「咲-Saki-」舞台ツアーガイド

−全国版−



 本記事は、2008年冬コミで頒布されたCD-ROM、「QLAND 舞台探訪レポート 2008_WINTER」に掲載された同名の記事を加筆修正したものです。


 長野県を中心として、全国に存在する「咲-Saki-」の舞台。
 その、現在までに判明した全ての舞台について、エリア毎に見どころから撮影時の注意点,交通手段まで、多角的に紹介します。
 『こんな舞台ガイド、めったにないんだからね!』

念のための注意事項
 本ガイドおよび他の「咲-Saki-」舞台探訪記は、原作およびアニメの背景を元に管理人が独自に取材および推定したものです。
 原作者やアニメスタッフが公式に舞台の場所に関して発表した事実にもとづくものではない事をご了解下さい。

−「咲-Saki-」舞台探訪 全国地図−

舞台探訪者の心得
 ・探訪先では、地元の人の迷惑にならないように行動する。
 ・観光地でない場所や公共施設でない場所への探訪,撮影には十分注意する。
 ・探訪者の多い場所での行動は控えめに。
 ※現地は、地元の方々が生活する場所です。
 「もし自分の家の近くに他人が来た時に、して欲しくない事は?…」と想像力を働かせて、現地でのマナーには十分気をつけましょう。
 →協賛サイト:舞台探訪ルール


1.長野県 北信エリア
所在地
長野県長野市大字鶴賀 付近
主な背景
第32局[先輩]扉絵,第38局[結託]扉絵など
関連キャラ
モモ、かじゅ先輩、佳織、睦月
おススメ度
◎(単行本派の人は○)

 北信州エリア、またの名を「鶴賀エリア」。
 長野県長野市内の、その名も『大字鶴賀』付近にあり、(主要キャラとしては)鶴賀学園のキャラの背景にしか使われた事が無いという、前代未聞のエリア。

 特にオススメの場所は、モモとかじゅ先輩がデートの待ち合わせをした、権堂町の秋葉神社。絵になる場所です。
 また、単行本では未登場ですが、善光寺のある城山付近に、第45局[解放]の扉絵と、同じく第45局でのかじゅ先輩とモモの下校シーンの背景があります。

 権堂町周辺は一般民家が少ない点は安心ですが、人通りが多いためシャッターチャンスは難しい場所です。
 また、城山地区付近は住宅地ですので、来訪される場合はくれぐれも住民の方の迷惑にならないよう、静かに行動しましょう。

 県外から訪れるのであれば、せっかくなので長野市の象徴、国宝である善光寺の観光も兼ねたいところ。
 微妙な味の「門前みそソフトクリーム」もチャレンジしがいがあるかも?(微妙な紹介だな)

 交通手段は、県外からなら電車、高速道路共にアクセスが良く、首都圏からは長野新幹線が使えます。
 長野駅前で第23局[追撃]の背景を撮った後は、権堂町までは長野電鉄が便利です。


2.長野県 中信エリア
所在地
長野県塩尻市,下諏訪町,茅野市など
主な背景
県予選会会場,第28局[異変]で衣が行ったお寺,第4巻総扉絵など
関連キャラ
咲、のどっち、衣など
おススメ度

 作品中で最大の背景数を誇るエリアです。
 実際には、塩尻市と、諏訪湖畔、そして八ヶ岳山麓の3ヶ所に別れています。

(1)塩尻市
 予選会会場、そして衣の会場脱走編が見どころ。
 特に『衣の会場脱走編』は、ストーリー中の場面と現地の位置関係が見事に一致しており、小林先生の驚異的な作り込みの丁寧さが良く分かる、屈指の名所です。
 一般民家がほとんど無く、人通りが少ない点も撮影向き。
 なお、駅近くの立体駐車場は、現在月極駐車場となっており、利用者以外立入禁止となっていますので、立ち入らないよう、お願いします。

 交通手段は、県外からなら電車、高速道路共にアクセスが良いです。


(2)諏訪湖畔(下諏訪町)
 第1巻での咲とのどっちの会話シーンの場所です。
 この場面しか無いため、コンプリートを目指す猛者向きのレアアイテムと考えた方が良いでしょう。

 交通手段は、少し歩きますがJR下諏訪駅から歩いても行けます。
 車だと岡谷IC,諏訪ICどちらから行っても少し面倒です。というのも、諏訪湖周辺は道路が限られている上に混雑するため、県外者には走りにくいからです。

 観光を兼ねるなら諏訪湖見物も良いですが、駆け足で回っても良さは味わえません。諏訪大社参拝(=「東方」舞台探訪)などと合わせてゆっくりしてってね?
 諏訪湖周辺には(高めですが)温泉旅館も多数あるため、予算があるなら探訪のベースにする手もアリ。
 夏の諏訪湖花火大会は見事ですが、当日は大勢の人出で周辺の移動,宿泊共に難しくなるのがネックです。その代わり、盆の前後は毎晩プチ花火大会が開かれており、こちらはお手軽に楽しむことが出来ます。

(3)八ヶ岳山麓(茅野市,原村)
 清澄メンバーの背景として良く登場する、別名『清澄エリア』。
 “校内合宿所”のモデルとして、咲とのどっちが歩いた乙女滝などがある蓼科高原は、春〜夏〜秋にかけてとても美しく、交通手段さえ確保出来るなら観光目的としても、撮影対象としても魅力的です。
 一方で原村は、第26局[理論]扉絵の火の見櫓のある辺りは一般集落の中ですので、撮影対象として積極的にはオススメ出来ません。もしも行く場合には慎重に、静かな行動を心がけましょう。

 このエリアは、交通手段が限られており、車でしか行けません。
 自家用車かレンタカーとなりますが、観光シーズンの長野方面の高速道路は行きも帰りも渋滞するため、レンタカーの方が無難です。
 (他のエリアも同様ですが)自家用車の場合、渋滞を見越して余裕のある計画を立てましょう。






3.長野県 南信エリア
所在地
長野県飯島町,飯田市
主な背景
第4巻 表紙/裏表紙,第44局[咆号]背景など
関連キャラ
咲、のどっち、優希、モモ、キャプテン、華菜など
おススメ度
◎(単行本派の人には△)

 (1)JR七久保駅(飯島町)
 この場所もレアアイテム狙いの猛者向きです。
 第2巻 P122で「咲たちの地元の駅」として一番最初に舞台特定されながらも、その後は主要な舞台としては第4巻 裏表紙にしか登場してないからです。
 また、他の場所から離れており、交通の便が悪いのも難易度が高い要因です。
 一般民家が無く、人通りが少ないので気兼ねなく撮影出来るのが唯一の救いかも?

 (2)風越山麓(飯田市)
 北信の「鶴賀エリア」に並ぶ、南信の「風越エリア」。
 長野県飯田市内の、その名も『風越山』山麓にあり、主に風越女子のキャラの背景として登場するという、これまた前代未聞のエリアです。
 …なのですが、単行本として登場しているのは、第4巻表紙だけなので、単行本派には積極的にはオススメ出来ません。

 舞台の場所は住宅地や学校付近ですので、来訪される場合はくれぐれも地元の方の迷惑にならないよう、静かに行動しましょう。

 交通の便の悪さは、このエリアの最大の難点。
 電車では、JR飯田線の便の悪さがネックです。鉄道ファンならそれはそれで楽しめると思いますが…。
 高速道路も、名古屋方面からなら比較的近いですが、他の方面からは遠いです。


4.東京都 武蔵野エリア
所在地
東京都武蔵野市
主な背景
予選会会場内部として多数
関連キャラ
部長、のどっち、透華、はじめ、モモなど
おススメ度

 予選会会場のモデル−その2−である、武蔵野陸上競技場です。主に会場内部の背景として多数登場しています。

 が、オススメ度を「△」としたのは、ひとえに、人が多くてシャッターチャンスが限られる点にあります。
 本来の施設の利用者と管理の方の迷惑にならないよう、慎重の上にも慎重が求められる場所です。せっかく行ったのに撮影出来ない場合も多々あります。

 交通手段は、「マリみて」の舞台でもあるJR三鷹駅からバスに乗り、武蔵野市役所前で降ります。
 首都圏の方には手近だと思いますが、上記したように「お手軽」な場所とは言えません。


5.東京都 湾岸エリア
所在地
東京都港区
主な背景
第4巻収録の番外編
関連キャラ
衣、透華、はじめ、純
おススメ度

 第4巻収録の番外編「ふわふわ衣にタルタルソース」に登場した舞台です。
 登場がその話だけにもかかわらず、これがオススメ度「○」なのは、ここに「咲-Saki-」の背景美術のエッセンスが詰まっているからなのです。

 それは、恒例の精細な描写に加えて、『キャラの移動に合わせた複数のカメラアングルの背景』が登場すること。それは、作者がある程度ストーリー中での使われ方を想定しながらロケした事を示しています。「咲-Saki-」の制作過程が垣間見える、貴重な物件と言えるでしょう。

 人通りが少ないのも撮影向き。ただし、交差点では車に気をつけて。誰かと一緒に行って、車を見張りながら交代で撮影するのが良いでしょう。

 交通手段は、JR新橋駅からゆりかもめに乗って芝浦ふ頭駅で降りてすぐそば。アクセスが良く、またコミケの行き帰りに寄る事が出来るのもオススメな点です。


6.奈良県 橿原市エリア
所在地
奈良県橿原市
主な背景
第31局[阻止]扉絵
関連キャラ
透華、はじめ
おススメ度
×

 超レアアイテム−その1−。第31局[阻止]にのみ登場した舞台です。
 他の舞台から非常に離れている上に、背景1枚分しかないため、地元の方,もしくは何かの都合でこの付近に出掛ける方にしか向かないでしょう。

 交通手段は、例えば近鉄奈良線から近鉄橿原線→近鉄吉野線と乗り継ぎ、近鉄・岡寺駅で降りて、徳応寺を目指して歩いて1kmぐらいです。


7.宮城県 仙台市エリア
所在地
宮城県仙台市 瑞鳳殿
主な背景
第3巻総扉絵
関連キャラ
咲、のどっち
おススメ度
×

 超レアアイテム−その2−。第3巻総扉絵にのみ登場した舞台です。
 ここもまた、他の舞台から非常に離れている上に、背景1枚分しかないため、地元の方,もしくは何かと合わせて回る方向け(今なら「かんなぎ」?)。
 観光地である、伊達家の霊廟の瑞鳳殿にあり、写真撮影が問題ない点は利点です。

 交通手段は、JR仙台駅からるーぷるバスで15分です。