概要
一言で表現すれば、「カスタマイズ可能なJanusDG」です。
JanusDGの最大の売りは「公開鍵暗号」でしたが、もう一つ、「シンプル操作」という特長もありました。
そして、この「シンプル操作」を実現するためにはいくつもの機能を泣く泣く切り捨てるしかありませんでした。
こうして切り捨てた機能について、それでもカスタマイズで実現できれば便利だろうという機能について、JanusDGXでは「オプション」という形で選択利用可能としました。
特長
JanusDGの上位互換
JanusDGにできることはすべてできます。
マニュアル
PDF JanusDGX.pdf(542,348 バイト)
OpenOffice Writer 形式 JanusDGX.odt(379,183 バイト)
Microsoft Word 形式 JanusDGX.doc(470,528 バイト)
再配布に際して
カスタマイズ・再配布の手順は
- JanusDGX.zipを展開する
- JanusDGXop.exeでカスタマイズ項目を設定し、保存・終了する
- 必要ならば文書等を付け加える
- 再度、JanusDGXをアーカイブし、再配布する
以上になります。
ただし、カスタマイズして再配布する際にいくつか注意してほしい点があります。
- このソフトウェアにはGnuPGやbsdtarの構成物が含まれています。これらにはそれぞれのライセンス条件があります。
- Kazuyoshi Kakiharaが著作権を有するプログラムについてはGPL3を適用します。
- Kazuyoshi Kakiharaが著作権を有する文書類についてはGFDLを適用します。
以上のライセンスに違反しない範囲でご利用ください。
GnuPGやbsdtar,nkfは再配布を妨げないライセンスになっていますので、普通にカスタマイズして再配布する分には、自由と考えていいですね。
不具合情報
現行バージョンにおいて、FATファイルシステム上でファイルを復号しようとすると、ファイルのパーミッションを変更できないというエラーメッセージが表示され、タイムスタンプが復元できないという現象が確認されています。これは bsdtar.exe の仕様によるもので、対処のしようがありません。なお、このエラーによって、ファイルの中身に影響が出ることはありません。タイムスタンプが戻らないだけです。
Ver 0.8.6 以前において、暗号化の際に署名するオプションを使っても、署名がされない不具合がありました。