概要
JanusDGShotは、JanusDGXと対にして運用することを念頭において開発した「暗号化専用ソフトウェア」です。
上級ユーザーが、JanusDGXで鍵ペアを生成し、その公開鍵を受け取った初心者ユーザーがこのJanusDGShotでファイルを暗号化するといった使い方を想定しています。
暗号化されたファイルの形式はOpenPGP互換なので、必ずしもJanusDGXとペアで使用する必要はありません。GnuPGとでも、KageHinataとでも相互運用は可能です。単に操作感覚がJanusDGXに近くなるように設計してあるというだけです。
特長
OpenPGP互換
OpenPGP形式のファイルを扱えるソフトでしたら、GnuPGとでも、JanusDGXとでも、相互にファイルのやり取りが可能です。
再配布を考慮
再配布を考慮したつくりになっています。
JanusDGShotユーザーが、JanusDGShotをこのサイトからダウンロードして、公開鍵を他の人から受け取るという使い方も可能ですが、JanusDGXユーザーが、あらかじめダウンロードしたJanusDGShotに自分の公開鍵をインポートさせ、それを相手に渡すという使い方もできるように設計してあります。
ダウンロード
本体 JanusDGShot.zip(1,518,864 バイト)
ソース JanusDGShot_src.zip(120,782 バイト)
(一部ファイルをKageKoboshi(影小法師)と共有しているため、ファイル名にKageKoboshiとついていますが、コンパイルオプションを調整すればこれでJanusDGShotをコンパイルできます)
再配布に際して
カスタマイズ・再配布の手順は
- JanusDGXで鍵ペアを生成する(既に生成してある場合は不要)
- JanusDGXから自分の公開鍵をエクスポートする
- JanusShot.zipを適当なフォルダで展開する
- JanusShot.exeを実行し、先にエクスポートしておいた自分の公開鍵をインポートする
- JanusShotOp.exeを実行し、必要な項目をカスタマイズする
- 再度、JanusDGShotをアーカイブし、再配布する(状況によってはJanusShotOp.exeを外してもよい)
以上になります。
ただし、カスタマイズして再配布する際にいくつか注意してほしい点があります。
- このソフトウェアにはGnuPGやbsdtarの構成物が含まれています。これらにはそれぞれのライセンス条件があります。
- Kazuyoshi Kakiharaが著作権を有するプログラムについてはGPL3を適用します。
- Kazuyoshi Kakiharaが著作権を有する文書類についてはGFDLを適用します。
以上のライセンスに違反しない範囲でご利用ください。
GnuPGやbsdtar,nkfは再配布を妨げないライセンスになっていますので、普通にカスタマイズして再配布する分には、自由と考えていいですね。