ぼくの思うことを書くね。がんばって、書くね。

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2006年1月30日(月) : 防波堤
海にある防波堤のブロックの上へ
ビキちゃんはトンっと乗っかり、歩くことができる。

僕は、以前にブロックの隙間に足が落ちたり、
ブロックの穴に前足がはまったりしたので、
尻込みをした。

どうしたものだろう?
乗っかる勇気を持つべきか、
ビキちゃんに上から『弱虫っ!』となじられようが、
保身に全力を尽くすべきか、

僕の小さな脳みそはフル回転したのだった。


2006年1月28日(土) : っちーっすっ♪
車の扉が開くと、
海に向かって一気にダッシュ!

近くにいたおばさんが
「まぁまぁ元気なわんちゃんね」と
声をかけてくれた。
『うんっ♪
 僕達とっても楽しいんだよ。』と
お返事する間もなく、
僕らは遠くに走り去っちゃったけど。

おや?
おじさんにだっこされてぶるぶるしている
お友達発見!!
小さくて、本当に小さい人・らしい。
5ヶ月のパピヨン君はちょび君だって。
『はじめましてぇ~』
って、ご挨拶したら、
『僕、初めて海に来たんだ。
 お兄ちゃん、海は怖いところ?』
『ううん。大丈夫だよ。
 海はね、楽しいところだよ♪』

そのうち、ちょび君は僕のおちんちんを
くんくんして、遊ぼうポーズをしてくれた。
本気で遊ぶと潰しちゃいそうだから、
黙ってちょび君のボディアタックを
受けていた。

また、会おうね♪

2006年1月26日(木) : 平和主義
「バッキャロウ!」と怒鳴り声が聞こえてきたから振り向いた。

「トレルさん。」と優しい声で
けいず。さんが僕にお皿咥え遊びをしてくれてた時だった。
『どうしたのかしら?』と
ビキちゃんも立ち止まった。

いつも会う柴犬くんのおじさんに、
いつも会う逞しい大きいくんのおばさんが、怒鳴っている。
柴犬くんの今日の出で立ちはお首にネッカチーフを
巻いてお洒落をしていたのに、
お尻の毛が乱れて少し濡れている。
『どうしたの?』
『いやぁ、アイツに噛まれたんだ。』
『大丈夫かい?』
『うん。でも2度目だから、おとうちゃんが怒ったんだけど・・、
 人間同士で噛み合いになりそうだな。』

僕は少し考えた。
僕らは犬だから、カミカミでコニュニケーションすることは
よくあることだ。
逞しくて大きいくんは、僕らには近付いてこない。
ちょこっと挨拶をすれば、何もしないし、
嬉しそうに、リードをたるませて
おばさんと歩くお利口さんな印象だった。

でも、今の状況はちょっと違うらしい。
『お大事にね』
『うん。大丈夫だよ。ありがとう。』
と、柴犬君は走って行っちゃった。

気が合う、合わないは僕らの世界でもあるから
しょうがないのかなぁ。
でも、人間の「死ねっ!バッキャロウっ!!」は
いただけない、と思うんだ。

2006年1月24日(火) : おごり
「おじいちゃんに買ってもらいました♪
 よかったねぇ~」

朝からおかあさんは
おじいちゃんにたかっていた。
これは戦利品だそうだ。

ご飯の時、
おじいちゃんの膝にあごを乗っけると、
お菓子の瓶からおやつがもらえるんだ。
おじいちゃんはとても嬉しそうなんだよ。
僕も嬉しい♪

あれ?おかあさんが僕らのおやつを食べているぞ!?
「味見で~す」
だって。
ちゃっかりしてらぁ~。

2006年1月22日(日) : バナナとりんご
ガラガラ、カチャカチャ、チンッ!
朝になると台所で音がする。
僕はとても眠いから、
お布団の中でぐずぐず、むにゃむにゃ、しているんだ。

むくっと起き上がるのはビキちゃんさっ。
おじいちゃんに『障子を開けて』って言っている。
・・・・・、そうだっ!!
バナナとりんご時間なんだっっ!!
僕もむくっと起き上がって、台所のガラガラの前に行く。
「あらっ、起きてきたんかね。
 寝ちょってえぇんよ。」
おばあちゃんがガラガラを開けてくれれば
こっちのもんだよ♪

今朝はどっちかなぁ~?
おばあちゃん、急いでっ!!
早くしないとおかあさんが起きてきちゃうよっ。
わぁい、今朝はバナナだぁ~。

これは【おめざ】というらしい・・・。

2006年1月20日(金) : お返事
僕すごい事ができるようになったよ♪
「うォうヵうェうわん。リナサァ~イ・うぉ~~ん♪」
が言えるんだっ。

おばあちゃんがお仕事から帰ってくるのを
ビキちゃんと『そろそろかなぁ~?』って
いつも玄関で待っているんだ。
そして「ただいまぁ~」っておばあちゃんが言うと
嬉しくってっさぁ~。
『お帰りなさぁ~い』が言えるようになったんだよ。

僕はひょっとすると天才犬かもしれない!
すごいだろうぉ~♪

でも、朝起きても
「うォうヵうェうわん。リナサァ~イ・うぉ~~ん♪」
ってお返事したら
「まだ、どこにも行っちょらんよっ」って言われた。
お返事には使い方があるらしい・・・。

2006年1月18日(水) : お宮さんの裏
うほっほぉ~い!!
今日はお宮さんの裏の広場で遊ぶんだね♪
2回目だから、くんくん、ちぃーーー、くんくん。
僕は一回りじっくり時間をかけてチェックしたんだよ。

とても広くていっぱいダッシュができるんだ。
おや?向うからちびっこがやって来た。
3人もいるぞ。
「わんわぁ~ん」って叫んでる。
なでなでしてくれてありがとう♪

おや?おじいさんがやって来た。
ぼくらのかけっこを見て、にこにこしているぞっ。

新しい遊び場は、木がたくさんあって、
色んな匂いがして、愉快だった。
僕らの貸切だったよ。

2006年1月16日(月) : 野を越え、山を越え
お天気は曇り。風は吹いていません。
海のざっぶぅ~ん音が良く聞こえます。

「今日はダッシュしませ~ん。歩いてくださぁ~い」
僕はえぇ~とか言わずに、すぐに納得しました。
なぜなら、ビキちゃんが昨日から
後ろ足をひょこひょこしているからです。

『どうしたの?』と聞いても、ビキちゃんは
『わからないの・・・』と哀しげです。
おかあさんっ!ビキちゃんが辛そうだよ!!
うぅぅっのビキちゃんは好きじゃないけど、
辛そうなビキちゃんを見るのはもっと好きじゃないよっ!
「そうだね、少し歩いて様子を見ましょう。
 わかったぁ?トレル??」
はいっ、了解ですっ!!

僕は、ビキちゃんとくんくんごっこをしたり、
ビキちゃん、頑張って!って、ソフトどんっしたりして、
励ましてあげました。

これまで小川の先まで行ったことはありません。
ぴょぉんっ。じゃぶじゃぶ。
初めて小川を越えて、振り返ると、
いつも居るゴルフのおじさんが小さくなりました。

岩がゴツゴツしています。
松の木がいっぱい生えてます。
砂が少し大きめです。
浜辺は斜めになっています。

『ビキちゃん、大丈夫?』
『うん、ちょっと違和感あるけど、大丈夫みたいよ。
 こっちの浜辺も楽しいわね♪』
よかったぁ、ビキちゃん少し元気になってるよ。
ちょっと嬉しくなりました。
おかあさんもとても嬉しそうなお顔をしてました。

車に乗って帰る時、ビキちゃんを先に乗せてあげました。
「おっ、ジェントルマンじゃんっ♪」
と訳のわからない言葉をおかあさんに言われたけど、
ちょっと大きくしっぽを振ってみました。

2006年1月14日(土) : キレた
いつものように、ふかふかお布団に頭を入れて、
僕はぐっすり眠っていた。
横にはおかあさんがいて、安心して眠っていたんだ。

夜中ごそごそビキちゃんが動いていた。
しばらくしても、ごそごそ動いて、
僕の方にやってきた。
なんだか僕はしゃくに障って、
「うぅ、わんわんっ」と抗議した。
ビキちゃんに反乱をおこしたんだ。

『あちゃぁ~、やり返されるっ』って首をすくめたら
ビキちゃんはちょこんとすわったまま、
きょとんとしちゃった。

たまにはキレてみようと思った。
いいよね?

2006年1月12日(木) : ぽかぽか
ぽかぽか陽気です。
お外でしこたまビキちゃんと日向ぼっこして、
ダッシュしに海へ行って、
車の中もあったか~くて、
いつもよりはぁはぁが凄いです。

では、僕は一休みさせて頂きます。
ぽかっ!
・・・・はい、ビキちゃん。
ソファからおりますので殴んないで下さい。

今日は全部ぽかぽかです。

2006年1月10日(火) : 探検
ロッチャンママからお荷物が届いたんだ。
僕のお気に入りボール♪
ありがとう!!ロッチャン元気かい?

その中に、探検隊服も入っていた。
【迷彩柄】というらしい。
おかあさんに着せられて、
「とれ隊員!びき隊員!ターゲットを調査して来い!」
と、訳のわかんないことを言われた。
でもビキちゃんは解ったらしくて、お庭に飛び出した。
んじゃ、僕もついて行こうっと♪

突然、ビキちゃんが止まった。
どおしたのぉ~?
しっ!何かいるわっ!!(じぃぃーーー
んじゃ、僕もじぃぃーーー。
何にも見えないから、しっぽを振ってみた。
風をおこしちゃダメっ!しっーーぃ!!
はぁい、しっーーぃ。。。

くるんっと向きを変えて、ひとっ走り行ってきます!
何がいるんだろうぉ???

2006年1月8日(日) : 合体
怪獣君たちは帰ったらしい。
玄関のがらがら扉は、一日何回も開いたり閉まったり
しなくなった。
廊下を走る音は僕とビキちゃんだけになった。

ビキちゃんは文ちゃんとお別れして寂しそうだ。
だから、海で遊ぶ時いつもより多くビキちゃんに
どーーんっ♪をしてあげた。
ちょっとビキちゃんは嬉しそうだったよ。

どーーんっ♪し過ぎたら、ビキちゃんと合体した。
頭一個に足八本。
僕らは妖怪『あしあし』だっ。
妖怪『あしあし』は合体したり、離れたりして、
敵を欺くのが得意な戦法なんだ。
合体したら、力が2倍になって力持ち。
離れたら、速さが2倍になってスピーディなんだよ。

けたけた。僕は毎日楽しいんだっ♪

2006年1月6日(木) : 僕にもおくれよ
ふわふわ。美味しそうだ。
どうして皆は一日何回も食べれるんだろう?
美味しいかい?怪獣くん?

あっ、一口入った。
あっ、また一口入っていっちゃった。

ちょっとしっぽを振ってみた。
「ダメだよ、トレル。食べれないんだよ」
そ、そうなのか。
怪獣くんは食べれるのに、僕はダメなのか。

美味しそうなのになぁ。
おっこちてこないかなぁ~。

2006年1月4日(水) : どこ?
「おちっこしてください」
お外は真っ暗で、ビキちゃんにくっついてお庭に出る。
ちぃぃーーー。
僕はたいがい寝ぼけているので、
ふらふら歩いていると、
どこだ?ここ??

くんくん、くんくん、しても思い出せない。
そのうち目が覚めて、キョロキョロして、
駐車場にたどり着いた。
車も眠っているらしい・・・。

もう一度キョロキョロする。
どっちに行けばいいんだっけ?
入り口はどこだっけ?
ビキちゃんがいない・・・。ワカラナイ・・・。

電気がついて、「とれるぅ~」とおかあさんの小さな声が
聞こえてくる。
てけてけ・・・てけてけ・・・。
「ここっ!とれるっ!!」
あった、入り口。
おやすみなさいzzz・・・・。

2006年1月2日(月) : ふくをやっつけろっ!
今夜はどんな食べ物かなぁ~。
たのしいなぁ~。
順番に皆の側に近付いて、見上げるんだ。
吠えたり、手を出したり、そわそわはしちゃダメだよ。
そぉ~っと、息をひそめて、
よだれを垂らしてみる。

薄っぺらいふく。味なんかわかんないけど、
人間は拝んで食べているから、相当美味いらしいぞ♪

マテマテしてますよぉ~。
まだですかぁ~?
んっ?これはふくですか?
お肉に見えるんですが・・・。

僕、マテマテしすぎちゃったのかなぁ
???

新年スタート♪僕はいつでも頭は春だよ。

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