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4066 HERE 'TIS /LOU DONALDSON |
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ウィレットとグリーンのBN初レコーディングとなるドナルドソン新境地の出発点となったアルバムで、このアルバムの雰囲気を形作っているのもこの二人だと言っても良いかも知れない。バッパーであるルーが、骨の髄までソウルフルな二人と出会って心機一転したわけだ。しかしながら、PRESTIGEで聴くようなソウル・ジャズとは一線画す泥臭ささが薄められた伸びやかな明るさを持っている。スローブルースのHERE
'TISにしてウィレットのオルガンは決して重くない。それはルーの持ち味が浸透しているからだろうが、フットワークの軽さがある。
ハードバップ期に鍛え上げたテクニックをオルガンの起用によって醸し出す雰囲気をスムージングしたルーの姿がある。
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LOU DONALDSON-asGRANT GREEN-g BABY FACE WILLETTE-org DAVE BAILEY-ds
1961.1.23
SIDE 1
1.A FOGGY DAY 2.HERE 'TIS 3.COOL BLUES
SIDE 2
1.WATUSI JUMP 2.WALK WIDME
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