デスクトップ改造マニュアル ■■ HOW TO SAMURIZE ■■
本文へジャンプ 最終更新日
2012年 5月19日 

オリコンランキングの表示

■■OriconDailyRank.vbsを使用したオリコンランキングの表示■■

Samurizeを利用してデスクトップにオリコンランキングを表示する方法を解説します。

オリコンランキング表示の例




設定方法-OriconDailyRank.vbsの設定方法-

はじめに

 Scripts(OriconDailyRank.vbs)を使ってYahoo!ニュースに掲載されているオリコンのCDシングル及びCDアルバムのランキングを取得しデスクトップに表示します。

 2006年3月1日からYahoo!musicのサイト仕様が大幅に変更されたことに伴い、DailyRank.vbsがサイトからランキングを取得することができなくなったため、OriconDailyRank.vbsを利用してオリコンランキングの表示する方法を解説します。


用意するもの

 Scripts(OriconDailyRank.vbs)をダウンロードします。2012年5月19日現在、最新のスクリプトはUP2361(サイト仕様変更対応版)です。なお、2011年11月中旬にサイト仕様が変更されていますので、下記のとおりスクリプトの一部を書き換える必要があります。注意してください。

 DL 侍UP板@


スクリプトを配置する

 SamurizeのScriptsフォルダ内にOriconDailyRank.vbsを置きます。
※通常Scriptsフォルダは「C:\Program Files\Samurize\Scripts」に配置されています。

スクリプトを調整する
 Scripts(OriconDailyRank.vbs)をメモ帳で開き、記述内容を調整します。

1:まずOriconDailyRank.vbsをメモ帳で開きます。
 出力設定が3種類選択できます。ここでは、ディスク名/アーティスト名が表示されるように「」を選択します。なお、「0」を選択した場合、注意書きにあるようにランキング数字が表示されません。

○OriconDailyRank.vbsの表示内容




2:記述内容を変更する。
 デフォルトで「OutputFlg = 0」となっていますので、「OutputFlg = 1」に変更します。
 ディスク名とアーティスト名の区切り文字(出力形式「1」、「2」の際に使う区切り文字)も変更できます。デフォルトでは SplitStr = "/" となっています。好みによって":"などに変更しましょう。

【注意事項】
平成23年11月20日現在、サイトの仕様変更によりスクリプトの記述を以下の通り修正する必要があります。

161行目を
re.Pattern = "<h2>\s+(<a href=""/prof/artist/[0-9]+/products/music/[0-9]+/[0-9]+/"">)?[^<\r\n]+(</a>)?\s+</h2>"
177行目を
re.Pattern = "<h3>\s+(<a href=""/prof/artist/[0-9]+/"">)?[^<\r\n]+(</a>)?\s+</h3>"


Samurizeにスクリプトを貼り付ける

1:Config.exeを実行して設定ファイルを開き、デザインエリアで右クリックします。

2:「アクティブスクリプト(D)」を選択すると、デザインエリアにメーターが表示されます。




3:画面右側「ツールと設定」タブ内の「メーターの編集」タブ、「情報」タブを選択します。

4:スクリプトの選択:OriconDailyRank.vbs を選択します。

5:実行する関数: GetDailyRank を選択します。

6:実行間隔(分):30分程度に設定します。

7:テストボタンをクリックします。




表示ファイルが生成される

 Scripts(OriconDailyRank.vbs)がYahoo!ニュースから取得したデータは、テキストファイル「OriconDailyRank.txt」に出力されます。

1:上記のとおりOriconDailyRank.vbsを設定すると、OriconDailyRank.txtが自動的に生成されます。自分で用意してはダメです。
 デフォルトで"C:\Program Files\Samurize\OriconDailyRank.txt"に作られます。

2:OriconDailyRank.txtにCDランキングが書き込まれれば成功です。



オリコンランキングを表示する

1:OriconDailyRank.txtをメモ帳等で開きます。スクリプト中の説明書きのとおり、CDシングルランキングが4行目から23行目まで、CDアルバムランキングが25行目から44行目までそれぞれベスト20の情報が記載されています。

【注意事項】
@2011年9月24日改訂版のScriptではシングル・アルバムランキングとも30位までの表示となっていますので、行数についてはテキストの記述内容を確認して設定してください。
A2011年9月24日改訂版のScriptに変更してもテキストに新しい情報が記述されない場合は、いったん古いOriconDailyRank.txtを削除すると正常に表示がされます。



○OriconDailyRank.txtの表示内容




2:「テキストファイル(X)」を選択します。デザインエリアにメーターが表示されます。

3:画面右側「ツールと設定」タブ内の「メーターの編集」タブ、「情報」タブを選択します。

4:その中にある「参照先:」にC:\Program Files\Samurize\OriconDailyRank.txt を指定します。

5:CDシングルランキングなら「表示行:」に4、 「表示行数:」に表示したいだけの行数を表示(ベスト10なら10行)を設定してください。
 同様にCDアルバムランキングなら「表示行:」に
25、 「表示行数:」に表示したいだけの行数を表示(ベスト10なら10行)を設定してください。

○シングルCDランキングトップ10表示の場合




○アルバムCDランキングトップ10表示の場合




6:デザインエリア内のテキストファイルメーター枠がオリコンランキングが実際表示されるエリアになりますので、デスクトップ上で表示させたい大きさに変更します。

以上で設定は終了です。


オリコンランキングをスクロール表示する

 表示例では、CDシングルランキングをスクロールしてベスト20まで確認できるようにしています。
 20位までをすべてデスクトップに表示することは大変ですのでスクロール表示させると便利です。
 
 詳しい設定は

 歌詞のスクロール表示 を参照して設定してください。

 なお、設定の一部を掲載しますので参考にしてください。


  • C:\Program Files\Samurize\Scripts\Tfss内のrank.txtの設定





  • コンソールプログラムの設定


 Tfssを利用するためには、コンソールプログラムを設定して、rankフォルダが生成されるよう処理する必要があります。



1:Config.exeを実行して設定ファイルを開き、デザインエリアで右クリックします。

2:「コンソールプログラム(C)」を選択すると、デザインエリアにメーターが表示されます。




3:画面右側「ツールと設定」タブ内の「コンソールプログラムの設定」タブ、「情報」タブを選択します。

4:コマンドライン:cscript.exe //nologo //job:Update "C:\Program Files\Samurize\Scripts\Tfss.wsf" rank を入力します。

5:実行間隔(分):10分程度に設定します。

6:テストボタンをクリックします。C:\Program Files\Samurize\Scripts\Tfssにrankフォルダが作成され、フォルダ内にTfssで読み込むテキストファイルV1.txtが作成されます。


○C:\Program Files\Samurize\Scripts\Tfssに作成されるrankフォルダ



○rankフォルダの中身(自動的に作成される)




  • テキストメーターの参照先:
    C:\Program Files\Samurize\Scripts\Tfss\rank\_V1.txt


○シングルCDランキングトップ10表示の場合




  • 上下ボタンのリンク先
    wscript.exe //job:U "C:\Program Files\Samurize\Scripts\Tfss.wsf" /tfs:rank /l:1
    wscript.exe //job:D "C:\Program Files\Samurize\Scripts\Tfss.wsf" /tfs:rank /l:1





スクリプトの不具合情報

 平成20年3月20日現在、サイト仕様の変更に伴い曲名が表示されるのにアーティスト名が表示されないトラブルが発生しています。OriconDailyRank.vbsの119行目・126行目の表記内容について、それぞれ以下のとおり修正すると解決されますのでお試しください。 (修正前に必ずスクリプトをバックアップしておきましょう。)

(修正前)
re.Pattern = "<a href=""/artists/.*(\s*.*)"
re.Pattern = "<a href=""/artists/.*</a>"

(修正後)
re.Pattern = "<a href=""/prof/artist/.*(\s*.*)"
re.Pattern = "<a href=""/prof/artist/.*</a>"


    


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