「株式会社ぎょうせい」が作る自治体の規則集g-reiki.netの使い方
g-reiki.netとは、「株式会社ぎょうせい」が著作権を持つ、条例・例規データベースシステムです。地方自治体が株式会社ぎょうせいに依頼して作成され、日本全国約65%の地方自治体に導入されています。株式会社ぎょうせいwiki
g-reiki.netを作っている組織
g-reiki.netは、日本の殆どの自治体の条例・規則を網羅しています。これを作るには、相当の金額がかかりますが、ドメインが.netで終るので政府機関ではありません。政府機関なら○○○.go.jpとなるはずです。政府機関ではないのに、どこから資金を集めているのでしょう。
g-reiki.netを作っているのは、株式会社ぎょうせい
「草加市 g-reiki.net」を検索して、草加市 例規集というサイトに行きます。右クリックして「ページのソース表示」をクリックします。
<meta name="author" content="株式会社ぎょうせい" /><meta name="copyright" content="(C) GYOSEI Corporation." />が見つかります。
これで、g-reiki.netは「株式会社ぎょうせい」が作り、著作権を持っている事が判りました。
g-reiki.net作成の資金はどこから
株式会社ぎょうせいは、元々、法規集・例規集・判例集等の書籍の出版をしていた会社でした。資本金は5億円です。
「株式会社ぎょうせい」のトップページの上部にある「協業に関するお問い合わせ」をクリックすると、「全国1,741全ての市区町村とのお取引実績」という表現が見つかります。また、「例規執務サポートシステム SUPER REIKI-BASE|株式会社ぎょうせい」というページには、「地方公共団体例規(条例・規則)の分野で圧倒的信頼をいただいてきたREIKI-BASE。という表現もあります。
上記の事から、g-reiki.netは全国の地方自治体が株式会社ぎょうせいに依頼して作成されると、推測されます。この事は、草加市に情報公開請求して確かめます。
g-reiki.netの使い方
自分の住んでいる自治体の条例や施行規則を見つけるには、どうしたらよいでしょう。「草加市放課後子ども教室推進事業実施要綱」と「草加市情報公開条例施行規則」を例に説明します。
草加市放課後子ども教室推進事業実施要綱の見つけ方
例規集を見つける
「草加市 g-reiki.net」を検索します。一般的には、「自治体名 g-reiki.net」で検索します。
「草加市 例規集(内容現在 令和6年9月30日)」というサイトが見つかります。アドレスは、https://www1.g-reiki.net/soka/reiki_menu.html。
一般的には、https://www1.g-reiki.net/自治体名から市・町を除いたヘボン式ローマ字表記/reiki_menu.htmlとなっています。
草加市 例規集が見つかったら
「五十音順目次」をクリックします。文書の正式名称は「草加市放課後子ども教室推進事業実施要綱」なので、「そ」を選びたいところですが、草加市を省いた「放課後子ども教室推進事業実施要綱」の最初の『放』の読み『ほ』を選択します。(「件名の始めに団体名を表記する文字がある場合は、その次の最初の1文字を指定してください。」という説明があります。
判りにくいですが、条例・規則の場合は「草加市」を省くようです。)下の画像が、五十音順目次検索で、『ほ』を選択した場面。
この例では、スクロールなしで「放課後子ども教室推進事業実施要綱」が見つかりますが、場合によっては、沢山のリンクが表示されます。その時は、「Ctrl」キー+「F」キーで、検索バーが表示されるので、探したい文字を入力します。この例では、「放課後」。
後は該当のリンクをクリックすれば、放課後子ども教室推進事業実施要綱の全文を見る事ができます。
草加市情報公開条例施行規則の見つけ方
- 「草加市 g-reiki.net」を検索します。
- 「Reiki-Base インターネット版 体系目次検索」というサイトに行きます。
- 「五十音」をクリックします。
- 情報公開条例施行規則なので、「し」を選びます。
- 「Ctrl」キー+「F」キーで、「情報」を検索します。
- 「草加市情報公開条例施行規則」をクリックします。
下図の画面になります。左に目次、右に草加市情報公開条例施行規則の本文があります。青字の部分がリンクになります。
リンクの使い方の例
右側の施行規則の本文中に第4号様式という青字のリンクがあります。このリンクをクリックすれば、下図に飛びます。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。