コアレスニードルセットの穿刺と固定方法
個人差はあると思いますが、 参考例としてご利用ください(*^_^*)
HPN(在宅中心静脈栄養法)に使用する器材
用意するもの |
①スキンプレップ(皮膚防護剤) スミス&ネフュー(株)
②シルキーポア5号(粘着性伸縮ガーゼ包帯) アルケア(株)
5cm×10m 約¥850
③コアレスニードルセット CLN-24GX5/8-450 ニプロ(株)
④カフティポンプ テルモ(株)
⑤カフティポンプ専用セット(フィルター付) テルモ(株)
⑥滅菌ディスポガーゼ 7.5cm×7.5cm 大崎衛生材料(株)
⑦滅菌Yカットガーゼ 7.5cm×7.5cm 2枚 大崎衛生材料(株)
⑧メタルイソプロ70 中北薬品(株)
⑨ネオヨジン液 岩城製薬(株)
⑩シリコンスポンジ(プロフィール参考)
[注意]②のシルキーポアを下図のようにカットして、おきます。
m(_ _)m 現在はシリコンスポンジは使っていません。
Yカットガーゼの半分を折り曲げています。
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コアレスニードルセット ニプロ(株) |
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滅菌ディスポガーゼ 7.5cm×7.5cm
大崎衛生材料(株) |
滅菌Yカットガーゼ 7.5cm×7.5cm
大崎衛生材料(株) |
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1)ポート周辺部を、⑧のメタルイソプロ70液で、広範囲に消毒する。
*スッキとするのが好きなだけで、意味はないのかも知れません。
なんと無責任な!! (^^ゞ
2)毎回、スキンプレップ(皮膚防護剤)を塗ります。
*テープによる皮膚負けの防止の為です。
*ただし、すでに荒れた肌には使用しないで下さい。
大変しみて痛いです。
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1)ネオヨジン液(イソジン液)をポートの中心より外に向かって消毒する。
しばらく乾くまで待つ。
*乾かしたほうのが、殺菌効果があがるらしい。(主治医談)
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1)ポートにコアレス針を穿刺する。
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1)滅菌Yカットガーゼ7.5cm× 7.5cmをポート部にあてる。
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1)ポートの高さ調節のため、シリコンスポンジで、 まくらをつくる。
※今はYガーゼの半分を折り曲げてコアレス針の高さ調整をする。
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1)切り込みが入った、長いほうのシルキーポア5号(粘着性伸縮ガーゼ包帯)で、コアレスニードルセットの翼状部を固定する。
*カテーテル部をY字の方から出すことが、重要です。
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1)滅菌ディスポガーゼ7.5cm×7.5cmを半分に折って、ポート部と穿刺部を保護する。
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1)切り込みがないほうのシルキーポア5号(粘着性伸縮ガーゼ包帯)で、穿刺部保護の為、ガーゼで固定する。
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1)コアレスニードルセットの連結部をループさせて、切り込みが、入った短いほうのシルキーポア
5号(粘着性伸縮ガーゼ包帯)で固定する。
*カテーテル部をY字の方から出すことが、重要です。
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この方法で行えば、カテーテル部に少々引っ張りの圧が加わっても、ポートから針が抜けることはまずありません。
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これが、この数年間のHPNでのポートの固定法です。
あくまでも参考ですが....
分からない事や、もっと良い方法があれば、掲示板に書き込んでもらえると幸です。
管理人 m(__)m
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