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「痛み」は、あらゆる疾患に伴うひとつの症状であって、単一の疾患ではありません。例えば、頭痛といっても、肩凝りからくるものから、生理時に関連しておこるもの、さらには脳腫瘍、くも膜下出血といった重病まで考えなければなりません。痛みを局所的ではなく、体の変調の訴えととらえ、患者様の全体的な問題としてとらえております。そこで対質や体のバランスを改善するために漢方薬を処方します。その結果、歪によって生じていた疼痛を除去します。また、痛み以外でも漢方薬を処方しています。
診察方法は、よく見(望診)、話や声を聞き(聞診)、質問し(問診)、体に手を触れ(切診)ます。
当院での漢方診療の流れは次のようにしています。
1.最初に漢方専用の問診表に記入していただきす。
2.実際に問診を行ないます。
3.診察方法は、舌診(舌の表面と裏を診ます)、脈診(手首で脈の強弱を診ます)、腹診(お腹を触ります)を行ないます。
以上よりその人に合う漢方薬を考えていきます。
処方例
帯状疱疹後神経痛:桂枝加朮附湯、麻黄附子細辛湯など
腰痛:牛車腎気丸、八味地黄丸、疎経活血湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、桂枝加朮附湯など
変形性膝関節症:防已黄耆湯、越婢加朮湯など
肩凝り、背部痛:葛根湯、当帰芍薬散、加味逍遥散、桂枝茯苓丸、六君子湯、呉茱萸湯など
片頭痛:当帰芍薬散、加味逍遥散、桂枝茯苓丸、呉茱萸湯など
月経不順、月経困難症、月経前緊張症:当帰芍薬散、加味逍遥散、桂枝茯苓丸、温経湯、きゅう帰調血飲など
生理痛時:芍薬甘草湯
更年期障害:当帰芍薬散、加味逍遥散、桂枝茯苓丸、女神散、桃核承気湯など
冷え症:人参湯、六君子湯、大建中湯、当帰芍薬散、加味逍遥散、桂枝茯苓丸、桂枝加朮附湯、真武湯など
疲労倦怠、夏ばて:補中益気湯、十全大補湯など
便秘:麻子仁丸、潤腸湯、大黄甘草湯
気管支喘息、咳:麦門冬湯、麻杏甘石湯、小青竜湯、柴朴湯、滋陰降火湯など
アレルギー性鼻炎:小青竜湯、麻黄附子細辛湯、苓甘姜味辛夏仁湯など
不眠症:サフラン
虚弱児
1.すぐ風邪などをひくタイプ:小柴胡湯、柴胡桂枝湯など
2.胃腸が弱いタイプ:六君子湯、人参湯、小建中湯、桂枝加芍薬大黄湯
3.すぐ疲れるタイプ:補中益気湯、十全大補湯など
4.頭痛、めまいを起こすタイプ:五苓散、半夏白朮天麻湯、苓桂朮甘湯
5.神経過敏タイプ:抑肝散、桂枝加竜骨牡蠣湯、甘麦大棗湯
以上一部ですがお困りの症状があり漢方希望の場合はご相談ください。
漢方も保険診療です。