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 1220日(金)曇り後雪



 くじら雲は明日から冬休みです。およそ1ヶ月間お世話になった公民館の窓拭きをさ

 せていただきました。

 公民館にもお正月の神様が幸せを運んで来てくれるように願って、窓を拭きました。

 窓拭きの前に館長さんが「けがをしないように気を付けてやってね」と声をかけてく

 れました。

 「拭いても落ちない汚れがある時は、はあーっと息をかけて拭くときれいになるよ。

 なめちゃだめだよ」「なめたことなんてないよ」

 みんな一生懸命窓拭きをしました。公民館の職員の皆さんに「ありがとうございまし

 た」と言っていただいた子どもたちでした。

 1時間程、公民館の外側の窓や中のテーブルなど拭きました。その後は部屋でビーズ

 通しやカルタ、指編み、蜜蝋粘土、ごっこあそびなど楽しみました。

 昼食の時、Sちゃんのお母さんがみかんゼリー、R君のお母さんがクッキーを差し入

 れしてくれました。子どもたちは大喜びでお弁当を食べた後、差し入れのデザートを

 いただきました。

 午後、大人たちは保護者会をしました。1年を振り返ってひとりひとり思いを語りま

 した。笑ったり、泣いたり、出会いや仲間に感謝の思いで心が温かくなり、みんなで

 成長し合えることを願いました。



 12月19日(木)雪


 昨日から降ったり止んだりの雪。
 もうすぐ冬至ということで、かぼちゃ団子を作りました。りんご、みかん、キウイで
 フルーツサラダも作りました。
 みかんの皮をむきながら、「おいしそう。食べたくなっちゃうなあ」と年長のY君。
 ミカンの粒をバットの中にきれいに並べた年中のKちゃん。
 リンゴを切っていた年長のIちゃんは「切ることじゃないこともやりたいなあ」
 「じゃあ、かぼちゃ団子の粉、混ぜる?」「うん」とIちゃん。「やる」「やりたい」
 とY君とKちゃん。3人並んで粉と水を混ぜました。
 Iちゃんが2人の様子を見て「Kちゃんの水、足りないみたい」見ると本当に水を足した
 方がいい感じでした。おかげで3つのボールの団子の粉はちょうどよく準備ができました。
 かぼちゃもやわらかくなり、味付けもし、茹でた小豆も入れて、団子の粉を落としていきま
 した。子どもたちは鍋の周りに椅子を持って来てのぞいていました。
 鍋の中に落とされる団子をおもしろそうに見ていました。

 部屋ではビーズ通し、カルタ、折り紙、リリアン、指編み、ごっこあそびなど楽しみました。
 片付けをして、みんなで昼食をいただきました。年長児がお椀に盛られたかぼちゃ団子を
 みんなに配ってくれました。
 「かぼちゃ団子に入っている小豆はくじら雲の畑で採った小豆です。フルーツサラダのキウイも
 くじら雲でみんなが採ってくれたものです」
 年中のG君はかぼちゃ団子をおかわりして食べました。
 「風邪、引かないかも」冬至かぼちゃの話を思い出して言いました。

 昼食の後は年長のT君が「椅子取りゲーム、やろう。歌、歌って」と椅子取りゲームが始まりま
 した。窓の外ではまだ雪が降り続いていました。



 1218日(水)曇り後雪



 今朝も寒く、グランドに直行し、早速サッカーを始めました。1時間もグランドを
 走り回ると、サッカーから抜けていく子もいました。

 大きい子たちが少なくなると、年少児も仲間に入ってきました。
 しかし、なかなかゲームにはならず、みんなでできる宝探しをすることにしました。

 誰かがボールをグランドのどこかに隠します。「探しに行くぞー」「いいぞー」と
 「おいの森 笊森 ぬすと森」のお話しの言葉のように言います。
 それから、ボール探しを始めました。交代でボールを隠しては探しました。


 年中のKちゃんは長靴を履いてきましたが、足が冷たくなり、動けなくなってしまい
 ました。
 今日は最高気温が2度に満たない寒さでした。「明日からはブーツ履いてきた方がいいね」
 と話しながら、お弁当を食べに公民館へ向かいました。午後には雪が降ってきました。


 1217日(火)晴れ


 今朝もグランドへ直行し、サッカーや縄跳びなど体を動かしました。

 年中のM君がおうちの都合で早く帰ることになり、縄の電車で駐車場まで送ることに

 しました。M君を送った後は、年中のT君がグランドレーキで線路を作り、線路の上

 を電車が走るようになりました。グランド端の盛り上がっている斜面にも線路がで

 き、そんな所も電車は走って行きました。


 1216日(月)晴れ



 今朝も寒かったので、グランドに直行しました。縄跳びやリレーも始まりましたが、
 

 サッカーボールを持って行くとすぐにボールを蹴り始めました。

 お兄ちゃんがサッカーをやっている子たちはやり方がわかるようで、いいタイミング

 でボールを相手から奪って蹴りました。回りの子たちも段々ルールを理解し、線から

 出ないようにボールを蹴ったり、ゴール前を守ったりしました。始めはとにかくボー

 ルに触れたい子どもたちでしたが、段々とゴールを決められるポジションや守りのポ

 ジションに構えるようになりました。そうやって45分位、走り続けた子どもたち、11

 時半にゲームオーバーを知らせると満足したようで、リュックサックを背負い、お弁

 当を食べに向かいました。



 1213日(金)曇り



 冷たい風が吹き、昨日よりさらに寒くなりました。

 こんな日は早く体をいっぱい動かして温かくなろうとグランドへ行きました。

 「大縄ある?」と昨日よりもっとたくさん跳べるようにしようと、いさんで縄をもら

 いに来た年長児たちでした。

 縄跳びの一方でリレーが始まりました。始めは年中、年少児が中心となり、1グルー

 プで走っては次の人にバトンを渡すのを繰り返しました。

 縄跳びをやり終えた年長児が「二つのチームに分かれてやろうよ」と言って入ってき

 ました。年長児は参加する子どもたちの顔ぶれを見て、バランスがとれるように考

 え、2チームに分けました。2人の対戦がいい勝負になると自分のチームの子を応援

 し、対戦相手が年長と年少になると「ゆっくり走って」と年長児の子に声がかかりま

 した。走り始めた子どもたちはエンドレスにバトンを渡し続けました。長い時間思い

 切り走るので、途中で水を飲んだり、地面に寝たり、「もう、やめる?」と声をかけ

 ると「やめない!」と言って起き上がり、バトンを受け取っていました。

 すっかり体が温かくなり、11時過ぎまでグランドで過ごしました。

 公民館のお部屋へ移動してお弁当を食べました。今日は初めて使わせていただくお部

 屋を借りました。そこは講堂でした。ステージがあり、子どもたちは大喜びで、お弁

 当を食べた後ステージわきのカーテンに隠れてお化け屋敷ごっこを始めました。大き

 い子たちが紙でおばけのお面を作り、小さい子たちは驚かされてはグランドピアノの

 下に逃げ込みました。



 1212日(木)曇り時々雪


 昨日の帰り、「雪がいっぱい降ったら、そり、持って来てね」と声をかけましたが、

 残念ながら、雪は舞う程度でした。でも、冷え込みは冬本番と言われる程で、スキー

 の手袋をして集合した子どもたちでした。

 
 あやめ公園内を散歩してグランドで縄跳びをしました。繰り返す度にたくさん跳べる

 ようになりました。

 大縄跳びで跳ぶだけでなく、ロープの下をくぐったりもしました。

 
 縄跳びをたくさん跳んだ後は、電車ごっこが始まりました。年長のNちゃんはNHK

 の「あまちゃん」のファン、電車が走ってくると、ウニ弁当を売りに行きました。み

 んなに買ってもらい、また、海にウニを獲りに行きました。

 「だるまさんころんだ」などもして、11時過ぎまでたくさん体を動かして過ごしました。
 「子どもは風の子」というくらい、寒がる子はいませんでした。

 
 公民館のお部屋に入ると、年長児が脱いだジャンパーなどをきれいにたたんで棚に
 置
いていました。年中児も年少児も真似をしたり、年長児に手伝ってもらい、きれいに

 たたんで置けました。

 朝の会の後はすぐにお弁当を食べました。お弁当の後はビーズ通しをしたり、カルタ

 をしたり、折り紙をして楽しみました。



 1211日(水)晴れ


 昨日、大きい子たちが買い物してきた材料を使ってカレーとフルーツサラダを作りました。

 年長児は野菜を洗い、大人の包丁を使って野菜をどんどん切っていきました。

 年中児はこども用の包丁でじゃが芋や人参を切りました。

 年少児はみかんの皮むき、実をほぐすこと、子ども用の包丁でリンゴを切ることをし

 ました。それから、しめじも手で割いてくれました。鍋に切った野菜も入れてくれました。

 野菜が入った鍋を弱火にかけ、重ね煮をしました。

 カレーが煮えるまで、お部屋で過ごしました。カルタや積み木、蜜蝋粘土などをしました。

 蜜蝋粘土ではいろいろな果物を作ったり、動物を作ってごっこあそびをしたりしました。
 Y君は始め、真珠貝を作っていましたが、小鳥の形の蜜蝋粘土を見つけると、貝
を鳥の巣に
 真珠を鳥の卵に変えました。そして木を作り始めました。木に木の実や
葉っぱも付け、
 鳥の巣を載せました。とても細かい作業でしたが、次々と発想を形に
していきました。

 カレーができあがると、お部屋を片付け、みんなでいただきました。参加したお母さんたちも
 「おいしい」と言ってくださいました。いつも、ゆっくり食べる年中のS
ちゃんも、
 モリモリ食べておかわりをしました。


 みんな十分食べると、また、お部屋で活動が始まりました。年長のSちゃんがビーズ

 通しを始めると、子どもたちが次々と始め、みんな静かに集中してビーズを通していました。

 年少のM君、Kちゃん、Aちゃんは、午前中大きい子たちがやっていた「だるまさんころんだ」
 を真似してやっていました。3人とも壁に向かって立ち、「だるまさん、
転んだ」と言って3人で
 振り返っていました。



 12月10日(火)雨


 朝から1日、雨が降ったり止んだり。
 明日はカレーを作る予定なので、大きい子たちで買い物に出かけました。
 いつもは小さい子の手を引いて歩く大きい子たちですが、今日は自分達だけでちょっと
 リラックスした感じでお話ししながら歩いて行きました。
 「何、買うの?」「カレーの野菜だよ」
 駅前のスーパーに着くと、Sちゃんが「かご、持つ」と買い物かごを抱えました。
 「始めに何買う?」「きのこ、買おうか」
 「これはエリンギだ」「シメジ、買おうか」
 「いくらかなあ」「150円」「安い」値段、わかるのかなあ。
 「他にどんな野菜入れるかなあ」「にんじん」「にんじん1本、買おうか」
 買う野菜を手に取り、かごに入れると「重くなってきた」とSちゃん。T君が一緒に
 持ってくれ、レジへ。
 レジ袋をもらわないようにすると、「どうするの」とSちゃん。
 「リュックに入れていくよ」納得した様子のSちゃん。
 「次、どうするの?」「ゆきちゃんともみじちゃんにキャベツ、もらっていこうか」
 飼っているウサギたちにおみやげのキャベツの外側の葉っぱをもらいました。
 持っていたビニール袋に詰め込んでいると「そんなに」「ゆきちゃん、いっぱい食べるもんね」

 いつも、あんこを買っているお菓子屋さんの前で今川焼が売られていました。1個60円。
 子どもたちと相談して「お留守番しているみんなにお土産、買って行こうか」
 「あんことカスタードクリーム、どっちがいいかな」「クリーム」「どっちも」
 「半々がいいんじゃない」
 あんこ10個、クリーム10個包んでもらいました。
 お店の人が「クリームのは、ごまがついているからね」と言いました。
 子どもたちは帰り道「ごま、クリーム。ごま、クリーム」と忘れないように口にして歩きました。
 待っている小さい子たちに「先にいいよ」と好きな方を選ばせてあげました。
 「どっちでもいい。余ったのでいいよ」と言うS君。
 今川焼を手にした子どもたち、大人たち、ゆったりとしたくつろぎのひと時を過ごしました。
 一休みした後は、冬至の時に家族で囲む、みつろうそくとろうそく立てを作りました。


  129日(月)晴れ


 朝は冷え込み、朝霧の中に樹氷が見られました。

 

 この前、見られた白鳥を再度、見に行こうと、白鳥が飛来している水辺の楽校に向かいました。

 ところが、今日は白鳥は見えず、その代わり、たくさんのカモたちが迎えてくれました。

 前は人が近づくと逃げていくカモたちでしたが、今日はまるで私たちを出迎えるかのように
 みんな勢ぞろいで寄ってきました。子どもたちはカモたちを驚かさないように

 そうっとゆっくり歩みを進めました。カモたちにすっかり取り囲まれた子どもたち、

 息を止めるかのように静かにしていると、急にカモたちが飛び立ち一斉に池の方へ移動して
 いきました。その羽ばたきの迫力に子どもたちの緊張も一気にほぐれ、
 「もう
1回やってもらいたい」とそのスリル感が快感となったようです。

 「緑のカモがメスで茶色いカモがオスだと思う」と話す年長のY君。カモを観察した後は、
 思い切り走れる丘へ移動してお弁当を食べました。空は晴れていましたが、空
気は冷たく、
 来週はもうお弁当を食べるのは室内かなあと年少の子どもたちの手の冷
たさを感じて思いま
 した。

 お弁当の後は、「あずき」の鬼ごっこをしたり、丘を友達と一緒に転げたり。
 その頃になると、ようやく空気も暖かくなり、「暑い」と上着も帽子も脱ぐ子どもたちでした。



 12月6日(金)晴れ


 山道が松の伐採のため通行止めとなり、2週目の週末。
 発育測定ができないので、近くの保育園で身長を測定させていただきました。園長先生が
 「あそんで行ってね」と言ってくださったので、お言葉に甘え、遠慮なく、しばらくお庭
 であそばせていただきました。
 
 いつも外から眺めているお庭であそばせていただき、鉄棒や太鼓橋、ブランコなどの固定
 遊具やキックバイクなど体験することができました。
 でも、しばらくすると、くじら雲の子どもたちが桜の木に登っていました。
 結局11時までゆっくり過ごさせていただきました。保育園の子どもさんたちもくじら雲の
 子どもたちを快く受け入れてくれ、楽しいひと時を過ごすことができました。


 125日(木)晴れ


 朝から公民館のお部屋に集まりました。朝の会の後、調理室へ移動し、昼食用の味噌

 汁作りをしました。

 年長児は大人の調理台で野菜を切ることができますが、年少児には高すぎるので、低

 いテーブルで作業をしました。

 年中のM君と年少のS君は白菜を手でちぎってくれました。「これくらい?」と大き

 さを確認してちぎってくれました。

 昆布と椎茸のだしに白菜、大根、さつま芋、ねぎ、油揚げの入った味噌汁ができあが

 りました。みんなで掘ったさつま芋がまだ残っていたので、蒸し芋にしました。年長

 のIちゃん、年少のKちゃん姉妹のお母さんから、おばあちゃんからいただいた立派

 な洋梨の差し入れがありました。最高のデザートにおなかいっぱい味噌汁をおかわり

 して食べた子もさらに洋梨をおかわりしていただきました。大人がなかなか洋梨を食

 べないでいるとIちゃんが「洋梨食べた?早く食べないと無くなっちゃうよ」と2

 ほど心配して言ってくれました。おかげで、大人もおかわりしておいしくいただきま

 した。



 124日(火)晴れ

 
 Y君の誕生日会



 朝、誕生日会に飾る物を探しに出かけました。公民館周辺の車の通る道を手をつない

 で列を作って歩くのにもだいぶ慣れてきました。でも、公園内など車の通りを気にし

 ないで歩ける道はやはり子どもたちには快適なようで、手を離してはしゃぎだす子ど

 もたちです。

 まつぼっくりやナズナの花を見つけることができました。

 誕生日を迎えたY君はみんなから「今日から6歳だね」と言われてうれしそうでした。

 公園内を歩きながら、年長のSちゃんが「大きくなったら何になりたかった」と質問

 してきました。そして、「なりたいものが二つあるんだ。1つは病気の人と一緒に生

 活して助けること、もう一つは激しいダンスをしてみんなを笑顔にすること」と話し

 てくれました。きっと、二つともなれると思うよ。

 

 公民館に帰る前にグランドで朝の会をしました。野球のベンチに座って歌をうたった

 り、名前を呼ばれて返事をしたりしました。

 朝の会が終わると、「氷鬼やる者、この指とまれ」と年長のT君の指に子どもたちが

 とまりました。

 年長のIちゃんとNちゃんが「何かの足跡がある」と言いました。「鹿だと思う」と

 Iちゃん、Nちゃん。「夜、鹿が野球していたのかなあ」と言うと、「鹿は野球しな

 いよ」と笑っていました。

 

 公民館に戻ると、Y君のお父さん、お母さん、2人のおばあちゃんが待っていてくれ

 ました。Y君は「この日が来るの、ずっと、待っていたんだ」ととてもうれしそうで

 した。セレモニーの直前になると、ちょっと緊張してきたようでしたが、セレモニー

 が始まるとすぐにいつものY君に戻りました。

 Y君のお父さん、お母さん、おばあちゃんたちからメッセージをいただき、お父さん

 がギターを弾いて歌を聴かせてくれました。

 

 Y君のお母さんがパンとスープとデザートのケーキとクッキーを用意してくれ、みん

 なでいただきました。おいしくて、みんなモリモリ食べていました。

 

 昼食後は広いグランドで「きつねとひよこ」の鬼ごっこを楽しんだり、ごっこあそび

 を楽しんだり、お迎えのおうちの方がみえるまで過ごしました。

 



 123日(火)晴れ


 今日も暖かかったので、1日野外で過ごしました。

 朝、公民館のお部屋を借りなくてもよさそうと公民館の方にお話しすると、「そう。

 結構、寒いよ」と言われました。でも、服装を十分整えている子どもたちには暑いく

 らいの陽気となりました。

 途中まで昨日と同じ道を歩きました。いつものように、「氷鬼、やろう」と始まりま

 した。途中から「チャンピョン鬼やろう」と変わりました。チャンピョン鬼というの

 は、タッチされた人がみんな鬼になり、最後に残った人がチャンピョンになるという

 鬼です。子どもたちから教えてもらって一緒にやりました。

 今日はあまり距離を進まず、ゆっくり歩きました。

 近くの小川を眺めて年長のSちゃんが「いい景色」と、しばらく見入っていました。

 また、県の水産試験場でも、魚たちをゆっくり見ました。子どもたちは魚が水流に流

 されないように応援していました。

 水産試験場から龍門淵公園の芝生の丘まで、電車ごっこをしていきました。

 リュックサックを下ろすと、すぐに、ふかふかの芝生の上で転げ回って感触を楽しん

 でいた子どもたちでした。

 犬の散歩に来ていたご近所さんとも仲良くなって、犬のたろうちゃんとボールであそ

 ばせてもらいました。

 年少のAちゃんがお弁当を食べ始めると次々にお弁当の用意を始め、ランチタイムと

 なりました。

 お弁当を食べ終わると、また、芝生の上を転げまわったり、ごっこあそびをして楽し

 んでいました。

 年中のKちゃんとSちゃんはジャンパーをマントにしたり、ピクニックシートをドレ

 スにして王子様とお姫様になっていました。いつも、くじら雲だとシルクの布を使い

 ますが、そのような物がなくても、ある物を工夫して使っていました。

 年少のKちゃんは一緒にお弁当を食べていた年少のAちゃんに「Aちゃん、Kのお弁

 当、片づけられる?」と訊きました。Aちゃんは「うん」と言って、自分はまだ食べ

 終わっていないのに、Kちゃんのお弁当の片付けを手伝ってあげました。それで、K

 ちゃんは先にあそびに行ってしまいましたが、Aちゃんはもうひとり一緒に食べてい

 た年少のS君とまた食べ始めました。

 Aちゃんは午前中、Kちゃんが泣いた時も一緒に手をつなぎ、優しく言葉をかけてい

 ました。おやつのココアクッキーを食べる時、Kちゃんのクッキーの形はゾウと犬で

 した。Kちゃんはうさぎのクッキーが食べたかったので、しばらく泣いていました。

 でも、Aちゃんに優しく声をかけられ、片手をつなぎ、片手にクッキーを握って歩き

 始めました。Aちゃんの働きかけで、Kちゃんも手に持っていたクッキーを食べる気

 持ちになりました。食べたら、おいしかったようで、笑顔になりました。

 年長児は「巣立ちの日(卒園式)」のセレモニーのリハーサルをしました。歌だけ歌

 おうと考えていましたが、子どもたちが早くも「紙をもらう所も、全部、やりたい」

 と言いました。もうリハーサルなんてやらなくてもいいくらい、しっかりとできた年

 長児たちでした。

 年少のAちゃん、S君はお弁当を食べ終わるとかくれんぼを始めました。年少のM君

 と年中のM君も仲間に入りました。

 

 暖かな芝生の丘でゆったりと思い切り過ごした子どもたち、最後にお話しを読んでも

 らうと、年少のM君は体をもたれかけ眠そうにしていました。


  122日(月)晴れ

小川の橋の釘が出ていると年長のSちゃんとNちゃんが石で叩き、直そうとしました。

 
 明科公民館から犀川の岸辺を歩き、水辺の楽校へ行きました。暖かな1日となり、久

 し振りに1日野外で過ごしました。

 

 犀川の岸辺は車を気にせず歩け、子どもたちは鬼ごっこをしたり、石の上だけを歩く

 ゲームをしたり、電車ごっこをしたり、楽しい道です。

 年中のG君、T君、Sちゃんと年少のM君が石を川に向かって投げることをしていま

 した。始めはそれぞれで投げていましたが、みんなで一斉に投げ、水が一斉にはねる

 のを見て楽しむようになりました。

 何回も繰り返し、そうやって楽しんでいましたが、段々疲れが出てきたのか、M君が

 転んだり、Sちゃんが転んだり。最後の一回を投げ終わると「おもしろかったね」と

 言いながら4人もみんなの方へ歩き始めました。

 

 久し振りの水辺の楽校には白鳥が飛来していました。丘でお弁当を食べる前に静かに

 白鳥や鴨の様子を眺めていた子どもたちでした。

 丘でお弁当を食べ、鬼ごっこをしたり、ススキでほうきを作ったりしてしばらく過ご

 しました。

 帰る前に丘の上で「ぼうしのおうち」の絵本を読んでもらいました。

 

 帰りは月曜日に出張販売してくれるパン屋さんの時間に間に合うよう、ちょっと急ぎ

 足で歩きました。