BLUE NOTE RECORDS



史上最強のジャズ・レーベル ブルーノート
5000番台(52年〜55年)
更に1500番台、4000番台と続くモダン・ジャズ黄金時代を代表す
るアルバム群の数々。アルフレッド・ライオンを創設者とし、ルディ・ヴァン・
ゲルダーによるスタジオ録音、更にリード・マイルスによる目映いばかりの
アルバム・ジャケット、これらによって目も眩む傑作群が次々と我々を魅了する


 

BLUENOTE 1500
BLUENOTE 4000


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BLUE NOTE RECORS OFFICAL SITE

4059 UNDERCURRENT/KENNY DREW
KENNY DREW-p FREDDIE HUBBARD-tp HANK MOBLEY-ts SAM JONES-b LOUIS HAYES-ds
1060.12.11
SIDE 1
UNDERCURRENT 2.FUNK-COSITY 3.LION'S DEN
SIDE 2
4.THE POT's ON 5.GROOVIN' THE BLUES 6.BALLADE

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 5023 KENNY DREW TRIOから7年後に出されたドリューのBLUE NOTE2作目を聴くと、隔世の感を覚えるほど圧倒的な熱気の籠もったこのアルバムの演奏に彼の成長ぶりを感じる。
 全曲ドリューのオリジナルで、ハードバップスタイルの中に彼のセンスが発散されている。随所に垢抜けたセンスを感じさせる新鮮な空気が流れている。ソニー・クラークの名盤を連発した頃の勢いさえ感じる。
 彼のピアノが、前作のバド・パウエルの後追いから完璧に脱出し、独自の奏法を身につけていて流れるようなフレーズには後年のSTEEPLECHASEでの弾き方に通じるものをも感じる。
 フロントを陣取るフレディ・ハバードとハンク・モブレイのエネルギッシュな演奏から発する「気」と様々に形容される「風」を感じ、「格」を重んじつつ「破格」に向かわんとする「いのちの溢れ出し」がある。
 これが言わばハードバップから新主流やフリーなものに「かたち」を変えていくものへの過渡のモダンな姿であろうと思う。
 因みに、F.ハバードはほぼ同時期のGOIN' UPを出し、翌年HUB CUPで急成長をみせ、一方、H.モブレイは代表作のひとつであるROLL CALLを同年にだして熟成された風格をみせている時期だから、この三者ががっぷり三つ巴になって創ったアルバムだけに、これを選ぶことはナイス・チョイスと言えよう。

4073 HUB CUP/FREDDIE HUBBARD

4058 ROLL CALL/HANK MOBLEY
 

 

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