リギング

「捕鯨船”チャールズ w. モーガン”」のマストの製作記録です

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リギング 2

シュラウドとステイ(ロアーマスト)

 フォア、メイン、ミズンの各マストのシュラウドを下から順番に張っていきます。船体に固定したデッドアイと、シュラウドの先端につけたデッドアイをラニヤードで結ぶわけですが、マストは船体の左右方向には垂直に、前後方向にはそれそれ決まった角度になるように張るのはなかなか大変。なおかつ、デッドアイの間隔は一定にしなければならず。・・・

船首からみて、マストが一直線に並び、シュラウドが綺麗な三角形になればOK。

 

詳細

写真 解説
 サービングしたロープを使ってシュラウドを作りました。
輪になった部分をマストにかけます。
これらはフォア、メインの分。ミズンマストのシュラウドはこれらより少し細いロープで同じように作ります。
  フォアマストにシュラウドをかけた様子です。
メインマストもほぼ同じような感じ。 ステイ(右下に伸びるロープ)もつけてあります。
  ミズンマストはシュラウドの本数rと太さが違うので、こんな感じ。ステイ(右下に伸びるロープ)もつけてあります。
  シュラウドの下端は、デッドアイを結び、ラニヤードで船体側のデッドアイと結びます。デッドアイが等間隔に並ぶように調整できるよう、最初は真鍮線で仮止めします。
  デッドアイは船体側とシュラウド側が等間隔に一直線に並ぶ必要があります。
また、ラニヤードを締めた時にマストは左右方向は垂直、前後方向は決まった角度に固定する必要があり。全体を見ながら微調整しつつ、間隔を揃えるという、根気のいる作業が必要です。
ここでは、デッドアイの間隔を簡単に揃えるため、間に木材を入れ、調整をやりやすくしました。
  ステイを張った上で、マストが一直線上に並び、かつ、規定の角度となるようにジグで固定します。この状態で、各ステイ、シュラウド、ラニヤードを調整し、マストを固定します。
ちなみに、マストは船体に差し込んであるだけで、接着剤では固定していません。
各ステイの上端、下端の写真です。メインステイは船首部分の床下に隠れるので、船体の製作と並行してステイ張りを進めます。
    
   
  全体をきちんと調整できると、このような感じ。
船首側から見ると綺麗な三角形が重なって見えます。
  調整完了後、ジグを外し。ラニヤードを固定します。
続き。(工事中)

 

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