのですが) そこで,そういう学年では35週を2つから3つに分けて,学期を単位にせず,ある週から時間割を変えていくという方法をとることにしました。

 その案を紹介します。

1年生 2年生 3年生 4年生 5年生 6年生 複式