幼なじみ 愛>恋>好きの物語4

幼なじみの みほという女の子。なんでみほさんでなく、みほなのか。8年来の幼なじみだからである。

みほは小学校3年の時に転校して来た。髪はショートカットでボーイッシュ(boyish)な女の子だった。以来、8年の幼なじみ(childhood friend)である。

だが、単なる幼なじみではない。小学校の時の雅夫の学年は1クラスだけで、クラス替えは一切なかった。毎日毎日4年間、一緒。遠足も一緒(together)。さらに、雅夫の家からみほの家まで100m足らずである。

夏休み(summer holidays、summer vacation)だって、意図(intention)せずに会ってしまう。

父親の顔はは知らないが、母親とは顔見知りである。

運動会の時は雅夫の学年だけ、1クラスを赤組と白組に分けた。同じ組に入れればいいなと思った事もあるかもしれないが、小学生の「好き」って、あの子も好き、この子も好き、その子も好きというレベルで、恋や愛とは違う。

小学校の高学年ではよくあるように、この頃は雅夫よりみほの方が強かった。

中学は3クラスだった。同じクラスになった事はなかったが、1日1回(once a day)ぐらいは顔を見ていたはずだ。boyishは小学校とともに卒業して、みほも段々と女性らしさを増していたのだろうが、この頃は何の感情もなかった。幼なじみの中の1人にすぎなかった。

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