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2001年北海道


6. 函館〜大間〜恐山〜柏
checkblue.gif 9月17日(月) 天気:晴れ checkblue.gif

朝、函館からフェリーに乗って青森の大間港へ。
大間には2時間弱で到着した。
本州最北端の大間岬まではそこから5分程。

おお〜今日は快晴の天気で、海の向こうには北海道が見える。わずか20キロ位の距離なんだよね。
ついさっきまであっちに居たんだよな〜

ちょっとした公園のような場所に最北端の碑が立っていたんで、そこで記念撮影をした。
団体のバスが次々に到着してくるので直ぐ出発。

大間岬.jpg
「本州最北端の大間岬。天気がいいんで北海道もよく見える」

東北も北海道と同じようにいい温泉が沢山ある。
函館から下北半島に渡ったのはその温泉に入りたかったからだ。 ただ帰るだけなら青森行きフェリーに乗ればいいんだけど・・
温泉の名前は奥薬研温泉。雑誌で見かけて行ってみたいな〜って思ってた温泉なんだ。

海岸沿いから山道に入って10キロ程走ったところで、奥薬研の看板が見えたので「そろそろかな・・」キョロキョロしながら走っていた。

と、実はここで失敗!道を間違えてしまう。
「←奥薬研温泉かっぱの湯」の看板があったのでそれを信じて道を左に曲がったら急に林道の舗装していない道になった。

夫婦かっぱの湯.jpg
「苦労の末?たどり着いた夫婦かっぱの湯。あ〜気持ちいいー」

かっぱの湯.jpg
「こちらかっぱの湯。緑が一杯!ロケーションが抜群によい」


かっぱとポーズ.jpg
「温泉にご機嫌!後ろのかっぱの像と同じポーズで一枚!」

「う〜ん、さすが東北の秘湯。そう簡単にはたどり着けないんだな〜」と勝手に納得。
「まあ、行けないことも無さそうだし、そんなに長く走ることもないだろう」と林道を進んで行った。
が・・・走れど走れど温泉が無い。道は細いし車や人とすれ違う事も無く、エンジンを止めるとシーンとしてちょっとした恐怖感まで出てきた。

「こ、これは・・道が違うんじゃ・・」と、ようやく気が付いてUターン。 元の道に出て看板の所へ戻ってよく見ると、看板の先じゃなくて手前を左折すればすぐ温泉があったのだ。
慣れない林道を走ってドッと疲れが出たよ。

奥薬研温泉は無料の温泉が2つ。
「夫婦カッパの湯」と「かっぱの湯」だ。

「かっぱの湯」は廃屋となったホテルの裏側にあって、男女別の脱衣所があるけど混浴になっていた。
湯船のふちにかっぱの像がチョコンと鎮座している。
入るとちょっと藻が底にあって気になるといえば気になるが、鬱蒼とした緑に囲まれた川沿いのロケーションは格別。 人の気配に上を見上げると、橋の上から丸見えだった(笑)

「夫婦カッパの湯」は公園内のレストハウスを抜けたとこにあってここは男女別。 こっちも川沿いの露天でとても落ち着ける。
ちょっと苦労?したけど来て良かったよ。

カッパの湯でかなりのんびりしてしまったが、下北半島と言えばやはりここは外せない恐山へ。

奥薬研温泉からは奥深い森の道を15キロほど、湖畔の傍に異様に大きな山門が見えた。
入口で入場料を払って境内内へ入る。

あのテレビとかでよく見る荒涼とした風景も実は境内内にあった。 とにかく境内内が広くて、「血の池地獄」だの「賽の河原」だの「無限地獄」だのと言った地獄巡りもあって楽しい(?)。 所々に高く詰まれた石や、なぜか風車が沢山地面に刺されてカラカラと乾いた音をたて回っている風景が不気味。
イタコに会えるかな?と思ったけど、そういう感じの人達は居なかった。

意外にもここの境内内に温泉があって入場料を払った人は無料で入れるんだ。
俺もちょっと入ったけど、なんとなく大勢の見えない方が入っているような・・(笑)

恐山.jpg
「恐山。かなり観光地化しているものの不気味な雰囲気」


八戸.jpg
「旅も終わり。八戸ICから一気に帰りま〜す」

領収書.jpg
「おまけ。北海道最北のホクレンGSで入れた時の領収書。
よく見ると名前の所が・・・」

東北で一泊して行こうか?と思ったけど、明日から天気が崩れるらしいので今日の内に一気に帰ることにした。 恐山から下北半島を南下して八戸ICに乗ったのは夕方の4時。 そこからは東北道をひたすら走って柏に着いたのは午前1時!
この日だけで800キロ以上走った事になる(汗)。

今回の旅、始めはトラブルその後は台風と不安だったけど、終ってみればやっぱり楽しい旅だったな。
何度行っても北海道はまだまだ魅力のあるところ、きっとまた行ってしまうんだろう(笑)

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