夢を実現し、感動を分かち合う
小児整形外科
ホームページ責任者、小児整形外科専門医鈴木茂夫
元滋賀県立小児保健医療センター整形外科医師、現在、東京、水野病院整形外科勤務
2005年8月23日以後  2018年9月14日更新

水野病院の近くにある西新井大師は、日本3大大師の一つです。境内には塩地蔵という不思議なお地蔵さんがあります。このお地蔵さんにかかっている塩を持って帰り病変部に置くと病気が治る、と言われています。もしそれで病気が治癒したならば持って帰った量の2倍の塩をお地蔵さんに戻すことになっています。

2018年8月17日。

柏木先生が着任され、水野記念病院の小児整形外科は充実してきました。現在ベテラン3人を含め、4人が活動しております。これだけの小児整形外科スタッフを擁する施設はそれはどありません。

このコーナー過去の主要記事


皆さまからたくさんのご質問をいただいております。お子さんの整形外科的問題でお悩みのご家族に参考となるようなご質問とそのお答えをご紹介いたします。なお、固有名詞、修飾語、文体などは変えて質問者が特定できないようにしております。
ご質問のある方は、ort at kir.biglobe.ne.jp (atは@に変えてください)にメールをください。

ご質問

生後8ヶ月の娘の股関節脱臼の治療についご相談させていただきます。
先日股関節脱臼と診断され、++++病院で完全脱臼と診断されました。リーメンビューゲルを一週間装着しました。その結果股関節は不安定で、整復されたり脱臼したりというような状況であると説明されました。しばらく様子をみて整復されなければ開排装具をつけると言われました。
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生後8ヶ月以降でもリーメンビューゲルで治療することは可能なのでしょうか?
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お返事
メールありがとうございました。
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6〜8ヶ月を過ぎた年齢のお子さんの脱臼に対し、リーメンで治療するのは一般的ではありません。なぜなら、この年齢となれは寝返りも活発となってきますので、たとえ整復されたとしても寝返りによって股関節が内転して再脱臼してしまうおそれがあるからです。もちろんそれでもタイプAのような亜脱臼であれば問題ありません。しかし、完全脱臼となれば整復位を固定し安定化させなければならないので、リーメンではいろいろ問題が生じてくるのです。現在股関節が不安定である、ということならば脱臼の程度はタイプBと推測され、たとえリーメンで成功したとしても骨頭壊死等の合併症の可能性もでてきます。
また、このような状態でいきなり開排装具というのも適切ではありません。なぜなら完全脱臼の場合には、骨頭を整復するという操作が必要だからです。いきなり装具であればその整復を装具のなかで自然に整復されるのを待つ、ということになり、自然整復されない場合にはより脱臼が高度になってゆく恐れがあります。
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股関節脱臼の場合、他の疾患と同じように重症度があります。重症度によって治療法が異なるのは当然です。それはどんな疾患でも同じです。亜脱臼の場合にはリーメンは良い適応となります。しかし、完全脱臼ではリーメンで整復されない場合が多く、たとえ整復されても骨頭壊死等の合併症の発生率が高くなるのです。
6〜8ヶ月を過ぎだ完全脱臼を安全に治療できる施設は限られてきます。

メールをいただいた方には必ず返信をお送りしております。最近、ご返事をしてもエラーで返されることがたびたびあります。特に携帯からのメールの場合にエラーが多いようです。返信がなかった場合には、携帯に問題がないかどうかお確かめください。


滋賀県立小児保健医療センターの時代にたくさんのご質問をいただいておりますので、これらをご紹介いたします。また、これまで「ご質問とお答え集」を中断しておりましたが再開します。皆さまの参考になるようなケースを順次ご紹介いたします。

先天性股関節脱臼に対するご質問とお答え(2018年8月5日)。   ペルテス病に対するご質問とお答え(2018年8月17日)。   先天性内反足に対するご質問とお答え


診察日
新患外来:木曜日午前9時30分から12時。急ぐ必要がある場合にはメールをください。
再来外来:月曜日午後2時から4時、火曜日午前9時から12時。

いずれの外来も平日14時から17時、土曜日9時から13時までに電話(03-3898-8080)予約をお願いいたします。6ヶ月前までの予約が可能です。

内反足外来:月曜日午前、完全予約制です。早期の治療開始が必須です。とりあえずメールをください。優先的に外来診察の都合をつけます。


お知らせ(2016年12月24日) 外来受診、入院治療、そして手術を受ける予定の方は必ずお読みください。


疾患の説明: 小児整形外科学疾患を専門医の立場からはどのように考えるか述べて行きます。

側彎症(11/10)

先天性股関節脱臼(16.10/23)    ペルテス病(16.4/9) 大腿骨頭辷り症15.5/17)  

O脚・X脚・ブラウント病(10/27)  下肢の回旋変形(11/3)  

先天性内反足((16.10/15)  様々な足の変形(06.7/9)

骨延長(10/25)  

骨形成不全(10/27)   

スポーツ障害・外傷(06.4.27作成)


脳性麻痺の整形外科的治療(18.5/19)

その他の疾患(12/1)


診療実績(2018.1/1) 扱った疾患や手術例の統計と解説です。


 ご質問、ご意見などがありましたらどんなことでも結構ですので、ortATkir.biglobe.ne.jp (ATは@に変えてください)にメールをください。なお、ご質問内容がホームページに掲載されることはありません。


滋賀県立小児保健医療センター整形外科のホームページ
最強のスタッフ、充実した設備、あらゆる小児整形外科疾患に対応できる我国最高の小児整形外科治療施設です。標準的な小児整形外科疾患はもちろんのこと、他施設で、にっちもさっちもゆかなくなった場合には頼るところはここしかありません。

たかせ整形外科のホームページ
元滋賀県立小児保健医療センター整形外科スタッフで京都で開業されました。患者さんの立場に立ってよく話を聞いてくれるやさしい先生です。悩みを抱えておられるご両親にとっては話をするだけで癒されるでしょう。京都ならびにその周辺で小児整形外科疾患でお悩みの方は、ここを訪ねてみてください。きっと明るい希望が見えてくるでしょう。

水野記念病院のホームページ
私の勤務先です。全職員が協力的なので気持ちよく働いています。すこしづつですが小児整形外科治療をおこなう環境が整いつつあります。やり甲斐のある仕事ができることに感謝の毎日です。


河口湖