顧問税理士、顧問社労士としての人物像は?
顧問税理士としての、顧問社労士としての、適性は? あなたとの相性は?
顧問先による人物分析は
当事務所の顧問先の中に、客観的な人物分析を重視して、いくつかの分析や評価手法を用いて、人材育成の一助にしている会社があります。
「よかったら試してみますか?」というお話をいただき、私、小俣も分析してもらいました。
その結果を掲載させていただきます。
(はたして当たっているのか、いないのか!?)
人物分析結果
ダイナミックな思い切りの良さが信条の頼り甲斐のある人物である。
何事にも自分の体でぶつかっていき、根気よく取り組んでいく。
自他共に認める厳しさはあるが、困っている人を見捨てておけないような正義感の強い情の厚さもある。
プロ意識をもっていつも何かに打ち込んで、達成した時の満足感と安心感を求めている。
現状維持だとなぜか不安になってしまうが、逆に安心してしまうと動かなくなるので、適度な不安が自分の原動力といえる。
スムーズに物事を選ぶための根回しや問題点を見つけることに優れている。
思い立ったが吉日とばかりに「今すぐ」の行動力がモットーで、ピンときたらとにかく待てない。
やりたい事がたくさんあり、何でも同時にやろうとするので、あれこれと手をつけてみんな中途半端になりやすいので要注意。
とはいえ、やると決めた事は徹夜してでもやり遂げる集中力があり、人知れずコツコツ頑張って結果だけ「はい」と澄ました顏をして出す。
みんなのビックリした顏を見たり、「いつの間にやっていたの、ありがとう、助かったよ」などと言われると、その瞬間に陰ながらの苦労が吹き飛んでしまう。
皆が喜ぶことを先に先に根回しして、スピーディーに行動する気配りが、周囲の人望を集めている。
ただ、一点集中に強いだけに全体を見ていない事も多く、客観性にはやや乏しい。
不言実行タイプで決して口は達者な方ではなく、つべこべ言うよりも実践を第一に考えており、自分が必要だと感じたものは覚えも早く、見よう見まねで何とか自分のものにしてしまう職人肌。
プロフェッショナルとして専門知識や技術を磨いていき、努力と根性で道を切り開く事で成功する人物である。
繊細さにはやや乏しく、独断に走るきらいがあるため、不必要な回り道をする事も多く、相手の出方次第で自分の対応を180度変えていくようなハッキリしたところもある。
他人に弱味を見せない頑固な面はあるものの、何事にも一生懸命に取り組んでいき、変に気取ることのない朗らかさが魅力的な人物である。
分析についての分析
この結果を見たとき、「かなり当てはまるな」というのが第一印象でした。
おそらくは大筋であっていると思います。
一番違和感があった箇所は『思い立ったが吉日とばかりに「今すぐ」の行動力』。
自分は「準備」をかなりするほうなので、ハタから見ると取り掛かりが遅いように見えると思います。
そして準備万全となったときに「それスタート」となるので、「何も考えず、とりあえず動いちゃえ」ともとれるこの表現には、当てはまらないなと感じたのです。
ただその準備行為も行動力に含めるのなら当たっているのかなと、見返してみて思ってもいます。
また、自分の才能の1つは「集中力」だと思っています。
そして「集中している状態」は、その人の能力を最大限発揮するものです。
ですので、いかに「集中している状態」を作り出すかということを大事にしています。
逆の「集中できない」ときには、できるだけ早く「それを切る」ことを心がけるので、あえてくだんの物事に手を付けないといことも珍しくありません。
このことも自分を「即行動タイプ」ではないと思う理由です。
『困っている人を見捨てておけない』は、半分当たっていて、半分ハズレています。
ハナから他人をアテにしていたり、甘える姿勢だけだったりという人に対しては、私は冷たいです。
ひたむきに頑張っていたり、けなげに尽くしていたりする人に対してだけ、放っておけない気持ちになります。
『繊細さ』については『やや乏しく』ではまったくなく、とても繊細な部類の人間だと思います。
「天才は天才を知る」ではありませんが「繊細は繊細を知る」と思っていますので、他人の繊細さや、繊細な人間に対してとても敏感です。
でもその後に続く『独断に走るきらいがある』『不必要な回り道をする事も多く』『相手の出方次第で自分の対応を180度変えていく』は、その通りなので、ココはヨシとしましょう。
顧問税理士として、顧問社労士として、適性があると思いますか?
経営者であるあなたとの、経理・総務担当者との相性は良いですか?