BTOパソコンとは、買い手が購入時にパソコンの構成を自分に合うようカスタマイズできるパソコンのことです。
店頭で購入するよりも、低価格で自分に合わせてカスタマイズできるのが魅力ですが、購入に当たってはパーツについての知識が多少必要です。
せっかく自分にあわせてカスタマイズできるのですから、
自分に最適なパソコンを購入するために目的をはっきりとして入念に選びましょう。
複数のサイトで比べてみることも大切です。
こちらに目的別構成例があります。

@まずは目的を決めましょう
何に使うか
インターネットや文章作成だけなら、割と最小構成でも事足ります。
逆に、オンラインゲームをしたい、3DCGモデリングなど高負荷の作業を行う場合は、十分に余裕を持った構成にする必要があります。
また、TVを見たければTVチューナーや優れたディスプレイなどをつける必要も出てきます。
それと、予算もある程度決めておきましょう。決めておかないと価格が際限なく跳ね上がってしまったりしますから。

ノートかデスクトップか
ノートパソコンは小型なので持ち運びができますが、価格や性能などもデスクトップに比べ劣ります。
したがって、持ち運んだり、置き場所がないなど必要性がない限りデスクトップの方が安価で高性能です。
まあ、最近はノートパソコンもCoreDuoの登場で性能がデスクトップに匹敵するようになりましたが。


Aパーツを決める
CPUを決める。
インターネットや文章作成だけならCeleronD(M)やSempron、Turion64で十分です。
逆に3Dゲーム3Dモデリングなど高負荷作業をする方は、最低でもPentium4(M)やAthlon64、Turion64X2を選びましょう。
最近ではデュアルコアもあり、こちらの方が多くの場合性能は上です。
また、下手にクロック数が高い物よりも、2次キャッシュが大きい物の方が快適に動くそうです。
AMD社製のCPUは、クロック数こそIntel社製に及びませんが、並列処理能力が高いため、基本的にIntel社製の物と大差ありません。
Athlon64系はPentium4系にSempron系はCeleronD系に相当します。
ノート向けにTurion64というものがあり、これはベンチマークではPentiumMに相当していますが、CeleronM相当と言う人もいるので、どちらともいえません。

メモリーを決める
Vistaは最もシンプルなBasicが512MB、Aeroを使う場合には最低1GB必要です。
最低限度では、画像を多用したPDFファイルなどを開くと、不足気味になるそうなので、できればBasicで1GB、それ以上では1.5〜2GBほど欲しいですね。
あるいは、VistaはUSBメモリをメインメモリの補助に使えるので、メモリ増設に比べ低価格なUSBメモリを使うのもありですね。
しかし、ゲームや3Dモデリングなど高負荷作業をするなら2GBは搭載しておきたいです。
メモリが多いほうが複数作業に強くなるので、余裕があれば多少大目につんでおきたいですね。
ちなみにVistaはバックグラウンドサービスが多いため、起動の時点で500MBほど使用するそうです。

ハードディスクを決める
Vistaは最小でも20GB+15GB、推奨は40GB+15GBと、従来よりも多くの容量が必要です。
したがって多少多めに用意しておいたほうが後々いいかもしれません。
近頃は、大容量のハードディスクも安くなりましたからね。
また、30分につき1.8GB必要といわれている録画をするTVパソコンなどは、最低でも160GB以上は欲しいです。

グラフィックボードを決める
VistaAeroを使う場合、グラフィックボードが重要になります。
Aeroは従来CPUが行ってきた画面描写をグラフィックボードが行っています。
CPUへの付加が減る反面、グラフィックボードへの付加が増え、適当なものではAeroを使えません。
したがって、Aeroの最小スペック―DirectX9以上、128MB以上のグラフィックメモリ、ピクセルシェーダ2.0、1ピクセルあたり32ビットの色深度を満たしている必要があります。
また、3Dゲームを行うためにもグラフィックボードは重要です。
一般にGeForce6600以上の性能が必要とされています。

●その他
そのほかにも、LANやキーボード・マウス、ディスプレイ、プリンターなども選べることが多いので、ぜひ見てみましょう。
それとディスプレイなしでの販売もあるので、ちょっと注意が必要です。

●注意点
長く使うからといって、あまりにもオーバースペックにするのはよくありません(逆に最小限度にしすぎると、後で後悔しないとも限りませんが)。
ワンランク上程度ならば、大したコスト増にはならないのですが、ツーランクもスリーランクも上にするととんでもない価格になります。
実際、多くのソフトの推奨構成は、現在主流のパソコンのスペックと比べると3分の2あれば高いほうです。
今購入したパソコンがすぐに最小スペックを満たせなくなることはまずないです。
しかし、オンラインゲームなどの高スペックを要求するものに関しては話は別です。
逆に高スペックを要求するものに関しては若干余裕を持たせておいたほうがストレスなく扱えます。
その際のスペックは他ユーザーの話などを聞きながら決めましょう。
まあ、多めに載せておいて損がないのはメモリくらいでしょうか。
それでも相当な高負荷作業ででもなければ、2GBあれば十分です。


Bオプションを決める
Officeの有無。
エクセルやワードを使いたい方には必須ですが、価格が跳ね上がります。
同時購入だと19000円ほどからありますが、別個購入だと最低35200円、最高44616円です(06.08.29現在)。
価格を抑えたい方や、一応Officeが欲しいという方は、OpenOfficeやジャストシステムのジャストホーム3などもあります。
OpenOfficeはOfficeと高い互換性のあるフリーウェアですが、Officeを使い慣れた人にとっては多少使いづらいかもしれません。
使い慣れた人でよく使う人は、多少高くてもOfficeの方がいいかもしれません。
ジャストホーム3は希望小売価格が8500円(06.08.29現在)という低価格ソフトです。
Officeの代わりに、これらを選択するのも一つの手だと思いますよ。

サポートを決める
パソコンは大体2年ほど使うとどこかしら壊れる(経験上はハードディスク)ので、保障は長く使う上では重要です。
長く使いたいという方は、長めの保障をつけた方がいいでしょう。
長く使うには性能にも余裕を持たせておいた方が無難です(軽負荷作業のみなら別ですが)。

●付属ソフトウェアを決める
多くのメーカーではオプションにソフトウェアがあります。
同時に購入するとソフトが安く買えるなどお得な点もありますので、
ほぼ必要になるセキュリティソフトなどは同時に購入しておくとお得です。

こちらに目的別構成例があります。

メーカー名
説明
Dell
カスタマイズの幅が広い上、デスクトップが安く、周辺機器・ソフトも充実している。
また、サポートも最長4年に加え、各種サポートがそろっている。
HP(ヒューレットパッカー)
ノートパソコンは性能の割りに低価格。
ソーテック
シンプルで、低価格。保障も最長5年。
ソニースタイル
周辺ソフト・機器の幅は少ないが、名の知れたメーカーという安心感がある。
NEC Direct
安くはないが、カスタマイズの幅が広い。
保障は特別保障も選べます。
富士通
カスタマイズの幅は狭いが、性能の割にお得な値段。
マウスコンピューター
性能を上げても結構低価格で購入できます。むしろ高性能が安いです。
高性能機を安く買いたい方は一度ごらんあれ。
また、1年間の24時間電話サポートに加え、PC設置サービスもあります。

ショップで購入すると、安かったり、カスタマイズの幅が広いなどの利点がありますが、保障は及びません。
それに、ちょっと付け足すとサポートの割りに割高ということも多々あります。
ショップ系のパソコンは、自作が可能なくらいのユーザーでないと厳しいかもしれません。
しかし、ゲームパソコンなどを求めている人には、ゲームパソコンなどが用意されています。
ショップ一覧
説明
ドスパラ
パーツ販売店ですが、BTOもやっており、10万円を切れます。
クレバリー
性能を抑えることもできるので、価格を抑えられます。
3年保障が安いのはいいのですが、修理が持ち込みというのがつらいですね。
ただ、パーツショップのパソコンなので、改造はしやすいと思います。
TSUKUMO
低価格ですが、オプションは不足気味ですね。


間違いなどがあれば掲示板などでご指摘をお願いします。

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07.03.24:グラフィックボードを追加。全体に加筆・修正
07.02.06:Vista対応に修正
06.10.07:注意点を追加。全体に加筆・修正
06.09.18:全体に加筆・修正
06.08.31:ハードディスクなどに加筆・修正
06.08.30:CPUとメモリなどに加筆・修正
06.08.29:Officeとメーカー一覧などに加筆・修正
06.08.28:アップロード