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日本陸軍戦記・4 |
程度AA=新品同様 程度C=多少の傷・シミ 程度A =きれい・良好 程度D=かなりの傷・シミ 程度B =並 汚れあり |
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JGL0031 弾雨に生きるーバタアン・コレヒドール戦記 昭和18年再版・西田市一・宋榮堂・288P・程度C・定価一圓五十銭 朝日新聞特派員の戦前の従軍戦記で、この本の裏表紙に「井上少尉」、内表紙に筆字で「斉藤中尉」の署名があります。戦時中将校によく読まれた本だと思います。どちらかの文でしょうが読後感想も余白に記されていますが(写真参照)、批判的なコメントです。バタアン・コレヒドール戦当時の指揮官、本間雅晴陸軍中将が序文を寄せています。 |
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JGL0032 兵隊とともに 昭和14年初版・栗林農夫・改造社・324P・程度C・定価壱圓四拾銭 戦前の従軍戦記で、この本の裏表紙に「陸軍少尉・塚越善三郎」の印鑑が押されている。おそらく戦時中将校に読まれた本だと思います。昭和十三年10月、中国南部、廣東攻略をめざした南支作戦に同盟通信社から従軍記者として派遣された著者の三ヶ月に渡る従軍記録。中でも貴重なのは、「麦と兵隊」の火野葦平氏(玉井勝則軍曹)と著者が中国の戦地で偶然出会い、お互いの宿舎を行き来して行った交流対談が20ページに渡って掲載されている。「麦と兵隊」についても語り合っています。 |
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JGL0033 従軍作家より国民に捧ぐ 昭和13年初版・白井喬二・平凡社・145P・横13センチ、縦18.7センチ・程度D・定価五拾八銭 従軍作家・白井喬二の中国戦線従軍戦記。表紙から42ページまで下部が破けているが本文には影響なく、読める。菊池寛、尾崎士郎、横光利一、佐藤春夫、久米正雄、吉川英治、丹羽文雄、などの作家とともにペン部隊が編成されるところから始まっている。 |
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JGL0034 皇國の書 昭和16年初版・森清人・東水社・324P・程度C・定価壱圓五拾銭 裏表紙に「塚越中尉」と名前が書き入れてあります。陸軍将校の所有の本だったと思われます。天皇尊重、皇国の道を説いた本。題字は公爵近衛文麿、男爵平沼麒一郎、陸軍中将柳川平助の書が巻頭にある。前外務大臣松岡洋右の序文が自筆原稿そのままの写しで添付されています。 |
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JGL0035 敗戦学校・国史の鍵 昭和23年初版・蘇峯・徳富猪一郎・寳雲社・193P・程度C・定価八十五圓 著者は戦争犯罪容疑者として巣鴨拘置所に収監される予定であったが持病のため猶予された。この書は昭和23年、著者86歳の時病床で中嶋司氏により口述筆記されたもの。「敗戦学校」と「国史の鍵」の2部構成。「敗戦学校」では終戦直後の国民の憔悴し乱れた世相の中での日本人を見つめ論じている希少本。 |
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JGL0095 空中戦 3000円 昭和12年初版・大場彌平・太陽閣・376P・横12.7センチ、縦18センチ程度D・定価一圓五十銭 著者は陸軍少将。この本は総体的に当時の本格的空軍よもやま話に分類できます。当時、一般の人が、軍用機、空中戦、各国空軍など興味をもって読めるように書かれた本です。当時のソ連、支那、イギリス、アメリカ、ドイツ、フランス、イタリー、そして日本の空軍勢力(機数・部隊数)なども分かります。目次は空中戦と支那事変、空中戦物語、空の赤鷲、空中戦略原則批判、帝国空軍の威容、列強空軍の現勢、支那空軍とその実勢力、列強軍用機の展望、極東における列国の空中角遂、近代戦における空軍の役割、陸軍戦闘機の有つ性能、空襲敵国屈服論、飛行機ちょん髷時代、ちょん髷飛行家列伝、ちょん髷機の珍芸。 |
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JGL0036 傷痍軍人読本12冊セット 昭和15年〜18年初版・軍事保護院・大日本傷痍軍人会・20〜50P・横12.7センチ、縦18センチ程度D・定価五銭〜七銭 12冊それぞれの冊子には、傷痍軍人(戦争で負傷した軍人)に向けての講演記録が掲載されている。講師は国学院大学長・文学博士・河野省三、真宗本願寺派執行・梅原眞隆、関西学院教授岩橋武夫、文部省図書監修官・倉野憲司など。また、傷痍軍人自身のの手記も掲載されている。 |
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JGL0095 軍人わしが國さ(上下2冊セット) 4000円 (上巻)昭和14年4月18日発行・初版・伊藤金次郎・今日の問題社・428P・横13.0センチ、縦18.9センチ程度D・定価二圓二十銭 (下巻)昭和14年5月18日発行・初版・伊藤金次郎・今日の問題社・412P・横13.0センチ、縦18.9センチ程度D・定価二圓二十銭 戦前の本です。当時の陸海軍軍人の人国誌です。著者は軍人通で、何百人という当時著名な軍人のエピソードを、面白く載せている。巻末に五十音順の索引があるので例えば山県有朋、山本五十六などすぐに引ける。 |
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JGL0037 夕陽将軍・小説・石原莞爾 昭和52年初版・杉森久英・河出書房新社・405P・程度B・定価1260円 小説・石原莞爾となっているが大筋は、ほぼ事実どおり。五族協和、アジア民族の夢を託した満州国しかし現実は理想と反対に進行する。東条英機に敵対し陸軍から追放された将軍石原莞爾の伝説的生涯を通し、太平洋戦争と日本の悲劇を描いた長篇ロングセラー! |
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JGL0038 陸軍に裏切られた陸軍大将・宇垣一成伝 1100円 昭和61年初版・額田坦・芙蓉書房・386P・程度B・定価1800円 著者は陸士、陸大卒。最後の陸軍省人事局長。元陸軍中将。宇垣大将と親交があった。組閣の大命を受けながら、石原莞爾ら子飼いの陸軍幕僚の激しい抵抗のため、首相を断念した悲運の軍人政治家、宇垣一成。その宇垣の人物と、宇垣軍縮や三月事件の真相など中枢にいた著者が浮き彫りにする。 |
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JGL0039 回想ビルマ作戦・第三十三軍参謀痛恨の手記 1100円 1995年初版・野口省己・光人社・290P・程度A・定価1800円 猛然たる敵の砲爆撃下に勇戦、孤立無援の死闘3カ月の果て、有史未曽有の玉砕戦を演じた雲南戦線を主軸に、敗退あいつぐ地獄の戦場に展開された悲劇や、参謀として自らが見聞した軍首脳たちの素顔を語り伝える。昭和史の証言。辻参謀について、また辻と参謀長の対立なども当事者だけにリアルに記述している。 |
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JGL0040 桜と剣・わが三代のグルメット 1700円 昭和62年新装版・村上兵衛・光人社・379P・程度B・定価1500円 陸軍幼年学校、士官学校をへて近衛第六聯隊の聯隊旗手となり、戦後いちはやく『小説・聯隊旗手』を発表して、華やかな脚光を浴びたジャーナリズムの"鬼才"が、ひさびさに書き下ろした自分の家系の明治大正昭和三代の軍人青春群像。著者の大伯父・陸軍大将武藤信義の生涯を、冴え渡るペンさばきも軽やかに活写する。!また、陸軍中佐だった自分の父を客観的に書き込み、最後に軍人であった自分を詳細に内省的に振り返っている。軍人にしては全編ユーモアに溢れている。戦後著者は東大に入学し文学の道に進んだ。 |
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JGL0041 新・連隊旗手 1600円 昭和52年初版・村上兵衛・光人社・317P・程度B・定価980円 著者の連隊旗手としての体験から創作された「連隊旗手」、日本陸軍の終焉と混乱の中でr陸軍中尉であった著者が味わった驚愕の体験「星落秋風」、など11の戦争文学(短編)が収録されている。 |
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JGL0090 完本・太平洋戦争・上(上下2冊セット) 1991年初版・文芸春秋編・文芸春秋・506P・程度B・定価2200円 太平洋戦争体験者の戦記集大成記録の前半。嶋田繁太郎、源田實、淵田美津夫、児島襄、今村均、草鹿龍之介、辻政信、丹羽文雄、宮崎周一、三和義男、阿川弘之、千早正隆、半藤一利、原為一、岩本徹三、草鹿任一、藤原岩市、新名丈夫ら47人が寄稿している。大変興味深い記事が多い。 |
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JGL0090 完本・太平洋戦争・下(上下2冊セット)SOLD 1992年2刷・文芸春秋編・文芸春秋・506P・程度B・定価2200円 太平洋戦争体験者の戦記集大成記録の後半。秦郁彦、吉田俊雄、大谷藤之助、森史朗、今日出海、高木俊郎、角田和男、伊藤桂一、八原博通、吉田満、櫻井省三、橋本以行、加藤大介、五味川純平、瀬島隆三、宇垣纏ら49人が寄稿している。大変興味深い記事が多い。 |
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