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かぶと虫

2009

2009.7.15

 

 

 

代わり映えはしませんが、今年は成功です。同族結婚が多いと思われたが奇形児はいない。オスは立派な体格と角を持っているし、雌は体格もオスに引けをとらない。

先ず、@モグラ対策を実施したこと。A餌になる腐葉土が豊富であったことBまだかまだかとせせらなかった・・・に尽きる。

幼虫時点で80匹程度確認している。現在40-50いるのではないかと思う。

毎日、フジコンでの市販品のゼリーのほか、バナナと焼酎を混ぜたものを好んで食べている。

 

焼酎コップ半分とバナナ1本一夜でペロリ一適ひとかけらも残っていない。

酔った勢いかどうか、土から出てきたとたんにオスは雌を追っかけて子孫繁栄に奮闘している。

少子高齢化の人間どもとえらい違いや。

今は麦焼酎の飲み残しを使っているが、愛飲の宝山もちょっとは飲ましてやろうかと思うがもったいないしなぁ~。

もう少しで、引き取ってくれる子ども達が来る。

 

カブトセカンドハウスにも7-8匹程度生まれているが、どうも脱走しているらしい。今夜も、懐中電灯片手に蚊に刺されながら補修をする。

もちろん、ええ歳をして、何を考えてんのか・・・という奥さんの冷たいまなざしは背にいっぱい受けながら・・・。

 


2009.8.8

60〜70匹以上はいたと思うが、嫁入り、婿入り、脱走で現在30匹程度か。

メスは30%ぐらいと思われるが、今年は、盆には元気の良いものを自然の山の中に帰そうと思っている。餌やりも大変だし、来年の卵をある程度産んでくれたら、役目は終わり。

ただし20%ていどいる羽の上にある甲の奇形などは、飛ぶことが出来ないので自然では生きていけない。それらは最後まで面倒を見る。今年は奇形が多い。今年はちょうどようしつの中にいるとき大雨が多く、ようしつがつぶれたか、巨大ミミズがたくさんいる(モグラが入ってこれないので)ので、そいつらがようしつをつぶしたと考えている。

餌は、市販のゼリーを与えていたが「フジコン」のゼリーは良く食べるが、それが切れたのでホームセンターで売っている別のゼリーを購入し与えたが、まったく食べない。

・・・・・・餌について・・・・・・

一番の好物は、マクワウリです。今年もたくさんなったので縦半分にして与えてみると、一晩で紙のような薄い皮になるまで、重なりあって食べます。

その次は、バナナをつぶし焼酎(バナナ1本に焼酎コップ1/3程度、皮も含めるとコップ半分)を注いで混ぜる。バナナの皮も別の器に入れる。ただし、安物焼酎が切れたので、料理用の焼酎を使ったが、ほとんど食べない。仕方なしに「宝山」「くろ」など芋焼酎を使用すると喜んで食べる。しかし、カブトムシはアルコールに強いのは驚き。

三番目は、フジコンのゼリー

その他、スイカはほとんど食べない。フジコン以外のメーカーのゼリーは見向きもしない。(それしかなければ食べる)

 

ちなみに、今年の幼虫は早く卵から孵ったものでは2センチ程度になっている。


2009.8.17-29 柿も食べること発見

盆には自然に帰そうと思ったが、今まで餌を与え続けられてきた彼、彼女達が自由に飛び回って餌を探し出せるかどうか、ハチやカナブン等に混じって餌取り競争ができるだろうか。孵化まもない元気なときなら可能でも、秋口の夜間の冷気に体力も消耗し、次々と死んでいく時期ならなおさら・・・

ここまできたら一生を全うするまでこのハウスで暮らしてもらうしかあるまいと考える。

それにしても、メスはすごい食欲。マクワウリ(8/25にはなくなった)やバナナに昼間から群がるのはメスばかり。オスは金網にぶら下がったり木の皮の下でモソモソしている。

ゼリーをあまり食べないので、マクワがなくなった現在、何か自然の餌をと思い、ナス、トマト、スイカなどを与えるが食べない。1つゲットしたものがある。このカブトハウスは富有柿の老木で覆われているが、その柿の未熟なものが落ちてくる。ちなみにそれを半分に割って与えてみた。翌日、皮1枚になるまで食べていた。これは朗報であるが、世の中うまくはいかない。昨年、たわわに実り畑の野菜の消毒にと思い、熟した柿と焼酎で柿栖を作った。この柿の木は私が生まれた時と大きさは変わっていない。おそらく樹齢100年にはなろう。子どものとき、この柿の木に登って遊んだ。ただ、柿の木はさくい(ぽっきりと予告なしで折れること)ので、注意を要する。柿の木に縛られたこともあったような気がする。予断はさておき、今年はかってない不作、落ちてくるほどの実がついていない。何百つく実が今年はほんの5−6個。

当分はバナナでいくしかない。


2009.9.30 今年はおしまい

 

最後まで残ったのはオス2匹。それも大型、しかしもう時間の問題、餌も2日間に1回バナナのみ。少し掘り返すと大中さまざまな幼虫がいたが、かなり深く(20cm程度)もぐっているので分らないが密度から言うと100匹以上はいるはず。

これから寒くなるまでに、いかに多くの餌を食べられるかが成虫の大きさに関係すると思うので、シイタケの朽ち木などを粉砕してベッドに追加する。

山に行って落ち葉もかき集めてこよう。しかし、こんなこといつまで続けるかと思うが、待っている子ども達も増えつつありいけるところまで行くつもり。

今年はこれでおしまい。来年乞うご期待!!。

2009.10.20 追記 最後の一匹

昨年のベッドの上にシイタケの朽ち木を入れたがさらにその上に山で落ち葉をかき集めドカーンと入れた。

数日すると落ち葉の中は暖かいのか、幼虫はどんどん上に上がってきている。この落ち葉が来夏には、カブトやミミズや微生物が食べすべて土に変わっていく。

今日、最後のオス一匹が息を引き取る。最後の餌は熟した柿だった。