2001年北海道 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
4. 美瑛〜宗谷〜羽幌 | ||
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9月14日(金) 天気:晴れ | ![]() |
天気は晴れ! 「星の庵」の手作りパンを食べて、さあ北を目指すぞー! 美瑛を出て旭川までは車も混んでいたけど、 そこを抜ければいつもの北海道。すれ違う車も少ない。 途中の幌加内は美味しい蕎麦の生産地日本一で有名なところ、 蕎麦好きの俺としてはここはチェックしておかなければ! と、道の駅「森と湖の里ほろかない」でトイレ休憩がてら食事。 うん、美味い、美味い。 朱鞠内湖のパーキングに到着。 日本最大の人造湖とういのを眺めて見る。 そしてこの辺りは日本最低気温が記録された場所。何とマイナス41.2度! 公式記録じゃないらしいけどね。何かと日本一が多い場所だ。 美深峠、天北峠と山間部を抜けて走る走る。 再び道の駅「ピンネシリ」で休んでいると、 出張に来ていてこれから札幌に戻るという兄ちゃんに話しかけられた。 「これ、なんてバイクっすかあ?」バイク好きの彼と20分ほど話し込んでしまう。 先はまだまだ長いというのに・・・でもこういうのが旅らしくて好きだなあ。 |
「日本最大の人造湖・・・ってあんまり写ってないね」 |
「猿払村付近、北海道らしい景色で一枚。牧草地がずーっと向こうまで続いているよ」 |
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「青い青いオホーツク海。こんな綺麗だったんだ〜」 |
やっと海が見えた!オホーツク海だ! 一昨年ここらを走った時は雨と霧で景色なんて楽しむ事も出来なかった。 でも今年は全く印象が違っていた。 海が青く澄んでいてとても綺麗! アップダウンのある海岸線沿いの道は最北端の宗谷岬へと続いている。 こういう時はただ走っているだけなのになんだか嬉しくなっちゃうんだよな〜 |
「最北端宗谷岬!今、日本の中で俺が1番北にいるんだぜ!」 |
右手に真っ青なオホーツク、左手には鮮やかな緑の牧草地が広がって、 ず〜っと走っていたいような道に家屋がポツポツと現れると宗谷岬へ到着。 99年には冷たい雨の中で写真を一枚撮って逃げるように去った場所。同じ場所とは思えない! 樺太は見えなかったけどここの景色も素晴らしい。 ただやっぱりこういう天気だと観光バスも多い。 でもそのほとんどが、バスを降りたらすぐさま最北端碑をバックに写真を撮ってまたすぐバスに戻って帰ってしまう人達が多かった。 せめて丘の上にある「旧海軍望楼」くらいは見て欲しいよなあ・・と思う。 |
「宗谷岬に穴場のポイントがあるよ」と前の宿のライダーに聞いていたのが「宗谷丘陵」。 「みんな岬には行くけど宗谷丘陵へは寄る人が少ない、でも天気が良かったら絶対行っとけ」と言われて楽しみにしていたんだ。 岬からすぐ丘の上に登るきつい坂道があって、それを超えると丘陵地帯の入口になっていた。 すると・・・「おお〜っ!」思わず上げる歓喜の声をあげてしまった。 緑の丘が宗谷灯台の方まで広がっている。 そこはさっきまでの岬のざわざわした雰囲気とはまるで違って、穏やかな時間が流れているようだ。 所々に放牧された牛達がのんびり草を食べている。 振り返れば丘陵の先にすぐ海が見えてこれもまた絶景!空の青、さらに濃い海の青、そして丘の緑のコントラストに感動! う〜ん、今回の旅ナンバーワンの場所でしょう、ここは。 ホントおすすめしちゃいます! 寄り道程度の時間で丘陵地帯を回れるのでもし宗谷岬へ行ったらぜひ寄ってほしいところだ。 |
「ここが宗谷丘陵です。どう?すっごくいいとこですよー!」 |
「思わずのんび〜りしちゃいます。後ろは宗谷の灯台」 |
「どこまでも続くようなオロロンラインを一気走りでちょい疲れた・・」 |
「このまま今日は稚内に泊まろうか・・」 のんびりしていたからもう4時前。 でも「今日はもっと走っていたい」という気持ちが・・・ 「海に沈む夕日を眺めながら走るのもいいよな〜」とまた走り出した。 稚内市内を抜けて日本海側に出ると、ライダーには有名なオロロンライン。 直線道路が彼方まで続いている道で北海道に来たライダーなら絶対と言っていいほど走る道。 右手に海に沈む夕日と利尻山を眺めながらひたすら爆走する。 よく考えると宿まであと180キロくらいあったりして・・(^^; 「うおおおっ!日が暮れてしまう〜」 案の定、羽幌に着く前に日が暮れてしまい、宿を探すのに一苦労してしまった。 今までの鬱憤を晴らすような今日のツーリング。 今日だけで500キロ以上は走っただろう。 でも本当に今日は楽しかったなあ。 |
「羽幌の夕焼け。はあ〜北海道に来てやっぱり良かった」 |
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